さとうきび畑の唄

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 今日の8時からの「うたばん」という音楽番組に、森山良子が出ていました。彼女は、今話題の森山直太郎のお母さんとして有名ですが、我々の世代には直太郎が彼女の息子であるわけです。彼女は、日本のフォークソングの女王でした。

 彼女の歌「さとうきび畑の唄」と「涙(なだ)そうそう」(沖縄の言葉で、涙が出ること。彼女のお兄さんが24歳でなくなり、その思いを歌ったそうです)がヒットしています。その歌のいわれが話され、彼女が歌いました。歌の意味を知って聞くと感動もひとしおです。

 「さとうきび畑の唄」はお正月に明石家さんまと黒木瞳の共演でテレビドラマ化されました。皆さんは見ましたか?もし、見ていないならレンタルビデオも出ているから見てください。なかなかの感動ものですよ。太平洋戦争の時の沖縄戦で平凡な一家が無惨にも引き裂かれていく様を描いていますが、このドラマの主題歌がこれでした。というより、この歌が先にあってドラマができたと言った方がいいかな?

 この歌のできたいわれは、この歌の作詞家が沖縄にきて、広大なさとうきび畑の中にたたずんだ時、<ざわわ ざわわ>という音が、戦死した人々の叫びに聞こえたそうです。そして、2度と同じ過ちを繰り返さないようにとの思いで作ったそうです。