私の趣味<読書>
昨年の秋に、東野圭吾の「白夜行」を見ました。それまで、日本の現代小説をバカにしていたのですが、この本で目覚めました。ストーリーがおもしろく、1週間ぐらいで読んでしまったことを憶えています。唐沢雪穂という悪女が出てきますが、彼女の魔性を秘めた美しさと魅力の虜になりました。その後、柔らかな頬(桐野夏生)理由(宮部みゆき)を読んだ後で、天童荒太の「永遠の仔」に出会い、そのすばらしさに彼の大ファンになりました。運命的な出会いを感じました。 書物との出会いは、人との出会いと同じでいつ何時、訪れるか分かりません。ある意味で運命的なものを感じます。今までに出逢ったことのない書物(作家)に出逢うことは、すばらしいことです。それによって、自分の世界が広がったような、自分が豊かになったような錯覚さえ与えてくれます。 |