現 在 の 状 況 及び 経 過 報 告
現在、東京都建設局から債権回収業者を通じて、未納金の督促及び競売に関しての連絡が来ております。
これは防災地区として立ち退きを迫られ、東京都建設局の貸付金にて移転しましたが、返済が年々できなくなり、返済方法の見直しをお願いしましたが、一切受け付けてもらえず、現在に至りました。
それでも毎月払える分だけでも返済は続けておりましたが、昨年債権回収業者の手に移り、即競売の話になってしまいました。15年前の金利の変更も全くしてもらえませんし、延納も認められません。
他の金融機関などに今までも話しに行きましたが、抵当権が東京都にあるということで手を引いてしまい、借り換えもできません。
借り換えをして、支払いを延長すれば、返済できる見込みがあるのですが、それさえも認められないために途方に暮れています。
現在、土地と建物を売却する話を進めておりますが、それでもかなりの不足金が残るため、フリースクールを継続できなくなることも念頭に置いております。
累積赤字が約6000万円ありますが、借り換えが決まることができれば、今まで通りフリースクールを続けられるのですが、なかなか難しいようです。
家族会議を何度も開きましたが、息子たちも娘も、「全国の子どもたちのためにフリースクールの継続を希望するし、協力するので絶対に辞めないでほしい」と言われました。
現在、裁判所による差し押さえ中ということになります。
(以下進行中)
経過報告
もし、英明が無くなった場合を想定して、フリースクールを継続してできる場所の確保に奔走しています。
現在、出席扱いになっている小中学生や高校生も在籍しており、何とか継続したいと考えています。
電話などの相談者も全国各地におりますが、なるべく知らせないようにしております。不安を感じている人も多数おりますので、英明の存在が無くなることを知った時点で最悪の事態を免れられないと考えているからです。
4月27日付にて、自宅及び教室の任意売却が決定し、契約をしました。
今から3ヶ月以内に移転することになります。したがって、継続してフリースクール英明塾ができる候補地を、現在探しております。1カ所候補地を見つけた場所がありますが、今週中に結論が出るのではないかと思っています。
詳しいことが分かり次第この場所を使ってご連絡します。
売却は決定していますが、裁判所への取り下げがない限り、競売としての手続きは継続して進行しています。
債権回収業者により裁判所へ競売手続きがなされました。
裁判所より競売開始決定(差し押さえ)、裁判所執行官及び鑑定人の現況調査がなされました。
任意売却は済んでいても、債権回収業者が取り下げないと、競売の手続きは継続すると執行官が教えてくれました。
残念ながら、金融機関からは貸し付けはできないという回答になり、暗礁に乗り上げています。
6月中には引っ越す予定でいますが、フリースクール継続がかなり厳しい状況となりつつあります。
6月中旬までには、結論を出したいと考えています。、
英明の移転がほぼ決定しました。当分の仮の教室を準備中です。
現在の場所から約150mほどの、小さな元工場をリフォームして使用する予定です。
以前よりちょっと狭くなりますが、何とか継続するための仮の居場所としたいと考えています。
但し、50年以上前に建てられた木造家屋のため、かなりのリフォームを必要としますし、お隣にお年寄りが住んでおりますので、大声を出して騒ぐことはあまりできなくなります。
防音対策をするにはそれなりの費用を用立てなくてはなりません。
今以上のご理解、応援をお願いする次第です。
リフォームの見積もりなどを出してもらっておりますが、古い木造建築のためかなりの費用がかかりそうで、リフォーム費用を捻出できそうにありません。(もうすぐ見積もりが出ますが、おそらく800万〜1000万円を予想しています)
また、リフォーム期間として少なくても1ヶ月間はかかるため、その期間教室を開くことができないため、苦慮しております。また、パソコン8台(日本財団などの助成金で導入したものです)や書籍(約6000冊〜10000冊)、机や椅子などを含めてしまっておく倉庫も必要となります。リフォーム費用が捻出できない場合は、当分の間、あるいは継続を断念しなければならないことも、念頭に置くことになる可能性も出てきました。
NHKもその苦境を知り、取材に入っております。
みなさんのお知恵をお貸し下さい。
本日、27日(日)、英明さよならパーティを開きました。37名もの参加で教室には入れないほどでした。
人数の都合上、この5年間の方たちの一部生徒たちにしかご連絡ができませんでしたことをお詫びします。当日は、NHKの取材も入り、協力ありがとうございました。予定としては、30日(水)夕方5時過ぎの首都圏ニュースにて、特集を組まれているそうです。
7月3日以降に、自宅の方のみ引っ越しを開始致しますが、教室に関しては未だ決まっておりません。
7月10日までは、教室は今まで通り開いております。
皆さんのご厚意、本当にありがとうございます。
《7月5日》
NHKにて放送されてから、いくつか連絡が入っていますが、外部よりも実際にここに来ている親御さんたちから、あるいは卒業生から、いろいろな申し出が出てきています。
その一つのアイデア及び申し出が、今のところ有力候補になっています。元工場跡をリフォームするのにかなりの費用がかかるので、暗礁に乗り上げているという件に関してですが、それをクリアできそうなヒントが届きました。
建築関係の専門家といっしょに、子どもたちみんなで少しずつ工場を手直しし教室にしようという案です。工場の中にあるゴミや機械を搬出したあとに、みんなで教室になるように整理し、壁を作ったり釘を打ったり、外壁にペンキで塗ったり、大工さんたちといっしょに自分たちの教室を作るというアイデアです。手伝ってくれる子どもたちの分のヘルメットも、材料も準備してくれるそうです。
現在通ってきている中学3年生のお父さん(建築関係のお仕事をなさっています)が中心になって、準備をしてもよいとのことです。但し、足場などは、専門の鳶が来てつくってくれるそうです。
ちょっとよい話なので、子どもたちと相談してみるつもりです。
もし、ボランティアで参加なさりたい学生さんたちがおりましたら、ご連絡下さい。
実際には、できる範囲ということと安全を確保しないといけないので、その配慮をしながらということになります。またいくつかの問題もあります。もしみんなで教室を作るとなると、約2〜3ヶ月以上かかると思いますが、その間の教室をどうするかです。
現在教室にあるパソコンやコピーの機械類、書物、机、椅子、その他の荷物の置き場がありません。それから、材料費や実際の働いてくれる職人さんたちへの人件費などなどの費用について、その間の月謝はどうするかなど、頭を悩ますことがたくさんあります。
また、多動性の小学生や軽度の発達障害の子どもたち、あるいは勉強のみに来ている子どもたちの受け皿がありません。
相談もとぎれることなくほとんど毎日あります。受け入れる教室が準備できていません。
それでも、存続するためのパワーを、子どもたちに分け与えることができるのならば、いとわない覚悟でいます。
7月8・9・10日の3日間で、引っ越しをしたいと考えています。
《移転先》
皆さんのお力により、何とか移転先が決定しそうです。ありがとうございます。
近くの不動産屋さん(永和エステートさん)がNHKの放送を見てくれていて、教室ができるまでの3ヶ月間ほどを、長谷川さん(馬來不動産)の口利きで特別に話を進めてくれました。他に借りたい人もいたそうですが、優先的に貸してくれることになりそうです。本当に皆さんに感謝です。
したがって、今週の金曜日と土曜日を使い、教室を移転したいと考えています。
仮の教室の住所は、江戸川区平井1−3−18 ミニストップの真ん前になります。
地図はこちら になります。
みなさん、ありがとうございました。
また、トライグループさんから、支援のご連絡を頂きました。
皆さんのご厚情に、深く感謝致します。
《仮教室の契約》
仮教室の契約を結びました。
大家さんが、元塾生のお宅ということが分かり安心しました。
しかしながら、多忙のため引っ越しが遅々として進みません。
生徒たちが数人で毎日運んでおりますが、14日までに明け渡すのには間に合いそうもありません。
12・13・14日を使って、大引っ越し作戦をしたいと思いますので、お時間のある方はお手伝いをお願いします。
12日の午前中は、講演会が入っているので、午後より大引っ越し作戦を開始します。
仮の教室は荷物を運び込んだだけなので、15日から少しずつ整備をしていきたいと考えています。
これからもよろしくお願いします。
15日以降は、仮教室の方ににいらして下さい。
なお、移転に関する支度金(敷金、手数料、前家賃)を、小林さんに立て替えていただきました。
本当に、ありがとうございます。
必ずお返ししますので、今回はありがたく使わせていただきます。
《ボランティア・フェスティバル》
11日のボランティア・フェスティバルでは、特定非営利活動法人「統合教育研究センター」としてブースを、「フリースクール英明塾」としてはフリーマーケットをやりました。
皆さんのご支援のお陰で、売り上げが約1万8000円ほどになりました。
ありがとうございました。
引っ越しの真っ最中のため、準備不足や用意したものが引っ越しに紛れて分からなくなったりして、思うようにできなかったことは反省点になります。
売上金は、仮教室の玄関の戸などが建て付けが悪かったり、外から中が丸見えのため、その修繕に使いたいと考えています。
これからもご支援のほどよろしくお願いします。
《徹夜で引っ越し》
14日は、家族総出で、徹夜で引っ越しを敢行しました。
翌朝の6時までかかってしまいました。
夜11時過ぎまで手伝ってくれた生徒たちにも、大感謝です。
ありがとうございました。
運び込んだだけの状態のため、まだ座る場所もありません。
FAXもまだつながっていませんので、ご不便をかけています。
また、コピー機の位置も決まらず、通路を邪魔しています。
来週には、教室と呼べる状態にしたいと考えています。
皆さんのおかげです。ありがとうございました。
《教室兼自宅の売却》
本日、7月20日をもちまして、長い間使用しました教室兼自宅を手放しました。
自分で設計し、専門家に手直ししてもらったので、とても愛着がある家でしたが、また一から出直しです。
また本日、全ての債務を支払いましたので、ホッとしたことも確かです。
東京都建設局の方にも、延滞金の免除をしていただきありがとうございました。
《現在の教室の状況》
現在の状況としては、再度引っ越すことを考えて梱包はそのままにしてあります。
したがって、どこに何があるのか分からない状態です。
子どもたちは毎日来ておりますので、一日も休まず教室は開けており、相変わらず年中無休ですが、電話などの対応として24時間態勢ができないことがネックです。
今のところ、午前10時〜午後10時30分を教室として開いておりますが、その間だけ電話の対応もしております。
今まで夜中にSOSの電話をかけてくれていた全国の青少年や若者たち、あるいは海外組の方々にとっては不本意ではありますが、携帯に電話してもらうしかありません。
現在どういう形で夜中の相談を受けるかが課題です。
また、今まで住まいと直結していてすぐに対応できたものが、住まいと教室が離れ分離した分、管理の目が届かないことも事実です。
息子たちが、アルバイトの合間(深夜から朝までバイトをした後)に教室を管理したり、昼間は卒業生のボランティアが管理したりしているのが現状です。
できれば住まいと教室がいっしょになっている場所を見つけないと、息子たちにとっても、体力的にもきついことになりそうです。
また、皆さんのお知恵をお借りしたいと思います。
Return