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JENOC活動報告2004年度(2005年3月) |
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お待たせしました。2004年度最後のパプアニューギニア(PNG)自然体験国際交流活動を開催、無事に終了しました事を報告いたします。以下がPNGセラピーツアーの報告です! |
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パプアニューギニア自然体験・国際交流活動 2005年3月19日〜26日 |
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今回はニューギニア航空がアクシデントで遅れたり、パプア国内便が燃料の供給が滞り乗り継ぎに苦労しましたが、それも旅の醍醐味として楽しめました。子どもたちや村人達との交流も、こんなウルルンと同様の体験は滅多に出来ないと、大感動の一行・・・いつものように、万事オーライのおおらかな旅でした。プールにはみんなでのんびり夜が更けるまで集っていました。 |
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実 施 行 程 表 |
3月19日 |
土 |
成田にてメンバー顔合わせ、初対面もあったがすぐに溶け込んでしまうのはいつもながら不思議。個性豊かなメンバーで、いざPNGへと思われたが、飛行機が飛ばないことになり、急遽茨城県の鹿島にあるホテルで宿泊というハプニング。みんな一室に集まり研修時間にする。興味津々で長時間の研修になりました。 |
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3月20日 |
日 |
本当は今頃PNGだったのになぜに茨城という目覚め。今日は飛行機が飛ぶのか情報を待っている内に、午後に出発するとの連絡が入り一路成田へ。大喜びで一同飛行機に乗り込み、ポートモレスピーへ。皆、もう家族のようにいろんなことを話したりして盛り上がっていた。 |
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3月21日 |
月 |
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ポートモレスビーのジャクソン空港には深夜到着、さすが午前2時ということもあって空港も人がまばら。入国審査に時間がかかり、眠い目をこすりながらトランプをして盛り上がる。一日遅れだがみんなすごく元気!また、ここで乗り継ぎ便が全く動いていない。後で知ったことだが燃料が不足したため全便が飛行中止とのこと。航空会社が用意してくれたポートモレスビーの町中にある最高級ホテルへ。朝食を食べ一眠りし、エラビーチを探索。昼食も美味しく頂いた直後空港に至急来るように連絡が入る。マダンまで1時間の飛行。懐かしい再会もあり、ハプニングやアクシデントがあったがそれも楽しんでいられた。 |
3月22日 |
火 |
午前中は海好きには待ちに待ったスノーケリング、初めて挑戦して楽しむ人も、珊瑚を間近に見てびっくり。本当に別世界のようで沢山の魚やヒトデなどが招待してくれているよう。午後はビレッジ・ツアーへ。今回はビルビルビレッジでシンシン(パプアの部族の踊り)を見たり、暖かい現地の人たちといろいろ話したりしました。途中寄ったビルビルのバニラ園では、幸運にも滅多に見られないマダン・クィーン(蝶々)などを見ることができました。その後に行った国立公園バレクでは雄大な自然に触れることができました。 |
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3月23日 |
水 |
午前中はマダンの町を探索、途中JICAの智さんと会い一緒に歩く、まず銀行で換金、そしてマーケットに。みんなお土産を買い込んでいた。紅茶が人気で、メンバーのほぼ全員が買っていたかも。午後は待ちに待ったベヒル小学校訪問だ。まず車で極楽鳥が見られる村まで行く。村長と再会の挨拶。今回は子どもたちのために鉛筆を寄贈した。その村から子どもたちとブッシュウォークしながら学校に向かう。この約40分間の行程が現地の子どもたちと交わりながらでとても楽しい。学校に到着、放課後であったが、残っていた子どもたちにボクシングや合気道を披露、一緒に相撲をしたり日本語を教えたりしてあっという間に時間が過ぎてしまう。授業で使用してもらうための鉛筆・ボールペン・シャープペンシル・クレヨンなどを校長に渡す。先生達まで大はしゃぎ。短い時間の中で楽しい思い出を作りました。別れの時はまるでウルルンの世界。いつまでも「ありがとう」という声が響き、手を振る姿にまた感動。国と国とを越えた交流に大いに感激しました。また村まで戻り、そこで夕食をごちそうになる。ヤムイモ・タロイモ・バナナなどを頂く。村人達と再会を約束して別れを惜しみながら暗くなる村からホテルに帰りました。ホテルに帰ってから、プールサイドで軽い夕食をとりながら夜更けまで泳ぎました。 |
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3月24日 |
木 |
朝早く飛行機でポートモレスビーへ向かう。ここでもオーバーブッキング(燃料がなかったために)というハプニングがあったがもう慣れっこ。ポートモレスビーから車で15分、船で15分でロロアタ・アイランドに到着、早速水着に着替え魚群に飛び込む。この真っ黒になるほどの稚魚のカタマリには、みな「すごい」の連発。スイミーそのもの。午後はフリータイムで午睡したり、泳いだり、島を歩いたりした。 |
3月25日 |
金 |
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朝から良い天気。朝食後、スノーケル組・シーカヤック組・のんびり組の3組に分かれて思い思いに過ごし楽しんでいた。スノーケル組とカヤック組は一緒に島を一周。カヤック初挑戦したが思うように漕げず、誰かにお任せして寝転がって満喫し、気持ちよさそうにしている者も居ました。またカヤックにつかまりながらポイントに行き、スノーケルで潜って珊瑚やニモ達を観察したりしていました。午後はおしゃべりの後、卓球大会。水面に映える素晴らしい夕焼けを見たりして、写真を撮ることも忘れるほどの時間を過ごしました。夜は恒例の夕食を囲みながらの子どもたちのシンシンショウ。いつも顔を合わせる子どもたちと写真を撮ったりして最後の夜を楽しみました。 |
3月26日 + 後記 |
土 |
朝食後荷物をまとめ、すぐにポートモレスビーの町へ買い物に行く。そして帰国の途につく。みんな行く前とは違った日に焼けた顔で、また笑顔で、「また会おう」と言って別れました。名残惜しく涙がこぼれそうになっていた人もいました。 <後記> 頼まれたビデオを撮るはずであったが、自然と文化に圧倒され、人との交わりに時間を省き、カメラを廻すことさえ忘れてしまいました。でもひとつひとつがとても楽しく心に残りました。何度訪れても人の温かさや自然文化などが新鮮であり、また今回参加したメンバーも個性豊かで最高に素晴らしく思いました。とても楽しい毎日でした。温かい海水がまるで羊水を想起し、ヒーリング効果を促していると思います。「ありがとう」。 |
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実施体制 |
引率者1名・同行セラピスト1名・ボランティア研修希望者3名・一般参加者1名・・・合計6名 |
実施協力 |
パプアニューギニア政府観光局日本支部・ニューギニア航空日本支社・有限会社ピーエヌジージャパン |
**以上、会員のみなさまはじめ、たくさんの方々のご協力の下、実施できましたことを報告いたします。今回の報告書は参加者の奥山侑くんが書き、川合が追補し作成いたしました。協力を感謝します。 理事長 川合雅久** |
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