◆我が道を行く?ドーサン◆

2004.11.27,28

 

 毎月毎月の徳島詣で。この頃になるともう習慣のようになってきた。今回は、母と、母の友人である富山県出身の素敵なおばさま、Mさんも同行。家で農耕馬を飼っておられたこともあるそうで、馬が可愛くて仕方ないのだそうだ。ちなみに母は、兵庫・園田競馬のイベントで、レースに勝った馬と記念撮影が出来るのがあって、その時に、勝った馬が興奮して暴れて、「後ろには絶対立たないで!蹴られますよ!」と言われて逃げ回ったのがトラウマとなってて、ちょっとまだ馬を怖がっている・・・。^^;

 

 久しぶりのドーサン、相変わらずむちを嫌って耳を伏せ、ワガママ爆発!お嬢さんが調馬索を使おうとしたら、トコトコお嬢さんの傍に寄っていって甘え、練習にも何もなりゃしない。ああ・・・。(--;)

今回は、初めてブラシかけと、馬房のお掃除をした。Mさんが傍に居てくださるので、見よう見まね。冬毛がぼちぼち生えてきて、もこもこして気持ちいい。コルツに居て、ドーサンと居ると、時間が本当にゆっくり流れる。大阪の喧騒が嘘のよう。

 この日、高知競馬場からもう一頭お友達が来た。ドーサンの引退レースでデビューした、フィールドアリーバという子。ドーサンと同じく、平和にここで暮らしていって欲しい。

 

 ドーサンの隣りの馬房の馬にも、訪ねてくる人があったらしいが、ここしばらくは来られていないらしい。何だか、私たち一家がドーサンを囲んでワイワイしてると、寂しそうな目をして、奥に入ってしまう。

 馬も、何か期するものがあるのだろうか?だとすれば、ドーサンには、寂しいまなざしをさせてはならない、と思う。

 

 帰り際、ドーサンは一頭で放牧されていた。寂しがりやなのか、走り回ることもせず、仲間の馬房が見えるところに突っ立って、ボーとしている。「帰るよ、ドーサン」と挨拶しに行ったら、思い切り鼻でつつかれ、袖を噛んできた。帰るのがわかるらしい。鼻水ベッチョリ・・・おいおい、ドーサン。

 また、来るからね。りんごとにんじんいっぱい持ってね。


うまうまSTORY にもどる