◆夏を乗り越えよう◆
2005,7.30,31
今回は、コルツでドーサンのお姉さんであるゆきさんと合流、賑やかな訪問となった。ドーサンもきっと、いっぱいいっぱい可愛がって貰えて、幸せだったと思う。
初日は、朝の間に体験乗馬のお仕事を終えていて、馬房からきょとんとした表情で出迎えてくれた。ドーちゃんを外に出して貰い、馬房掃除をする。それから初めてドーちゃんの足を上げさせて、蹄の裏掘りをし、ブラッシングをした。ドーちゃんの顔は、こげ茶色になって、いよいよ暑い夏が来たことを教えてくれる。
午後からも初心者の方が来られたが、今回はお役御免だったので、いつもどおりりんごやにんじんを食べさせて、ぼーっとゆっくり、まったりした時を過ごす。帰り際、「帰るよ」と挨拶すると、ドーちゃんもよく分かっていて、鼻づらでドン!と胸をついてきたり、腕をハムハムしてじゃれてくる。こっちもお返しに手でたてがみをハムハム・・・向こうもハムハム・・ガブッ。ん?
ぎゃ〜〜!!上腕に歯形がくっきり!しかも・・・後でじわ〜〜っと内出血!おまえ、愛情過多・・・・。
(馬同士が信頼を表現するときには、お互いのたてがみをハムハムっと咥えあう行為があるらしい。仲良しさんの表現ですね。^^だから決して嫌われて咥えられるのではないので、怒れないんですぅ。)
翌日は、Tさんが来てくださって、ドーちゃんを調教して頂く。最近はTさんはご多忙と伺っていたが、調教に間があいても、もうしっかり動くようになってきて、一人前の乗馬になってきた。調教のあと、私もドーちゃんに乗って2周。相変わらずたづなは操れてないようだけど、でも何か今までよりも恐怖心が薄れてきて、楽しく廻れたような気がする。何か、意思が通じるところがあるような気がする。
ドーちゃんが戻ってきて、水をあげようとしたが飲まない。「もっと何かあるんじゃない?」という感じ。なのでにんじんを取ってきてあげたら、「あ〜!」というTさんの声。水よりもいいものを先にあげてしまったら、馬はもう水を飲まないらしいのだ。すっごく汗をかいているんだから、水も飲んで美味しいものも食べればいいのに、そうしないらしい。
馬房掃除をやって、ドーちゃんを「洗いますか?」と言われたけど、まだ私はいくじなしでダメ。ゆきお姉さんにドーちゃんの丸洗いはお願いする。ゆきさんはてきぱきとドーちゃんを洗ってゆく。う〜ん流石。
顔は、何とか拭くのは慣れてきた。ちょっとずつ、ちょっとずつの進歩だ。
ドーちゃんに「お別れ」をすると、昨日と同じく甘えてくる。またすぐ来るよ、ドーサン。 今年は、扇風機がドーサンの馬房の前に置かれて、ちょっと涼しげだった。おかんも頑張るから、ドーサンも自分のお仕事を頑張れ。
そしてまた、お互い元気で会おう。