◆それはないっしょ、ドーサン◆

2005.8.27,28

 

 徳島の晩夏はやっぱり暑いが、気になっていた水不足はどうにか回復のきざしがあった。

 久しぶりにオーナーとお会いする。そうして馬房に行けば、相変わらずきょとんとした顔のかわいいドーサン。暑いね、でも頑張ってるよね。

 それから、ドーサンを出して貰い、馬房のお掃除をする。食事中の方には申し訳ないが、ずいぶんいい、コロコロのボロをするようになった。腸の調子、体調もすこぶるいいようだ。掃除をするのが嬉しいというのも変だが、ドーサンの健康を知るには掃除が一番!なのだ。

 しばらくして、クラブの会員のAちゃん(色白ですっごくかわいくて、気立てもいいお嬢さんなのだ)が、ドーちゃんに運動をさせてくれた。Aちゃんはドーサンを気の向くまま、とても気持ちよさげに走らせてくれる。いつも騎乗してくださるTさんが最近多忙とかで、元気がありあまっているので、走りたくてしょうがない様子だとのこと。

でも、ワタシが乗ると異様に小回りに廻って歩く・・・ヲイ。

 そして、運動から戻ってきたドーちゃんに、「お疲れ様、はいお水どうぞ!」とボウルに水を入れて差し出せば、ドーちゃんぷいと知らん顔。「あれ?飲まん?」とAちゃんがやれば、これがゴクゴク飲む。Aちゃんからボウルを受け取り、再度試みるも無視。しかも、またまたAちゃんから飲む!

 お嬢さんと二人、ついつい「やーっぱりドーちゃんも若い子がいいのよねーえ」とつぶやいてみる。

(後から思えば、ドーちゃんは「ねーちゃんはニンジン!かリンゴ!持ってきて!お水じゃない、違う!」と言っていたのだと思う)

 後で奥様から、すいかのお振る舞いが出た。とたん、馬房が騒がしくなる。我々の食べ残したすいか(の皮?)のご相伴に与りたくて待っているのである。こういう場合、どうやったらいいのか悩む。できるだけ甘いところをドーちゃんにやりたくて、少ししか食べず赤いところをいっぱい残しても、すいかのきれはし単体が大きいので、口からボトボト落としながら食っている。きれいに食べてやればこぼさないけど、味あるのかな・・・・。

 

 翌日は、クラブ生のお兄さんが騎乗して運動させてくださった。ちょっと低

いけど、障害も跳んだぞ!低いけど・・・・。

 ワタシは変わらず馬房掃除。だいぶうまくなってきたと思うけど、どうかな?

今回はあんまり甘えてくれなかったけど、次回はどうだろう。甘えて貰えるとやっぱり嬉しいな。


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