THREE-SHAFTS, TEN-CYLINDERS.

This blog is written about my thinking of every interests.
日本名は<三軸十気筒>なり。( The name of this blog is 'sun-jiku-jyu-kitaugh' in Japanese. )
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08 January, 2008

080108 つぶやきまンもす

 
 ことしは右ペインでつぶやいていきます。
 
 このくらいがちょうどいい。
 御感想は一緒につぶやいてもらってもいいし、
 コメントで遺してもらってもよいかと。
 
 

30 November, 2007

071130 空き領域が足りないのです。

 
 なので、ブログはしばらくお休みです。
 というよりは、このブログはこのエントリーで完結かな。
 だいぶ前から、写真も載せられない状態でしたので。
 
 
 それはそれとして、実世界ではいち早く手狭な空間を離れ、来月からは新天地にて新たな生活が始まります。
 ひと月かけて新生活の準備を進めてきましたが、あたらしい空気を吸い始めるといままでの日常の営みが全くリセットされた感覚になって、二輪車生活も含め、生活習慣化していた諸々のことがどうでもよくなっている自分に気が付いてしまいました。
 なのでこうしたカタチでの仮想空間への復帰は、ちょっと遠くなるかもしれません。
 
 そしてまたいざこうなってみると、こうして二輪車生活の営みについて綴ってきたモチベーションたるや、結局はバイクと向き合うなかで溢れ出るフラストレーションがその源泉であったかと思わされます。 ちかごろは、主観的にはGSが手足よりもよく働いてくれるようになりましたので、それでもって特に何を書く衝動も産まれてこないんじゃないかなあ。
 なにかを模索している自分を客観化する意図もあったけど、二輪を通して見えるそれはすでに見切れるところに到達したので、そうした役割も終えたといえましょう。
 
 そうです。 修行の季節は、もうおしまいなのです。
 でも気忙しいボクは、どこかでまたなにか別の修行に励んでいるかも。
 しばらくは、じぶんの様子見をしなくてはなりません。
 
 それでは、また。
 
 

26 November, 2007

071126 雪中行軍というには及ばぬが

 
 11/25のBOGTは、またもや沼田。
 
 路肩に白いものが出てくるだけでも冷や汗が出るのに、
 それを散々踏みつけてきました。
 
 だからねえ、寒い季節は峠を越えちゃダメなんだってば。(笑)
 
 

29 October, 2007

071028 また観てしまったョ「仮面ライダーNEXT」

 
 観てしまったというよりは、理由なしに観ねばならんのです。
 
 『仮面ライダーNEXT』。初日のレイトショーでした。 座席はヨンブンノイチくらい埋まってたかな。 みんなしずかにマジメに観てるんですよ。 が、ボクは途中からおかしくてたまらん状況になってました。
 話のつくりそのものはまあいいんですわ。問題はキャラの絡ませ方。 キャラのつくりも含めて、近年のライダーシリーズ同様、少女マンガ的なケレンミの強さと強引なストーリー展開を前面に押し出しまくりです。 だいたい脳改造の詰めの甘さが強力な脱走者を生んだ第一の要因だというのに、ナノマシーンで改造されたという風見史郎は、そもそもまったく脳改造された形跡が無い。 IT企業の社長時代も旧2号のごときブットイサイドラインの入ったズボンをはいていて、もうそこは笑うとこでしょ? でもみんな笑わんのですよ。
 みんなおかしくねーのか、これが!?w
 
 石田未来が志田未来的な方向に成長していて、前田愛的な力強さで演技を見せてくれているのがこの映画の唯一といってもいい救いどころですが、脚本的にそれを消化しきれていない感じがするのがもったいないなというところか。
 無駄なカットも多いし繋ぎも悪い。練れてない感じがあちこちでするんだけど、ここに書いていない部分についてはそれなりに力をこめて創っている感じはするので、まあとりあえず劇場で観て上げて下さい。
 
 もういっそのこと、次回作ではハヌマーンだしちゃえよ。w
 
 

20 October, 2007

071020 いきおいあまってポチってしもた

 
 このごろ、いろいろと仕入れる大物が多い。
 
 しかし、これは必要なかったのでは?w
 X61 tablet 776411I ...
 
 念願の12インチSXGA+です。
 メモリもいきおいで4G×2発注したけど、64化しないと3Gだろうな。
 その他のアクセサリは(とりいそぎ)自制しますた。
 
 

15 October, 2007

071014 個人的にはじめて皇海山まで到達

 
 まっすぐ立てないと思ったら、右腰がボッコリ腫れている・・。
 
 そんななか朝5:40から沼田に向けて出発する。 R16からR407へスイッチしてR17へ接続。この先の地図を印刷していなかったこともあり、藤岡から高速に乗って沼田へ。インター前のコンビニで朝食を済ませて集合場所の道の駅へと向います。 道の駅からウォーミングアップを兼ねて一本目の林道へ突入。カギ持参のおじさんのお陰で無事にゲートを通過し、根利牧場へと到着です。
 根利牧場で小休止の後、ヨシトモさんのレクチャー。今回は参加人数も多かったのですが、みなさんに自分のバイクにまたがってもらい、だいぶ時間をとってフォームの指導をされていました。 レクチャーが済んだら林道の入り口の材木置き場に移動して昼食です。ボンネット付きトラックの風情ある佇まいがいい感じです。 昼食後、ラン開始。 中途で1回の休憩を挟みながら皇海山の登山口まで登ります。帰りは元の材木置き場まで一気に下る。 最終的には朝と同じ道の駅で解散となりました。 
 あさの一発目で全くアクセルを開けられない林道をこなしたお陰で、ダート不足を感じることはありませんでした。 あんまり休憩時間が多いと夏場はかえってバテるのですが、秋のこの時期なら過し易くてちょうどいい感じです。
 
 帰りは沼田から100キロ以内の鶴ヶ島まで高速で移動。割引を適用してそのまま転回して圏央道であきる野まで。 あきる野からR16に入り、あとは南下するのみ!のはずがいきなりの豪雨でマクドナルドに避難。小学生の遊び場と化していて、調理場の回転も悪く、かなりイラっとくる状況でした。 小雨になってから再出発。交通量は意外と少なく、すんなりと帰ることが出来ました。
 
 それにしてもR246との交差は、交通量に関わらず混みまくりですなぅ。
 
 

08 October, 2007

071007 どろんこ祭りでオオコロビ

 
 いやー、ひさびさに動けんほど痛い。w
 
 開始間際の10時になってやっと会場に到着したエントリーナンバー1番のワシだったが、長ったらしいブリーフィングは物陰でくっちゃべっていてなんにも聴かないというワルモノぶり。 どうやら走ってもよいということのようなので、にぎやかしにコースに入る。 ふかふかした路面は無いけど、結構すべる。
 で、一周目はゆっくり行こうと思っていたのだが、コースの区切りがどうなっているのやらよくわからず、いきなりハード設定の激坂に迷い込む。頂上付近には行く手をさえぎるようにテープが張ってあるようだしなんだかなー。くだりは途中に段差がある大急斜面だが、これも左端以外は普通に走れる程度の浮き岩だ。
 何周かしているうちにコースが混んできた。 日本人の団体さんらしく、みなさんコースいっぱいに横並びでゆっくり走っておられるので、危ないからここでひとやすみ。
 HP2のT代くんは小気味よく飛び出している岩にシリンダーを打ち付けてヘッドカバーに孔をあけたようだし、連続して横倒しになってコースコーションがかかったり、レッドフラッグ状態になってどうしたのかと思えば骨折者が発生したりと、まあ、ちょっとしたハプニングはいつものように起こっているようだった。かなりみなさん積極的にコースインしていく様子を見ていると、ボクがセンヒャクゴジューに乗り出した時代からは隔世の感があります。
 
 テキトーに暇つぶしをしているとすぐにお昼の時間。メロンパンを食ってだらけているとヨシトモさんのワンポイントアドバイスのコーナーが始まる。ジャパンからもらったらしい赤い純正スーツが決まってますね。何をやっていたのかわからんが、司会が「みなさん、リア加重だいじですね!」と言っていたので、たぶんいつもBOGTでお話しているものでしょう。
 講義が終わるとデモランが始まる。 さすがに上方向にも横方向にも、動きが滑らかです。
 
 デモランが終わると再びコースオープン。 やっぱり最初の空いているときに行かないとね。 調子に乗って、激坂で何台も抜きました。 ボクのGSにはちょうどいい感じのコースでしたねえ。
 
 と、ここまではよかったわけさ。w
 GSで走るのも飽きたのでえんげつ号に乗ってツラーテックホイールの具合を確認しようと思い、ビギナー向けコースに行ったら、バックストレートで痛恨の握りゴケ。w GSの癖で前ブレーキをかけてしまったのはそれ自体が誤りだが、ホイールが軽くなったせいで、回転のイナーシャが激下がりしており、ブレーキの利きがハンパなく軽かった。 ちょっといじっただけでフロントがすくわれてしまい、カナリ無造作に地面にたたきつけられる格好となってしまった。
 
 なんか、腰を強く打ったみたいで、右脚が上げられないのですが、バイクを操る筋肉は全く問題ないようなので、シタミチ自走で早めに帰りました。 オダアツの無料キャンペーンが終わっていたので西湘パイパスの様子でもみていこうかしらんと思いきや、北鎌倉の大渋滞にはまってエラカッタ。 いとワビシス。
 
 

18 September, 2007

070915-17 ELD2007に参戦したケド

 
 公私含め、一年中でもっとも深刻な覚悟を必要とする日。
 
 台風シーズン直前のこの時期、今年もELDの季節が到来した。 レポする気は起きないけど、何か書き留めておかなければならないような気もするので、思いつくまま書いておきたい。
 まず、開催地が三河に決定した時点で、舗装路で突如滑ることを覚悟しなければならなかった。いつぞやGSAで走ったときは、舗装路でコケたバイクを引き起こして再スタートしようとした瞬間に再度コケ、後頭部をしたたかに打ちつけた上から顔面に向けてハンドルが落ちてきた。 鼻骨が折れたかと思った。 晴れていてもそれほどに滑る舗装路なのだ。雨が降ったら完走どころの話ではない、そんな覚悟が必要だった。
 次に、三河のメンバーがルートを作成すると決まった時点で、オイルヘッドGSでは通過できない場面設定が必ずアルと確信した。越えてはいけない障害が目前に展開したとき、そこを引き返す勇気を持てるか、またコースを外れてビバークまで引き返す技量を持ち合わせているか、そこを割り切る覚悟が必要だった。
 次に、それほどまでにハードな設定でアルと見込んでいるにもかかわらず、前日には盛大なウタゲがセッティングされる。 そこでフカザケしないようにガマンし、翌日に体力を温存するような節度を持ち合わせているか、節度を保とうとする覚悟が必要だった。
 かようにいろいろな覚悟を強いられても、それなりに覚悟完了し参戦してしまう。ニッポン的エンデューロ風味なコマ図アバンチュール。それが<ELD(遠州ロングデイ)>が実現する他に類のないキャラクターなのであろう。それは、いまや失われたオールドTBIのスピリットと重なるものなのかもしれない。
 
 かろうじて曇天を保つビバークからトップスタートで発進したわがセンニヒャクは、赤いセンニヒャク・ピカピカHP2とひと塊となりトップ集団化してコマ図を進行。ほどなくして雨天と曇天が激しく入れ替わるようになり、舗装路の峠をいくつか越えた辺りで最初の林道に突入するころには、小さいマシンが追い抜いてはミスコースしていく展開となる。
 ボクはといえば序盤の穏やかなナビゲーションで脳の落ち着きを取り戻す余裕をもらえたこともあり、冷静にコースをこなしていくことが出来ていた。何本かの峠を越えたあとの鋭角分岐を入り次の山をめがけて集落に入るところで予告ヌル。コケこそしなかったが今後の展開を覚悟させるには十分だ。その後ダートに突入してひと安心したのだが、ダート脱出直後の舗装路で痛恨のヌルゴケ。GSはS字コーナーをショートカット気味に滑走し、ヤマに当たって止まる。 引き起こすとカバーガードがちぎれてぶらさがっていた。走行100キロ程度で、もはや保険なしだ。しとしとと降り続く雨の中、激しく変形したカバーガードを純正工具で取り外していると、林間から後続車が滑走する音。たぶん同じ場所だろう。 赤いセンニヒャクにダメージはなかったようだ。やはりエンジンガードはヘプコをチョイスすべきなのであろうか。あれはガレ場で転倒した時のリスクがあるが舗装路が鬼門のELDではむしろベストチョイスなのかもしれない。
 
 ガードを外した直後の林道を越えるとCP1。道の駅の軒下で激しさをます雨を眺める。 第2ルートに突入すると途端にコマ図の性格が変貌する。 雨の中でコマがイメージと合わなくなると、余計な思考が行動の破綻を誘う。誘いに負けないように脳を働かせる必要があり、結局ミスコースしてもしなくても体力を消費していく。 セカンドルートに入りボクを抜かしていく車両の台数は乏しく、先頭集団とその他集団の速度差は大きいものと感じた。
 いくつかのコマを覚悟を決めながら進行すると比較的一致度の高いコマが出現したりする。 1回目の名物<ふるさと村>にさしかかり、ビッグオフに良く合うルートを快走していると、突如としてヘッドライト部分が没落。 ヘッドライトやオイルクーラーなどを支えるサブフレームの一部が千切れたのだ。 ダートの途中だがボクはここでリタイアを決め、あとは安全に山を降りるのみとした。
 
 しかし、ダートから続く舗装路は渓流沿いで細い。案の定ヌルヌルしており、極めて低速で注意深く下る。 が、ここで2回目のヌルゴケ。1回目と同じく右側だ。GSは直線部を滑走して30メートルほど先の路肩の腐葉土に引っ掛かって止まる。 下になっている裸体のヘッドカバーが気になるが、このまま起こすと前輪からガケに落ち込むようなのでシリンダーターンで車両を180度転回。 車両を引き起こすと気にしていたオイルの垂れもなく、ほっとしてセルを回す。
 
 が。  アイドリングしない。 
 何回やっても  火は入るがアイドリングしない。  なんじゃこりゃ。
 
 はっとして左側を見やると、なんと上側だったはずのポジションセンサーが千切れている。 どうやら転んだときのイキオイで左足で蹴上げてしまったようだ。 ルートは幸いにもくだりで、ヌルさえなければ安全に下りられる。 何とか下りきった先には飯田線の無人駅があり、その待合所に避難してリタイアの電話を入れる。
 
 何人かのエントラントが豊川の支流・相川を跨ぐ鉄橋を越えていく。それを駅のホームで眺めながら非常食をこなす。 雨が上がってゆったりと流れる時間のなか、帰り支度を整えて発進すると、ブレーキの不具合でリタイアを決めたhamac氏とすれ違う。 おお、すれ違うとは何事だ。 さっそく逆方向に曲がってしまったらしいが、コースを確認しに見入ったイラストマップは南北が逆になっている特徴的なもので、これは1回目のELDのときに先頭集団が位置確認に使ったものと同じだということに気がついた。 以前と同じと分かればこっちのもので、あとは無作法なエンジンマネジメントと戦いながらビバークに戻る。 コテージで談笑するリタイア組は、ときおり激しく降り注ぐ雨に参加者の安全を想うのみ。
 結局は雨のため完走者なしとなった3回目のELD。怪我人が出なかったのは幸いでした。 それとは別に、ある程度操縦に自信が付いてきたテレレバー乗りとしては、ヌルの前にはいかなる努力も無意味と悟ったのも今回のELDである。
 
 現代のGSの限界点を垣間見た今回のELD。
 これを機会に、オイルヘッドとはお別れすべきだろうか。
 でも、DRZもXRもKTMもエアヘッドも、みんなコケてんだよね。
 
 

17 September, 2007

070917 追加タンクの不具合・その2

 
 ELD2007走行中、突如ステーがちぎれた。
 
 センニヒャクのフェアリングステーはメインフレームからヘッドライトまで3方向から伸びており、今回千切れたのは真ん中のステー。千切れてからわかったことだが、このフェアリングステーはタンクカバーも背負っていたらしく、タンクカバーの代わりに取り付けた追加タンクの重量は、フェアリングステーに対して設計時の仕様を悠々と超える負荷を与えているらしい。
 ステーはサブタンク装着時に新品を与えているから、これまでの疲労の蓄積というものはなく、サブタンク追加による過負荷のみが原因として特定される。 いちおう林道ツーリングのときは、意識的にサブタンクは使っていなかったんですがね。タンクの自重が結構ありますので、それで逝っちゃったのだと思います。
 
 つまり、あの追加タンクを付けたら、スポーツランをしてはいけない。
 HP2にしても、ハードユースを考慮するなら、ツラーテックのタンクはやはりチョイスすべきではないだろう。 ラリーに持ち込むならなおさらである、と思った。
 
 結果的に、寿命を縮めてしまったか・・・。
 
 

12 September, 2007

070912 なんのために<立つ>か。

 
 <立つ>とは、スタンディングのフォームに移行する、という意味。
 
 個人的なライテク探求の歴史を振り返れば、立つことの意味は、外人サイズの距離にある遠いハンドルをフルロックまで回せるようにするためだったり、路面の凹凸にカラダが跳ね上げられないようにするためだったり、風に当たるためだったり、痛いケツを慰めるためだったりしました。 つまりそれは「技術」ではなかった。
 
 しかし、いまは<バイクの挙動を安定化させるため>に立っています。
 
 直接的にそういう教え方をしてくれるひとはいなかったけど、結果的に技術が身についてくると、実はそうだったんだということがはっきり分かってきた。 安定化の結果として速く走らせることが出来るようになるのだ。
 速いヒトはバランスを取るのが上手いひとなんだと思っていたのが、それはそれとして、バイクや上体を安定させるのが上手い事が前提なんだ、という認識に変わってきた。 つまり、崩れやすいものを「崩れていない状態に保つ」ということではなく、「そもそも崩れにくくする」、そんな技術を持つことが速さの前提なのである。
 そう思うことによってオフシーンでの余裕が圧倒的に増す。 オンロードでの走りもスムースになるし、危機回避能力も格段に向上する。 その余裕を、速さに振り分けるか安全に振り分けるか選択する余地も出る。
 
 安定化のために必要となる状態的要素は徹底的な下半身の固定とリア加重であり、その状態を同時に具現化しようとするスタンディングフォームの技術的要素は<くびれグリップ>であり、その状態を簡易的に維持するに有効な<アキレス腱ストレッチ>である。 実際にはあんまりリア加重がきつすぎるとスライドのキッカケが失われて旋回しにくくなるのでシーンに応じて適度に調整する必要はあるが、そんなことを気にしなければならないのは上級者の話で、悩める初級者ならこれ以上はないほどガッチリとアキレス腱を伸ばすべきだ。
 すなわち、この境地の初級者はステップから足が離れることはないし、したがって、リアブレーキも踏まなくていい。 ブレーキをかけない代わりに、ゆっくり走ればいい。 リアブレーキは使わないのだから、そもそもガッチリとは利かなくていい。(そういうバイク、ありますよね。)
 そして当然のことながら、この議論においてシートにくびれのないような古いバイクに対する責任はとらない。 かといって全く役に立たないかというと、そういうわけでもない。
 
 さて、アキレス腱を伸ばすこととスタンディングフォームとの間にどんな関係があるのか。
 それはまた別の機会に。
 
 

09 September, 2007

070909 フォーデイズ2007主観メモ

 
 いちおう主観的な経過を書き留めておく。ツーレポの代わり。
 
30日 縮小地図と日程表以外、なんにも用意していなかった
    寒さ対策を含めた最低限の荷物を詰め、積み込む
    大洗18:30発のフェリー 333の88だ。
 
31日 苫小牧13:40着
    T字路付近のセイコーマートで小一時間潰し、日高道経由でヒダカへ
    名簿と人数が合ってきたので、誘い合わせてコボリング
    適当にビール飲んで、早々に就寝
 
01日 5時ころ起床 ヒヤッと肌寒い北海道の朝
    昨晩仕入れたバナナ・パン・コーヒー牛乳
    7時から7時半にかけて順次、恵庭に向けて出発
    ハマちゃんに振り回されながら8時半ころ恵庭の道の駅
    給油・飲料水・甘いもの買い込み
    9時ブリーフィング、A/Bに班分けし、宴会費弐千円徴収して出発
    いつ果てるとも知れぬ林道三昧
    川渡りで跳ね上げた水を飲みこみエンジンストップ、
    絶え間なくブリーザーから噴出し舞い上がる多量のガソリンなど、
    改造ゆえの問題点を見せ付けられながら進む。
    もう時間だというのに先導車は道を間違えた振りをしながらさらに進む
    植苗での合流予定時刻12時をはるかに越えるタイミングで移動。
    おまけにその植苗で合流できず。 個人商店前の広すぎる空き地で休憩
    合流後の13時すぎ、セブンイレブンにて昼食買い込み。
    直後3人で分かれて厚真ジンギスカン買い込み その他は猛牛の丘へ
    3人は猛牛の丘へのルートをロストして、鵡川からヒダカに帰ることに
    早めにヒダカに着いたのをいいことに ゆっくり風呂と買い出しを
    5時半を過ぎてから帰着ラッシュ
    7時を過ぎた辺りでカンパイの音頭 エンカイから合流するものも多数
    たらふく食ったら眠くなったので、10時くらいにかってに寝る
 
02日 6時ころ起床 テーブルやコンロなど、きれいに片付いていて感心
    カラスはなにもないテーブルの周りを跳ねながらウロツクばかり
    8時ころ、メシの買出しと給油
    9時ブリーフィング 占冠・トマム経由でまずは狩勝パーキングを目指す
    いざ狩勝峠に着くと、この上ない濃霧で寒い。
    ぼくはパーキングの表示が見つけられずに山頂を通り過ごしました。
    反対側から来たライダーに訊くと、東側は霧こそないがずっと小雨だと。
    トムラウシ方面のツーリングは中止して西側に引き返すことに。
    S原さんとそのお友達がなかなか来ないが、とりあえず無視して出発。
    この時点でどんどんと道内組参加者が帰宅の途についていく。
    一旦キャンプ地に戻るとちょうどお昼どき。 神社祭りのイカ焼きを食う
    お昼からは川端の南「クミコの涙」のルートに出かけることに やったね
    不遇のルート変更により多数脱落したため 選択肢も増えたということか
    12:40ヒダカを出発 川端駅の駐車場にはトランポ組がスタンバイ
    北海道はクルマもバイクと同じくらい速い 道内組は荷物をトランポへ
     フラットダート-ふかふかな赤土の登り-鍵の壊れたチェーン越え
     -クミコの涙-おらんべキャニオン2連発-厚真ダム
    記念写真を撮って道内組とおわかれ、林道で山越えしてキャンプ場へ
    残された5人 余りものでエンカイ ビールは500を6本買って十分
    疲れ果てたか、みな9時ころには個々の寝床へ しかしみないい顔だ
 
03日 0時半ころ ひとりキャンプ地発 高速を使って函館まで。
    よく考えると日高道から行くべきだった 夕張ルートは何のメリットもない
    出掛けは晴れていたが 途中雨が強くなり洞爺湖PAで休憩がてらネット
    3時半ころ、風雨が収まる気配もなく、再出発。
    暴風雨の中、SUVなパンダ車両を圧倒的速度差でぶち抜くも反応なし
    函館新道から函館入り 線香をあげにいってからフェリー乗り場へ
    新造棟の受付カウンターの混沌とした様子に戸惑う 運ちゃんも戸惑う
    大いに揺れた小型フェリーを降り、レストハウスへ
    お客様感謝週間だったせいか、結構な雨の中、パトカーも張り込み中
    激しく不案内な上に「この先21キロダートです」な看板に唖然。
    峠を渡りきったところで本格的な土砂降り
    薬研のトイレで快適にやり過ごす
    恐山に向かうも、山には入らず。
    むつ-横浜町-三沢-八戸と来るも
    下北道とやらを使ったほうがよかったか
    地図がないのでR340探索にひと苦労
    いざ入ったR340は、R4とは比べ物にならない快走路
    ところが、竜泉洞と盛岡を繋ぐ国道が、交通量は少ないがやたらと長い
    盛岡に入って盛岡食堂へ いつもと趣向を変えて、肉野菜炒めと餃子
    地図がないので秋田方面へ抜ける道を探すのが面倒になり、結局R4
    しかも仙台にたどり着く前に、眠気に勝てなくなり、築館で高速に乗る。
    それでも眠気に勝てず、国見SAで2時間くらい寝る。
    3時くらいに出発 通勤ラッシュが始まる前の朝7時に帰着
    たぶん 雨・風と闘いすぎて 疲れちゃったのだ。
  
 計2250キロ。日高を出るまでに千キロ弱は行ってたかな。
 白赤のASWは土埃にまみれて真っ黒だ。バテなかったのは季節のせい。
 ランを楽しむには、本当にいい気候だった。
 みんなにも分けてあげたいけど だぁれも来ないんだものね。
 
 未だ観ぬ有志諸君 万障繰り合せて 来たれヒダカへ
 
 

06 September, 2007

070907 追加タンクの不具合

 
 ランに専念できたのはいいが、顔面ガソリンだらけはカンベンだ。
 
 ツラーテック製のサブタンクに付属しているブリーザーホースのゴムが早くも劣化して、加減速が起きるたびにそこから大量のガソリンが噴出し、それが走行中ともなると、気流の関係でほとんどが顔面めがけて舞い上がって、ジェットヘルのシールドの内から外からボクの顔面を攻撃する。
 そうでなくても、ホースの取り回し方法の問題もあろうが、満タンにしただけでガスが漏れまくるのは問題だろう。おそらくそのせいで、燃費も急激に悪化している。
 
 横浜についてからすぐにモトラッドヨコハマの工場に出向いて対策を講じたのはいうまでもない。
 対策方法はまっとうなガソリンホースへの交換とその末端を塞ぐワンウェイバルブとしたが、ワンウェイバルブの方はドゥカティのオプションで、現在取り寄せ中である。
 
 はよこーい!
 
 

05 September, 2007

070831-070903 GS4デイズ

 
 第6回目となるGS4。
 参加していただいた20余名のみなさん、ありがとうございました。

FIG.1 Rafting on the RALMANNAI FALL
 
 ことしは余計なギミックを差し挟まなかったせいか、ランに専念できました。
 ランの充実度で言えば、ボクが参加した中では今年がイチバンの<フォーデイズ>といえるでしょう。ライブ感あふれるコース設定で手腕を発揮してくれたMASAさん、naotoさん、珍ばさん、おらんべさんに Special thanks なのであります!
 土曜の夜のジンギスカンパーティーもまた、全力で喰いました! カタカナいっぱいの上等なお肉を差し入れてくれたtettさんや半角斎さんに Special thanks なのであります!
 そして、時期外れであるがゆえに少なかった道外からの参加者、はしもとさん@青100後期型に放浪整備士@黒100アナキーさん。 あんたがたは無職でホントーにホントーに Special Lucky だったのであります!(笑)
 
FIG.2 Road up on the A-part of the ORUNBAY CANYON
 
 気候的に絶妙なタイミングで、本来この時期に開催すべきと実感しましたが、諸々の事情のせいで来年はまた7月下旬の樹魂まつり開催時期にぶつけることになろうかと思われます。
 
FIG.3 Four-days finishers, we are.
 
 というわけで、みなさん。 らいねんもまたヒダカであいましょう!
 
 

18 August, 2007

070818 つづけて<ゲド戦記>も観ちゃった

 
 あんまりダメダメ言われると観たくなるもの。
 
 DMM.comの2週間レンタル無料キャンペーンを利用して<ゲド戦記>を借りました。 映画館で観てたら寝ちゃいそうだけど、家でゴロ寝しながら観るならまあまあ観れますよ。 つまりひとくちにダメとは思わなかったけれども、なんつーか、見所の無い作品なのですね。 「ココを見てくれ!」というメッセージが無い。 独立した映画と思ってみたときに、映画作品としてのテーマを持っていない。 
 
 いいところは特に無いけれども、ナウシカを観直したときに感じる音楽の軽々しさみたいなものは感じないから、そういう意味において、そこだけは良かったんじゃないかなあ。
 
 これから<どろろ>も観ます。
 
 

16 August, 2007

070816 <世界最速のインディアン>を観た

 
 まわりの評判がよかったので買ってみました。
 
 それなりに面白く観れましたが、この作品は特典ディスクの出来栄えも今一歩なので、レンタルで十分ですわ。
 例によって特典ディスクから観たんですが、製作者インタビューのなかでロードムービー云々とのコメントがあったので、ハテナと感じてはいたんですが、途中からいきなりロードムービーに変貌するのに少なからぬ違和感を感じました。 なんかバランスわりー感じが残るんですよね。ロード部分が不要だとも思わないけれども、要するに前段部分での旅の要素への引き込みに失敗しているのではないか。 意味ありげに登場するモーテルのオカマ店員も、エピソードとして面白くないわけじゃないがストーリーとはほとんど関係ないわりに存在感ありすぎで、観客を惑わせるだけだろう。
 日本語吹き替えと英語とを続けて見比べました。吹き替えも悪くはなかったが、やっぱり英語の方がよほどしっくりきます。
 
 そのほか<皇帝ペンギン>の特典ディスクとか、発掘した<チェンジ!ゲッターロボ>などを流し観る。 ゲッターはどんなストーリーなのかすっかり忘れていたのでたまたま発掘したのを機会に観てみた。シリーズ初期のわけ分からなさ、終わり付近のハチャメチャかつ怒涛の展開、それらに挟まれた中途のダラダラ加減。 ある意味、緩急がついていて丁度いいと言えるのかもしれないが、ようするに、このひとたちはマエとウシロだけ作りたかったんだよね、でも政治的に13本作らなきゃいけなかったからああなったんだよね、たぶん。