花まつりは仏教の開祖である釈迦の誕生日(4月8日)に行われるお祭りで、「灌仏会」や「降誕会」ともいわれています。
釈迦は紀元前5−6世紀にインド北部(現ネパール領)のルンビニーの園で誕生しました(生年については節が分かれる)。生まれるやいなや、7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言ったといわれています。花まつりには、花で飾った御堂をつくって、その中に釈迦像を安置します。その像は右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」の像化となっています。
花まつりでは甘茶をこの釈迦像にかけることが知られているが、これは釈迦が生まれたとき、天から甘露の雨が降り注いだとの伝説からきています。
日本では840年に宮中で行われたのが最初といわれています。その後江戸時代に隆盛となりました。
2005年の円光寺の花まつりで