出会い
1996年葛西臨界公園でSisayと初めて出会いました。夫婦でなにげなく遊びに行き公園のスピーカーから「中央広場でこれからSisayがフォルクローレを演奏します。皆さん広場にお集まりください。」とアナウンスが流れ、なんだろうと思いながら、音楽は好きな二人でしたので、「どうする」といいながら、足を運びました。14時からの始まりが、なかなか始まらず、いつまでたっても機械【発電機】の調整やら楽器のセット、音の調整と続き来ました。いいかげん待たされ嫌になって帰ろうとしたら、演奏が始まりました。あまり聞きなれない音楽(サンファニート)になんだこの曲はと思いながら、なんとなく懐かしさを覚えました。あとで知ったことですが、エクアドルは日本人と祖先が同じだと聞きましたが???民族楽器(ケーナ)は尺八に似ています。演奏も演歌にどことなく似ているように思いました。5人グループで背が低い人達だなー、と思いましたが一人一人曲が変わると担当楽器が変わり、また一度に3個の楽器を操る人もいました。すごい!!! それともうひとつ感心したことは、まだ若い10代の人たちが、遠い国から言葉も分らないでよく来れたもんだなと思いました。 その時買ったCDを通勤の車で聞き始めなんとなく心が癒される感があり行き帰り何度聞いたことか分りませんでした。この一枚のCDがSisayと関わるきっかけとなりました。
サポート
彼らのコンサートがあると聞いて、埼玉県の飯能市に行きました。そこで見た彼らは自分たちの思いを胸に秘めたまま、回りと合わせたコンサートでした。(ロックとのジョイントコンサート)私は純粋に彼らだけの音楽が開きたくて自分たちでコンサートを開きたいと申し込みました。コンサート開催はとても大変なことでした。5百人入る会場を借り何とか満席にすることができましたが、多くの人に足を運んでもらうことがいかに大変か身にしみました。その後、年に2回のコンサートを続けながら事務局としてサポート活動を始める事になりました。