【動物・昆虫編】

あかばち スズメバチ科の蜂、だんごばち(オオスズメバチ)より小型。
あかぶと
 コイ科の川魚。
あぜほぐり 直翅目ケラ科の昆虫。通称オケラ
あぶらめ
 コイ科の川魚、あぶらはや。
あぶらむし ゴキブリ目に属する昆虫の総称。ごきぶり。
ありげん
 膜翅目アリ科の昆虫、蟻。「ありまん」とも。
いえかえる 軟体動物腹足綱のうち陸上にすむ貝類の総称、かたつむり。柳田国男著「蝸牛考」(1930年)は、竹田地方での使用例として「いえかえる」のほか「いえかる」を挙げている。このほか大分県内の使用例として「ぜんぜんむし」「かたつもり」「いえかるい」がある。
いだ
 コイ科の川魚、うぐい。
いどろむし コガネムシ科の甲虫、カナブン。
うなめ 牛馬の雌、「おなめ」とも。
えのは マス科の川魚、あまご。
おこぜ 毛虫の総称。
おんごろ 雄の鶏。

がに 甲殻綱十脚目のうち尾の短い一群の節足動物の総称、蟹。
かんたろう フトミミズ科フトミミズ属に属する大型のミミズ。シーボルトミミズ。
ぎめ
 直翅目バッタ科の昆虫の総称、バッタ。
げえろんこ 蛙の幼生、おたまじゃくし。
こえむし カブト虫など甲虫類の幼虫。
こってぃ
 牛馬の雄。

すいっちょん 直翅目の昆虫、馬追虫。スイ〜チョンと鳴く。

だんごばち
 スズメバチ科の蜂、オオスズメバチ。
たんのんばっくん カエル目ヒキガエル科の両生類の総称、ひきがえる。
ちょうれん カマキリ科の昆虫の総称、カマキリ。
ちんこ(ぽ)ばさみ タイコウチ科の水生半翅目類、ミズカマキリ。
つくつくいっしょ 半翅目セミ科の一種、ツクツクホウシ。
つちぼ 
羽化する前の蝉の幼生。
つばくろ
 スズメ目ツバメ科の小鳥の総称、ツバメ。

のだれクカメムシ目(半翅目)のアブラムシ上科に属する昆虫の総称、アブラムシ、別名アリマキ
はさむし クワガタムシ科の甲虫の総称、クワガタ。緒方・入道さんによると、「のこぎりくわがた」は「つのまがり」、「みやまくわがた」は「あふりか」。
はちけんばっくん トノサマガエル
ばっくん 無尾目の両生類の総称、カエル。
はや コイ科の川魚。
ひいる ヒル網に属する環形動物の総称、蛭。
ひいろ 翅目の昆虫のうちチョウでないものの総称、蛾。
ひんかち 
スズメ目ヒタキ科に属する野鳥、鶲(ひたき)。
 半翅目カメムシ科の甲虫、カメムシ。「ふんむし」とも。
ぶと 双翅目ブユ科の総称、ブユ。
ぼんとんぼ 蜻蛉目不均翅亜目トンボ科に分類されるトンボ、ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)。お盆のころに人里に群れ飛ぶ。

まへび
 有鱗目クサリヘビ科の毒蛇、マムシ。
めんごろ 雌の鶏。
もぐらもち 食虫目モグラ科の哺乳類の総称。
もま
 リス科のほ乳類、ムササビ。

やわたろう 有鱗目ヘビ科、アオダイショウ。