部 位 奥豊後では 関 連

 
ぎり=つむじ
ちじゅげ=縮れ毛
いろめ(色目)=顔色
みづら(見面)=容貌、見かけ
むこうづら
(むこづら)
ほおたん
びんちゃく
びんちゃくをはる=頬を平手打ちする
いんのくそ(犬の糞)=ものもらい
ひいがらめ(ひいがら)=やぶにらみ
かんじょうみみ=都合の悪いことは聞こえないこと
じるみみ=耳垢が湿った耳
みみんす(耳ん巣)=耳の穴
はなくえ(鼻崩え)=極端に鼻が低いこと
※鼻崩えん涙じひとまくり=ものごとが極く簡単に済むこと
はなんす(鼻ん巣)=鼻の穴
すけぐち=受け口
つづ=唾液。「つう」とも
つば=唇
はじし=歯肉

みずかさ=昔の子供に多くみられた口の周囲から鼻にかけての出来物
あごたん あごたんがさかしい=口が達者であること
どんのくぼ=うなじの窪んだ部分
後頭部  うしろあたま   
手首 すろうで

せごうをかるう(背甲を担う)=猫背
けったん
けつびら
けつぐせぃわりい=身持ちが悪い
けつんす(けつん巣)=尻の穴
けつんとんがり=尻の最も出っ張った部分
ももたぶ
ももたん
ひざぼんさん
ひざぼんず
ふくらはぎ ゆうろ
くるぶし とりこんぶし
(鳥拳)
♪向こうを通る別嬪さんな、おしろい付けて紅付けて、足んとりこんぶしゃこけだらけ♪(向こうを歩いている美人は、しっかり化粧をしているが、くるぶしには垢がいっぱい)
かかと あど
その他  いのね=リンパ節
かだら=体(からだ) ※単なる言い間違いにしては使う人が多い
こけ=垢
こねくる=捻挫する
たごかす=捻挫する
つう=かさぶた。唾液を指すこともある
ねたごかす=寝違える
ふとる(太る)=成長する。標準語の「太る」に相当する言葉は「こ(肥)ゆる」
ほやけ(火焼け)=あざ
ほろせ=発疹

                                                           (2008年1月19日)