A型が歴史上に登場するのは、紀元前2万5000年から1万5000年頃で、農耕生活が営まれるようになる時期である。平地に定住して穀物を栽培し、食べるものが変わり、人間の体はそれに合わせて変化した。そこで登場するのが、A型という血液型である。農耕民族たちは、挽いた穀物の粉で作る料理や、煮炊きをよくした柔らかい食物を消化するのに適したカラダに自らを変化させていった。A型は消化器系が弱いと言われるのは、旧石器時代の人類が持っていた、肉食に適応する強靭な消化能力を失ってしまったからである。性格的には協調性があり、几帳面で真面目で常識がある。


◎◎　A型に適した食べ物　◎◎
農耕民族の子孫であるA型は、野菜や穀物をバランスよく食べるのがいい。お勧めの食べ物は、大豆・繊維の多い野菜・鶏肉・白身魚・オリーブオイル・全粒穀物のシリアルやパン・そば・ベリー類など。基本的に穀物と野菜が中心。