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アテネ

丘の上に立つパルテノン神殿は、古代の偉大な文明の繁栄を物語っている。廃墟となった今でも不思議な雰囲気が漂い、まるでギリシャ神話の世界に迷い込んだようである。パルテノン神殿の丘の麓にあるプラカ地区は昔ながらのギリシャの街で、雑貨屋が多く、飲食店は夜遅くまで開いている。アテネに泊まるならお勧めの地域である。ギリシャ料理は素材が良く、野菜も新鮮で、肉料理も魚料理もおいしい。レストランはギリシャ語でTAVERN(タベルナ)と言う。タベルナと読むが、どんどん食べたくなる。とにかく何を食べても美味しい。雑貨を見て、食事をして、これだけでも旅行はあっという間である。思わず、メインの遺跡めぐりを忘れそうになってしまう。街やギリシャ人を見ていると、気のせいか日本と似ているような感覚を覚える。プラカ地区は小道が入り組んでいるので、道に迷わないように地図は必ずもっていた方がいい。夏場は気温が高いが、湿度が低い為、暑くても気持ちいい。ただし、脱水症状だけは要注意。アテネではあちこちに出店があり飲み物を売っているので、水分の補給は小まめにした方がいい。また、信号の感覚が日本と何かが違うので、横断歩道を渡るときはギリシャ人の後について行った方が無難。治安は悪くはないが、タクシーやレストランなどでのボッタクリには注意した方がいい。

ワンポイントアドバイス

夏場の脱水症状について
人間は1時間に800mlまでしか水分を吸収できません。それ以上の水分を汗などで体外に出したら水分の補給が間に合わなくなります。ちなみにサッカー選手は90分の試合で2リットルの汗をかくそうです。夏のアテネは気温が高くても湿度が低いので不快感がありません。脱水症状にも気が付きにくいので、急に飲みすぎてお腹を壊さないように、時間をおいて、たまに水分補給をしましょう。

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