ハメーンリンナは、森と湖の国フィンランドを象徴するような街である。ハーメンリンナのリンナとは城と言う意味である。その名の通り、この街には中世に建てられたハメ城がある。ハメ城はフィンランド3大古城の一つで、700年以上前の城である。ハミ部族の中世の拠点で、当時の面影を今に残し、美しい自然の中で不思議な雰囲気を漂わせている。街の中心には作曲家シベリウスの生家がある。また、ハメーンリンナから北西3kmの所に、広大なアウランコ国立公園もある。アウランコ・タワーからの景色はとても素晴らしい。ハメーンリンナへの交通は、ヘルシンキから列車で約1時間。