“アリス・ザ・ジャバウォック”:被検体NO.042
現状で最強の破壊力から命名。上位称号。
特殊なエフェクトを発現するのではなく、全体的な強化が見られる。極めて攻撃的な人格が現れるのも特徴。
現在は危険のため地下最下層に監禁。研究は間接的なものに留まる。
他、ウイルス自体が特異な振る舞いをする。別記。


“アリス・ザ・マーチラビット”:被検体NO.032
人格面での躁状態から命名。
広範囲から熱量を奪い取るエフェクトを使用可能であり、広域制圧兵器として優れている。
しかし知能と言動に問題在り。運用には注意が必要。


“アリス・ザ・ホワイトラビット”:被検体NO.012
極めて高いレベルの隠密能力と知覚能力から命名。
移植によって特殊な変化が見られなかったため、本来ならアリスではないが、能力の高さと人格の安定を考慮し、例外として冠する。


“アリス・ザ・スニーク”:被検体NO.031
本人の変身能力から命名。
移植によって特殊な変化が見られなかったが、“ホワイトラビット”と同様の理由により冠する。


“アリス・ザ・ナイト”:被検体NO.004
特に乗物に対する嗜好と特化から命名。機械に対して高い支配能力を保有する。
初期被検体。能力は低いが、第二次移植要素として重要。


“アリス・ザ・ワンダーランド”:被検体NO.001
オリジナルキャリアであることから命名。上位称号。
保有ウイルスが、突然変異体でありながら極めて高い親和性を有する。
他、強いストレスに晒されることで特異な振る舞いをする。別記。


“アリス・ザ・マッドハッター”:被検体NO.053
研究者でありながら自ら被検体に志願するなど、狂的な振る舞いから命名。
対象数が限定されてはいるが、強力な他者制御能力を保有する。


“アリス・ザ・グリフォン”:被検体NO.012
高速飛行能力、高速戦闘能力より命名。上位称号。
精神的な面を含め、戦闘生物単体としての完成度は“ジャバウォック”を上回ると思われる。
現在、FH日本支部に出向中。


“アリス・ザ・チェシャキャット”:被検体NO.15
言動と捕捉の困難から命名。
“ホワイトラビット”に匹敵するほどの隠密能力と特異な能力を併せ持つが、人格と嗜好に難在り。
非公式ではあるが、日常的に研究所を出入りしているとの情報がある。


“アリス・ザ・クイーン”:被検体NO.45
能力の完成予想より命名。上位称号。
大規模ジャーム化現象、及び支配能力を有するとされるが、素体が能力を発揮しきるには脆弱すぎるため、未確認。
本来なら上位称号を冠するには値しないが、FH本部で有効性を認め、別の研究所に移行し研究続行予定。


“アリス・ザ・ハンプティダンプティ”:被検体NO.88
詳細不明、研究中。


“アリス・ザ・バンダースナッチ”:不在
極めて高い侵食速度と破壊力から命名。上位称号。
被検体が実験中に暴走、捕殺したため現在不在。下位アリスへの移植実験が予定されている。