HPを開設して10ヶ月目に入ります。これまで色んな方々が僕のHPを見て下さりました。頂いた声を紹介すると、「元気になりました」「勇気がわきました」「明日からがんばろうと思います」「些細なことで迷わず楽しく生きようと思いました」たくさんの想いを頂きました。そして、僕も「EYE」からたくさんの元気をもらいました。

『日本で生きてきてよかったな』
掲示板を見ていつも思う気持ちです。
これまで、多くの人々に広く認知された「EYE」。いつも皆さんから受ける質問があります。
「次はどこに旅に行くのですか?また素敵な写真撮って下さい」
期待を受けるということは僕にとって嬉しい言葉です。しかし今回僕は、あえて公表しておこうと思うことがあります。
『「EYE」の活動はこの9月の書籍「ビジュアルブック」の発売と同時に終了します』
次の作品を期待している人たちには、本当に申し訳ない発表になります。
今後、僕の生活の中で、しばらく旅に行くことはありません。再び旅に出たいという気持ちはあるのだけれど、それ以上に大切にしたいものがあるからです。将来の嫁さんと、将来の子供。これから始める事業による人々との付き合い。そして、「自分の目の前の生活」です。
旅に出る前、そして出た後もこんな質問を受けました。
「よく飛び出しましたね」
僕自身、今でもよく飛び出したものだと思います。今の僕の生活状況なら飛び出せない。今の環境があるから。優先すべきものがあるから。でもあの時は飛び出せた。
全てタイミングだったと思います。そしてそのタイミングの時期に、自分の素直な気持ちを優先させた。
『色んな民族の人たちと話がしたい』 『色んな価値観をこの目で見たい』
この想いが、その時点で、僕にとって一番優先すべきものだったのです。

僕はいつも自分のことをこう言います。
『僕は旅人ではないです。 ふつうの26歳の青年です』

世の中にはいろんな生き方をした人間がいますが、「自由に一生生活をする」。そんな旅人に僕はなりきれなかったのだと思います。僕はどこにでもいるふつうの26歳。でも、そんな「ふつう」でも、たくさん学んだことがありました。
『多くの人々の支えがあって、 楽しく旅ができ、
楽しく生きてきたんだ』 ということです。
次回作の「EYE」はしばらくありません。しかし、このサイトを見て共感を感じてくれた方々が、自分自身の目で本当の「EYE」を見て欲しいと、僕は思っています。ネット上の「EYE」でなく、自分自身の目で見た「EYE」。それぞれの「EYE」に映った世界各国の人々の「EYE」。自分の目で見て下さい。もっと素敵な世界が広がります。
昨今すぐに海外へいける時代。旅行会社の提案する、買い物プラン、食べ物ツアー、観光地巡り、準備されたものも面白いかもしれませんが、一歩踏み込んで、楽しさを見つけてみようと思うなら、そこに住んでいる『現地の人々』とふれあってみて下さい。フリーな時間、自分の足でちょっと町を歩いてみれば、その世界は開けます。
旅は、自分自身の楽しみ方で、大きく変わります。もちろん「人生」というものも、その人の楽しみ方次第で、どうにでも変わることができる。楽しむことは案外単純だったりするかもです。
守るべきものがあれば、飛び出す機会はなかなかないかもしれませんが、もし、僕と同じようにタイミングがあれば是非飛び出してみて下さい。人はいつ死ぬかわかりません。
『後悔のない人生を生きるために、一時一時のこの瞬間を楽しんで生きる』
とても大事なことかもしれません。
多くの方々が、たくさんの価値観を受け止め、楽しく生きていいければ、世の中は楽しくなると思います。残り数ヶ月ですが、残りの「EYE」、応援よろしくお願いします。
吉村健二

PS.東京での(8月開催予定)写真展が最後になります。
よかったら、是非遊びに来て下さい。