2009年
 2009年12月29日(三番瀬)  帰省直前の鳥観でコクガンが飛来している三番瀬へ行くことにした。ハマシギ、ミヤコドリ、ダイセン、シロチドリ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、ビロードキンクロ、コクガン、シノリガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ。
 2009年12月27日(湘南海岸) 体調もすぐれず、久しぶりの鳥観も比較的近場の湘南海岸へ行くことにした。カンムリカイツブリ、カワウ、ウミネコ、ユリカモメ、ウミアイサ、イソヒヨドリ、トビ。 
 2009年10月18日(茨城県 稲敷市) 久しぶりに霞ヶ浦まで遠出をした。浮島近辺の蓮田をまわった。越冬組のシギチなのか、数少ないながら蓮田で採餌していた。北海道から南へ渡る途中の100羽を超えるショウドウツバメの大群に出くわした。 タカブシギ、オオハシシギ、コアオアシシギ、オジロトウネン、トウネン、コチドリ、タシギ、バン、せグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ、キジバト、カルガモ、コガモ、ムクドリ、カワセミ、チュウヒ、ミサゴ、トビ、チョウゲンポウ、ショウドウツバメ、コブハクチョウ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ヒヨドリ。
 2009年10月4日(三番瀬〜葛西臨海公園)  ヒメハマシギが去った三番瀬は静かだろうと早朝の大潮の満潮に合わせて行くことにした。干潟が大きく現れ始めた三番瀬を早めに終了し、葛西臨海公園をまわった。秋の渡りもそろそろ終了かもしれない。ミヤコドリ、オグロシギ、ハマシギ、ダイセン、オバシギ、ミユビシギ、トウネン、ヨーロッパトウネン、キリアイ、アオアシシギ、イソシギ、マガモ、ヒドリガモ、カワウ、ウミネコ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、セイタカシギ、チュウヒ、ハクセキレイ、モズ。
 2009年9月27日(三番瀬)  再度、三番瀬に出かけたが、本日も玉砕。昨日もヒメハマシギの姿はなかったらしい。潮が満ちてくる1時頃に鳥観を終了した。トウネン、ヨーロッパトウネン、ダイセン、ミユビシギ、ハマシギ、メダイチドリ、シロチドリ、キリアイ、ミヤコドリ、ミサゴ、スズガモ、カワウ、ウミネコ、ハクセキレイ。
 2009年9月23日(三番瀬)  シルバーウイーク最後にヒメハマシギに再度チャレンジ。通常は北米大陸にいるシギだが、どういう訳か東半球へ来たみたいだ。日本での確認は10例程度とのこと。早朝より出撃したがシギチは満潮で沖の防波堤でお休み。11時前に沖にできた干潟にトウネンの群れがやってきたが、本日も発見できなかった。すっかり冬羽になった足の悪いヨーロッパトウネンはまだ三番瀬に滞在していた。オグロシギ、ダイセン、オオソリハシシギ、ハマシギ、ミユビシギ、トウネン、ヨーロッパトウネン、ダイサギ、コサギ、スズガモ、カワウ、ウミネコ。
 2009年 9月22日(三番瀬〜葛西臨海公園)  最近インターネットで騒がれているヒメハマシギを観ようと三番瀬に出かけた。満潮が8時30分。満潮に合わせて現地に到着したが、ハヤブサの3度の出現で結局シギチは浜に寄り付かず。かわりに冬羽のヨーロッパトウネンを観ることができた。その後、葛西臨海公園へ。水元公園で見過ごしたツツドリを撮ることにした。ツツドリは4時頃までに3度の出現。終日自然と戯れ、満足のいく撮影もでき、久しぶりに至福の一日過ごす事が出来た。トウネン、ヨーロッパトウネン、キリアイ、ハマシギ、ミユビシギ、シロチドリ、ハヤブサ、ウミネコ、スズガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、ムクドリ、カワラヒワ、カルガモ、ツツドリ。
 2009年 9月20日(水元公園) 夏鳥の南への渡りも後半に入ったようだ。久しぶりに葛飾区の水元公園へ行ってみた。カイツブリ、コサギ、シジュウカラ、コサメビタキ、キビタキ、センダイムシクイ、ヒヨドリ、ハシブトカラス。
 2009年 8月23日(三番瀬) 先週に引き続き三番瀬へ出かけた。今日は満潮が7時56分。8時半ごろから干潟が現れシギチがそこに集まることを想定し、自宅を7時半に出発した。8時過ぎに三番瀬に到着。満潮で鳥たちは沖の杭や防波堤にいたが、潮が引き始めると最初に現れた小さな干潟に集まりだした。干潟が大きくなるにつれ、杭や防波堤で待機していた鳥たちが次々と飛んできて、短時間で効率のよい鳥観ができた。幸運にも、香港のMAIPO以来見ていなかったヨーロッパトウネンを5−6年ぶりに確認することができた。トウネン、ヨーロッパトウネン、ダイセン、キョウジョシギ、キアシシギ、オバシギ、オグロシギ、ソリハシシギ、ミユビシギ、シロチドリ、メダイチドリ、ウミネコ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カワウ、ハクセキレイ。オグロシギは今期初認だと周りの人から聞いた。
 2009年 8月16日(三番瀬)  久々に鳥観に出かけた。インターネットで調べてみたら、秋のシギチの渡りも進んでおり、今年の春はパスしたので三番瀬に行くことにした。7時過ぎに到着したが、大潮の引潮で干潟が沖合まで出来ていて、鳥たちも分散して波打ち際で採餌していた。ハマシギ、ミユビシギ、トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、ムナグロ、メダイチドリ、コアジサシ、カワウ、ダイサギ、アオサギ。
2009年 6月20日(千葉県) 今週もサンコウチョウの写真を撮りに行った。巣作りが完了し抱卵を行っていた。それにしてもサンコウチョウのメスはよく働く。抱卵もメスが1時間ほど行うのに対し、オスは約30分。交代した後はなかなか戻ってこない。まるでどこかの一家のようだ。もう一夫婦は雛が孵り、子育て真っ最中のようだ。この夫婦も、蛇などに襲われることなく無事に子育てを完了してくれることを望むばかりだ。サンコウチョウ、ヒヨドリ、ヤマガラ、オオルリ、アマサギ。
2009年 6月14日(千葉県) 鳥友の鳥観ニストさんから情報を頂き、サンコウチョウを見に行った。巣作りの真っ最中。メスが一羽で巣作りを行っており、オスは午前中に一度姿を見せただけだった。ひらひらと飛ぶ姿は優雅で、やはり南方系の鳥だと感じた。この姿で南から渡ってきたのか、日本に到着して尾羽が伸びたのか非常に不思議に思った。数分に一度巣材を銜えてきて巣作りをするメスを数人のカメラマンと見ていたが、皆さんからは「こんな奥さんだったら・・・・。」と冗談がでた。300mmしか持って行かなかったので、次回は600mmを持って再チャレンジする。オスの綺麗な写真が撮れればよいが・・・・・。サンコウチョウ、キセキレイ、ヤマガラ、シジュウカラ、オオルリ。
2009年 6月7日(山梨県 塩平〜乙女高原) 久々に良い天気の週末となった。都会の喧噪から逃れ東山梨の高原へ行った。乙女高原は標高1,700M。家から120KMで約2時間で到着した。天気は晴れ。気温14度。少々肌寒いが山つつじが満開でゆったりと自然を満喫することができた。期待したカッコウ等はまだ早いのか鳴き声も聞かなかった。エナガ、ホオジロ、センダイムシクイ、アマツバメ、ツバメ。往路の中央高速で神奈川県から山梨県に入る直前で交通事故にあった2頭のニホンザルが死んでいた。まだ1頭は子ザルだ。また塩平〜乙女高原への林道でニホンリスが車に撥ねられて死んでいた。野生動物と人間社会との境界が変化してきたのだろうか。このような事故を見る度になんとかならないものかと心が痛む。
2009年 5月3日(栃木県民の森) ゴールデンウィークの合い間をぬって、高速道路も空いているだろう思い、東北自動車道経由で行ったが大きな間違いであった。早朝の5時ごろより宇都宮インターの手前から混み始め、現地到着まで3時間を要した。人出も多く、一応、夏鳥は確認できたが、鳥の方もまばらだった。カワラヒワ、ホオジロ、モズ、ハシボソガラス、オオルリ、キビタキ、サンショウクイ、シジュウカラ、ヤマガラ、セグロセキレイ、キセキレイ、カルガモ、コガモ。
2009年 4月5日 (茨城県 浮島〜波崎〜銚子) 久しぶりに遠出をした。浮島にツルシギが来ているとの情報があり、先ず、浮島からスタートした。残念ながらツルシギには会えなかったがオグロシギ、コチドリがいた。そろそろ春のシギチの渡りの始まりだ。浮島の後にして次に波崎へ行った。新港では北帰行前のスズガモ・クロガモの群れがいた。その後利根川河口を渡り銚子へ行った。港のなかにはスズガモが多く、まさに北へ帰るために集結しているようであった。銚子マリーナではお目当てのシロエリオオハムを見ることができた。瀬戸内ではよく見ることができるが、関東では珍しいという。私も子供のころに育った瀬戸内で見ていたのだろうか、初見のような感じはなく、なんとなく懐かしさがあった。港で見たユリカモメの頭は黒くなっているもの多く、もう夏羽に変わりつつある。日差しも温かく、さすがに長距離ドライブと長時間の鳥観は疲れた。本日の走行距離は360kmだった。コチドリ、ヒバリ、カワラヒワ、コブハクチョウ、オグロシギ、イソシギ、ミヤコドリ、ヒバリ、トビ、ハシボソガラス、モズ、スズガモ、クロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、ハジロカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、シロエリオオハムシロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメ、セグロセキレイ。
2009年 3月15日 (秋が瀬) 鳥友の鳥観ニストさんにレンジャクの東京近郊で撮影できる場所を尋ねたところ、お勧めは秋が瀬との事だった。ピクニックの森・子供の森の両方にレンジャクが入っており、合計で100羽前後はいると思われる。カメラマンは多かったが、皆さんと話をしながら鳥の出現を待ち楽しい撮影ができた。ヒレンジャクキレンジャク、シメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、オオタカ、ノスリ、ツグミ、アオジ、アトリ、カケス、モズ。
2009年 3月1日(栃木県 壬生) 私用で28日の夜から栃木県の壬生へ出かけた。1日の用事の合間に2時間ほど鳥観をすることができた。今日から3月。風も無く暖かい一日だった。ツグミ、アカハラ、ヒヨドリ、コジュケイ、カケス、カシラダカ、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コゲラ、アカゲラ、シメ、キクイタダキ、ノスリ、オオタカ、チョウゲンポウ。
2009年 2月24日(東京都渋谷区) 先週から話題になったオオコノハズクの写真を撮りに行った。場所は鳥友のTさんからメールで教えてもらい容易く見つけることができた。平日で天気も曇りのためカメラマンは10名程度。ゆっくりと皆で鳥の話をしながら午前中を過ごすことができた。肝心のオオコノハズクは人が通っても、シジュウカラが周りで騒いでもお構いなしでずっと目を閉じ眠りっぱなし。なぜこんな大都会で、それも人通りの多いところで越冬するのか不思議である。
2009年 2月22日(栃木県野木町) 野木町へ用事で行ったついでに午前中を使い鳥観を行った。場所は渡良瀬遊水池の南の端になる。シロハラ、ツグミ、アオジ、アトリ、ベニマシコ、ホオジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、シメ、キセキレイ、カワウ、ビンズイ、カケス、オオタカ、トビ、ハシブトガラス、キジバト、スズメ。
2009年 2月21日(東久留米 黒目川) 1月に新聞報道されたヒクイナを観に行ってきた。さすがにブームは去り、カメラマンは20名ほどであった。ヒクイナはここ20年間で繁殖確認が5分の1となり絶滅危惧U類(VU)に指定された。原因は水田の整備や溜池の埋め立てらしい。人類が生息環境を破壊したからに他ならない。それが突然、東久留米の住宅街を流れる黒目川に現れた。冬鳥ではあるが今までの越冬確認は中部以西であった。関東での確認は珍しい。これも地球温暖化が原因だろうか。思ったより小さくちょこまか動いていた。無事に春になり繁殖地へ帰ることを望むばかりである。ヒクイナ、カルガモ、キセキレイ、ウグイス、ムクドリ、チュウサギ、コサギ、キジバト。
2月8日(葛西臨海公園〜東京港野鳥公園) やっと葛西臨海公園でトラツグミの写真を撮ることができた。センター下の湿地でチョコチョコと動いているのを見つけた。1分ほどの顔見世だった。ツグミと比べると非常に大きくキジバト程の大きさには驚いた。チュウヒ、ミサゴ、ノスリ、ハヤブサ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、コガモ、オナガガモ、マガモ、スズガモ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、バン、ツグミ、トラツグミ、ハクセキレイ、オナガ、シメ、アオジ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、ムクドリ、ユリカモメ、ウミネコ、番外にアズマヒキガエル。アズマヒキガエルは産卵のために葛西臨海公園の淡水池に集まっていた。大きいメスの上に小さなオスが乗り100匹以上が蠢いていた。気温は10度前後であったが2月上旬のカエルの産卵はやはり地球温暖化が原因か。
2009年 1月17日(大田区六郷上水〜宝来公園〜多摩川台公園) 300mmのレンズを持って近場を散策した。コサギ、オナガ、ヒヨドリ、ムクドリ、カルガモ、マガモ、モズ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ハシブトガラス、スズメ。
2009年 1月12日(群馬県板倉町〜渡良瀬遊水池) 昨年から飛来しているというシジュウカラガンを撮影しに群馬県の板倉町へ遠出することにした。コクマルカラスハイイイロチュウヒを観ることができればと期待していたが、両方とも観ることができた。シジュウカラガンは情報通りマガン一緒に居り、すぐに見つけることができた。両方とも人馴れしておりバーダーが近づいても逃げない。コクマルカラスはミヤマカラスに混じって電線に群れで留まっていた。黒い体で子犬のような声で鳴くのは非常に愛らしい。ツグミ、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ、ジョウビタキ、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラガン、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、ミコアイサ、コクマルカラス、ミヤマカラス、ハシボソカラス、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ミサゴ、トビ。
2009年 1月10日 (四谷近辺) 都心の冬鳥サーベイに上智大学近辺に出かけた。ビンズイ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス。
2009年 1月4日 (葛西臨海公園) 帰省渋滞を避け、早朝より葛西臨海公園へ行った。猛禽類が多数出ておりカモ類は少ない。チュウヒ、ミサゴ、ノスリ、オオタカ、カワウ、ホシハジロ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、スズガモ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、アオジ、カワラヒワ、ツグミ、ハクセキレイ、ホオジロ、メジロ、アカハラ、ムクドリ、ユリカモメ。