2011年
2011年12月31日(多摩川) 多摩川丸子橋下流300M辺りに、午前8時ごろ4羽のコハクチョウが飛来しました。裏日本での大雪や昨日の強い北風により飛ばされて来たのでしょうか。10分程着水して上流に向かって飛んで行きました。
2011年12月30日(千葉県) 昨日、Iさんよりソデグロヅルが飛来しているとの情報を頂き午後から出撃した。鹿児島の出水以来だが写真に撮ったのは今回が初めてである。通常、シベリアを南下して中国大陸の上海の北西やアモイ近辺などで越冬している。毎年、日本への飛来の記録はある。香港駐在時にマイポへ幼鳥が飛来し、香港バードウォッチングソサエティーのメンバーから、一緒に中国の越冬地に観察しに行かないかと誘われたことを思い出した。今年最後に神様から贈り物を頂いたみたいだ。首のあたりにまだ茶色が残っており、2〜3歳の若鳥かもしれない。ソデグロヅル、ダイサギ、アオサギ、キジ、オナガガモ、コハクチョウ、タゲリ、タシギ、カワラヒワ、ミヤマガラス、ハクセキレイ、カワウ。
2011年12月29日(山梨県林道) 昨年暮れから今年の年初にオオマシコ・イスカで賑わった林道へ行ってみた。裏日本の大雪で赤い鳥達が南下してきてるだろうと期待していたが、まだ来ていないようだ。5名のバードウォッチャーとお会いしたが林道の頂上まで歩いた方もいたが、見つけられなかったとのこと。シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、ミソサザイ、ルリビタキ、カケス。
2011年12月25日(多摩川) 多摩川の丸子橋から下流のJR鉄橋まで歩いてみた。ヒドリガモの数十羽の群れを何度も見ることが出来た。合計1,000羽は越えていると思う。後は定番のユリカモメが多かった。ヒドリガモ、カルガモ、カワウ、カイツブリ、セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン、タヒバリ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ヒメアマツバメ、モズ、トビ、ハシボソガラス、アオサギ、ダイサギ、コサギ。
2011年12月24日(東京港野鳥公園) クリスマス寒波に負け、近場の東京港野鳥公園へ行くことにした。ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、オオバン、タヒバリ、セッカ、ウグイス、ヒヨドリ、ムクドリ、オオタカ、ハイタカ、トビ。
2011年12月13日(三浦半島) 11月の下旬からウミスズメが出ているとの情報をもらいながらやっと出陣できた。北風が強く白波が立っていたが、ウミスズメはまだ留まっていてくれた。全部で10羽以上いたと思われる。7羽、5羽、3羽の群れを確認した。但し、水中に潜り想像もつかないところに出てくるので、違う群れなのか、また同一個体なのか識別が困難である。8時過ぎより12時頃まで観察したが、小魚の群れを追い、ひっきりなしに港の防波堤の傍に出現してくれた。遠くに江の島、富士山を仰ぎ、楽しい半日を過ごす事ができた。ウミスズメ、アオサギ、コサギ、ユリカモメ、ワシカモメ、ウミネコ、マガモ、カワウ、チョウゲンポウ、トビ。
2011年12月3日(ドバイ) 今回出張の最終の土曜日、早朝散歩を兼ねホテル近辺でバードウォッチングを行った。ドバイは砂漠の中のオアシスの為か鳥が多く、鳥があまり人を怖がらないためにすぐ近くで観察できた。午後、訪問先からホテルへ帰る途中にドバイ政府が保護しているラスアルコールワイルドライフサンクチュアリへ行った。ホテルから車で10分程のところにある空港とドバイ市街地の中間にある湿地帯である。ドバイの高層ビルを背景にオオフラミンゴをはじめたくさんの水鳥達がおり、非常にアンバランスである。市街地のすぐ近くに、このような素晴らしい湿地を保護してきたものだと感心した。ワライバトシラコバトイエスズメシマシャコシロミミヒヨドリシリアカヒヨドリインドハッカオオフラミンゴムラサキタイヨウチョウセスジハウチワドリ、アオサギ、ダイサギ、セイタカシギ、ヤツガシラ、イエガラス、ニシコクマルガラス。
2011年11月30日(ベルギー ブリュッセル) 欧州出張中にベルギーの首都ブリュッセル郊外の池の傍にあるレストランで昼食をとった。昼食後時間があったので池に飛来している冬鳥を観察した。今年の春にロンドン、デュッセルドルフで観た鳥と同じであったが、食後のひと時をゆっくりと過ごす事が出来た。オオバン、カンムリカイツブリ、エジプトガン、キンクロハジロ、ユリカモメ、カナダガン、コブハクチョウ、ホシハジロ、ワタリガラス。
2011年11月27日(東京港野鳥公園) 23日に続いて、今日は午後から等東京港野鳥公園へ出撃した。マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、カイツブリ、オオバン、バン、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ダイサギ、オオタカ、サンカノゴイ。オオタカ成鳥は3度、サンカノゴイは1度だけ飛んだ。
2011年11月23日(東京港野鳥公園) 自宅から20分程の距離にある東京港野鳥公園へ行った。冬の常連を確認できた。マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、オオジュリン、モズ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、オオタカ、トビ、バン、オオバン、イソシギ、ダイサギ、アオサギ。オオタカは成鳥2羽、幼鳥1羽と合計3羽いた。
2011年11月13日(神奈川県 酒匂川) 二度目の挑戦でコウライアイサを撮影することができた。既に早朝からカメラマンやバードウォッチャーが50名ほど来ていた。コウライアイサは4羽のカワアイサと行動を共にしていた。カワアイサと比べコウライアイサの方がひとまわり小ぶりである。カワアイサのオスも一緒に行動していたので頭の大きさやクチバシの違い等が良く分かった。コウライアイサ、カワアイサ、カルガモ、マガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、チョウゲンポウ、ホオジロ、セッカ、アオジ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、カワセミ、モズ、キジバト。
2011年10月30日(神奈川県 酒匂川) 河原の鳥を撮影に酒匂川へ出かけた。夏鳥の渡りも最後と思われるがノビタキがまだいた。ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、ノビタキ、カワラヒワ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワセミ、トビ、モズ、ハヤブサ、チョウゲンポウ。
2011年10月28日(戸隠森林植物園) 急遽思い立って戸隠まで遠征した。前日の夜に出発し、長野インター直前の松代PAで仮眠し、6時半より戸隠森林植物園で探鳥を開始した。木道のツルマサキの所でカメラマン数人がムギマキの出現を待っていた。地元のバーダ―によると今年のムギマキは過去10年で最低らしい。通常、ムギマキはあまり待つことなくツルマサキの実を食べに現れ、簡単に観察できるとのこと。待っている最中にマミチャジナイ4羽が追いかけあいをしながら現れてくれ、退屈することなく時間が過ぎた。結局その場所にムギマキは現れなかったらしい。季節にも寄るのだろうが、比較的鳥は少ない。紅葉も終盤になり、平日の金曜日ということでもあり、人の数は少なかった。ムギマキはどこに現れるか分からないが、午後に入り口近くのツルマサキに成長♂1羽が現れ、辛うじて証拠写真を撮ることができた。鳥の出は少なかったが、秋晴れの下、戸隠高原の自然を満喫し、バードウォッチングを楽しむことができた。カシラダカ、アオジ、マミチャジナイ、ジョウビタキ、ツグミ、ムギマキ、シジュウカラ、コガラ、ゴジュウカラ、エナガ、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、カケス、ハシブトガラス、キンクロハジロ、カルガモ。
2011年10月23日(葛西臨海公園) 先週に引き続き葛西へ行った。アリスイ2羽はセンター横から第二駐車場へ移動。その他の顔ぶれは先週と変化がなかった。
2011年10月16日 (葛西臨海公園) 近場の葛西に出動した。昨日の南からの強風で珍鳥の出現を期待したが、いつもの顔ぶれであった。アオアシシギ、コアオアシシギ、イソシギ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、コガモ、キンクロハジロ、マガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、カワウ、オオバン、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オナガ、モズ、カワラヒワ、スズメ、トビ、ハシブトガラス、ウミネコ、セグロカモメ。センター横のブッシュにアリスイが2羽入っているとのこと。写真を見せて頂いたが、綺麗に撮れていた。
2011年10月10日(茨城県稲敷市) シギチの秋の渡りは終盤になってきた。一方、カモ類は北から帰ってきたようだ。稲敷の蓮田や稲刈り後の田んぼをまわってみた。ツルシギ、オグロシギ、タカブシギコアオアシシギ、ムナグロ、イソシギ、セイタカシギ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、カルガモ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、ミサゴ、チュウヒ、トビ、チョウゲンポウ、ユリカモメ、モズ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、キジバト、キジ。
2011年9月24日 (葛西臨海公園) 以前に購入したSIGMA 150−500mm F5-6.3 APO DG OSの試し撮りに葛西臨海公園へ行った。600mmと比較し格段に軽く、ブレ防止機能も付いているので手持ち撮影もでき、機動性の観点からは格段に良い。ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、カワウ、カイツブリ、アオアシシギ、セイタカシギ、イソシギ、コチドリ、ハクセキレイ、オオヨシキリ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、シジュウカラ、カワセミ。
2011年9月23日 (茨城県) 昨日、Iさんからオオチドリが10羽以上の群れで出ているとのメールを頂いた。Iさんからはいつも貴重な有難い情報を頂き感謝している。早速、早朝から出撃することにした。場所はある程度特定できていたが、ムナグロの群れと一緒に移動しているとのことで見つかるか不安であった。目的地に近づくと数十台の乗用車が駐車し、その先に数十人のカメラを一方向に向けた人だかりを発見できた。本日のオオチドリの群れは8羽であった。12羽いたらしいが、早朝に4羽が余所に飛んだらしい。オオチドリを観察後、浮島周辺をまわり帰宅した。オオチドリ、コチドリ、タカブシギ、エリマキシギ、カワウ、カルガモ、カワセミ、ツバメ、イワツバメ、ショウドウツバメ、トビ、チョウゲンポウ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ムクドリ、ダイサギ、チュウサギ、アマサギ、コサギ。
2011年9月19日 (千葉県干潟) 出張や私用が週末に重なり、なかなか鳥観に出かける自由な時間を持つことができなかったが、やっと一月ぶりに鳥観に出かけることができた。 9月も半ばを過ぎたにも拘わらず、本日も真夏日で、暑さと日焼けと戦う鳥観であった。カワウ、ダイサギ、コサギ、スズガモ、ミヤコドリ、シロチドリ、ダイセン、トウネン、ハマシギ、ミユビシギ、オバシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、ハクセキレイ、セッカ。
2011年8月13日 (葛西臨海公園) 早朝のみしか探鳥に割ける時間がなかったので近場の葛西臨海公園へ行くことにした。気温も高く鳥たちも少なかった。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、ササゴイ、カワウ、カルガモ、カイツブリ、セイタカシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、ムクドリ、コムクドリ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ツバメ。
2011年7月31日(谷津干潟) 午後、コムクドリ狙いで谷津干潟へ行った。天候も時折小雨が降り、鳥の出も悪くコムクドリは現れなかった。地元の方によると、ここ数日出現していないらしい。ウミネコ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、シギチ類、オナガ、ヒヨドリ、キジバト、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ。
2011年7月24日(谷津干潟) 秋のシギチの渡りがスタートした。谷津干潟にもシギチの帰還が始まった。キアシシギ、オバシギ、キリアイ、トウネン、メダイチドリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オナガ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハクセキレイ、ウミネコ。
2011年7月16日〜19日(北方四島クルーズ、根室)  今年で北方四島ビザなし交流を行っていたロサルゴサ号が秋に引退するということで、バードウォッチングでチャーターできるのも最後だろうと北方四島クルーズに参加した。7月16日の早朝に根室港を出港。歯舞・色丹の13海里沖を通り択捉島最東端まで17日の朝まで24時間かけて航海し、2日かけて根室へ戻る3日間のクルーズである。歯舞・色丹近辺の海域は鳥が濃く、択捉島近辺は比較的鳥影が少なかった。最初の2日間は気温も低く濃霧に悩まされたが、最終日は9時ごろから霧が晴れ、期待通りの生命豊かな海でのバードウォッチングを楽しむことができた。特に18日午後の歯舞諸島沖では小型版のアリューシャンマジックのような現象が起こり、10万羽を越えるハシボソミズナギドリが集結し、ザトウクジラまでもが現れた。北方四島は日本の領土であり、観察した野鳥は日本の野鳥としてカウントした。道中4度念願のアホウドリと出会えた。若鳥ではあるが船に付いたものもあり、恐らく3個体だと思われる。
19日は午前中に根室の明治公園へ行った。予想していた通り2月にお会いした地元のAさんにお会いすることができ、ノゴマのソングポスト等を教えて頂いた。アカエリヒレアシシギハイイロヒレアシシギ、キョウジョシギ、 カンムリウミスズメエトピリカクロアシアホウドリコシジロウミツバメアホウドリコアホウドリフルマカモメハジロミスナギドリハシボソミズナギドリ、トウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメ、オオセグロカモメ、ウミスズメ、ウトウハイイロウミツバメノゴマアマツバメカッコウシマセンニュウノビタキ、アオジ、カワラヒワ、ハクセキレイ、アオサギ、キジバト、コハクチョウ、オオジシギ、シノリガモ、スズガモ、マガモ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。カマイルカ、イシイルカザトウクジラキタオットセイ、ミンククジラ、エゾシカ、エゾシマリス。
2011年7月10日〜11日(インド デリー) 7月10日からインドのデリーへ出張で行った。インドは一泊3日で、その後中国へ移動したが、恒例の早朝散歩とバードウォッチング(今回はホテル内のみ)を行った。インド国民は殺生をしないとして有名であるが、そのためか野鳥を始め動物と人との距離は近い。デリー市内でも名前も分からない多くの野鳥と出会った。インドクジャク、トビ、アマツバメ、ムラサキタイヨウチョウツチイロヤブチメドリコウラウンシリアカヒヨドリインドハッカイエガラスワカケホンセイインコ
2011年6月6日〜12日(ロンドン、デュッセルドルフ) 6月6日から欧州へ行ってきた。時差に体を慣らすために、早朝に時間を見つけて散歩した。気候は少し肌寒いほどであったが爽やかだった。ロンドンは緑が多く、いたるところに小さな公園がある。モリバト、クロウタドリ、ホシムクドリはどの公園にもいた。また少し大きい公園では、ヨーロッパコマドリやミソサザイが囀っていた。圧巻はハイドパークである。公園中央の池には冬鳥のガンやカモが居残っており、それらを楽しむことができた。鳥やリスは人を恐れず比較的近くで撮影することができる。オリンパスペンと200mmの望遠レンズで十分であった。デュッセルドルフでは最終日である土曜日の夕方便で帰国することにしたので、11日の午前中を鳥観に当てることができた。ライン川沿いのラインパークを中心に歩くことにした。川沿いの土手や芝生にツグミ類、ホシムクドリ、カササギ、ワタリガラスが採餌し、林ではズアオアトリやヨーロッパコマドリがいたるところで囀っていた。ここも英国同様、森や林が守られ、鳥の種類や数も変わらなかった。デュッセルドルフからフランクフルト空港までのアウトバーンを走るバスの中から、チョウゲンポウ、ノスリ、トビ等の猛禽類も確認することができた。エジプトガンハイイロガンカナダガンコブハクチョウホシハジロマガモキンクロハジロアカハシハジロモンゴルカモメバンオオバンアオサギカンムリカイツブリモリバトヨーロッパアマツバメタイリクハクセキレイミソサザイアオガラアオカワラヒワゴシキヒワズアオアトリゴジュウカラキバシリヨーロッパコマドリホシムクドリクロウタドリウタツグミヤドリギツグミカササギワタリガラスニシコクマルガラスリスウサギ
2011年6月5日(九十九里浜) 午前中だけ鳥観が可能だったので九十九里にポイントを絞りアジサシ類を観にいった。コアジサシ、アジサシ、クロハラアジサシ、キョウジョシギ、ミユビシギ、シロチドリ、ヒバリ、カルガモ、セグロカモメ、カワウ。
2011年5月22日(山梨県) 引き続き夏鳥の撮影のために山梨へ出かけた。今回のポイントも先週と同様に鳥ともから教えてもらい、迷うことなくポイントに到着し撮影を開始することができた。自宅を午前3時に出発し、最初のポイントに着いたのが5時であった。天気予報によると午後の降水確率は70%になっており、午前中で鳥観を終えるようにした。コマドリは到着後すぐの5時過ぎから出始め、7時頃までに4度姿を見せてくれた。その後、違うポイントへ移動したが、私が去ってからコマドリは3度出て、更に囀ったとのこと。囀りの写真は来年の楽しみとしよう。その他、コルリ、カケス、クロジなど十分に楽しむことができた。コマドリクロジカケスコルリキセキレイキビタキソウシチョウ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、アオジ、コゲラ、ツツドリ(S)、ホトトギス(S)、アオバト(S)。
2011年5月15日(山中湖) 各地で夏鳥の便りがある中、自宅から比較的短時間で行くことのできる山中湖へ行った。ポイントは事前に鳥ともから教えてもらって出かけたので、おかげで迷うことなく早朝から鳥観ができた。鳥の出はカラ類はかなりの頻度ででてきたが、それ以外の鳥は一時間に2−3回程度であった。シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、ホオジロ、メジロ、センダイムシクイ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、クロツグミ、アカゲラ、 アオゲラ
2011年5月1日〜6日 (米国 テキサス州 ヒューストン他) ゴールデンウイークに米国出張となった。テキサス州のヒューストン、ウェイコを訪問した。ヒューストンは大都会であるにもかかわらず、木々が保護されており野鳥に多さに驚いた。ウェイコはヒューストンから飛行機で1時間ほどの所にあり、位置としては丁度テキサス州の中心に当たる。飛行機から見ると牧場の中に町があるようなところで、まわりにはノウサギが走り回り、まさしく西部劇で見たような大自然が残っている地域である。どちらも1時間程の早朝散歩のついでのバードウォッチングであったが、名前も判らない物まで含め30種類ほど観察できた。アメリカイソシギマダラチドリハジロバトウズラバトナゲキバトアメリカオオモズ、シマセゲラ、マネシツグミアオカケスショウジョウコウカンチョウオナガクロムクドリモドキホシムクドリイエスズメ、ツグミ類、ムシクイ類、バンケン、サギ類、タカ類、ハイイロリス、ノウサギ。
2011年4月30日(谷津干潟)) 春のシギチ第四弾。短時間の近場の早朝パトロールを行った。シギチの顔ぶれも更に変化し、キアシシギ、トウネンが加わり、ダイシャクシギ、ホウロクシギは既に北に旅だったようだ。ハマシギ、キョウジョシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、ミヤコドリ、ダイセン、チュウシャクシギ、トウネン、ミユビシギ、メダイチドリ、コチドリ、セイタカシギ、コガモ、ハシビロガモ、カルガモ、ユリカモメ、セグロカモメ、アジサシ、コアジサシ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ツバメ、ヒヨドリ、オナガ、ムクドリ、ハシボソガラス。
2011年4月24日(葛西臨海公園) 春のシギチの渡りの顔ぶれも変わってきた。本日の確認で新たにキョウジョシギ、チュウシャクシギが加わった。コチドリ、メダイチドリ等は見られなかった。鳥類園ではセンダイムシクイの鳴き声をきいた。ミヤコドリ、チュウシャクシギキョウジョシギ、アオアシシギ、イソシギ、セイタカシギ、コガモ、スズガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ユリカモメ、アカハラ、ツグミ、ムクドリ、オナガ、ヒヨドリ、カワラヒワ、アオジ、ハクセキレイ。
2011年4月10日(千葉県干潟〜葛西臨海公園) 午前中に千葉県干潟から葛西臨海公園をまわったが鳥たちの顔ぶれに大きな変化はなかった。葛西臨海公園の桜は満開になっていた。ハマシギ、オオソリハシシギ、ダイセン、オバシギ、メダイチドリ、コチドリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ヒドリガモ、コガモ、スズガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、オオバン、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、セッカ、オオジュリン、アオジ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、トビ、ムクドリ、ユリカモメ。
2011年4月3日(三番瀬〜谷津干潟〜葛西臨海公園) 東北地方太平洋沖地震のあと初めてバードウォッチングに出かけた。余震が続き、計画停電も日によっては行われ、外に出る気にもなれなかった。東北地方を襲った自然災害の現実を自分自身で受け入れるにはもう少し時間がかかるであろう。美しい三陸海岸の悲惨な状況をテレビで目の当たりにするすると涙が出そうになる。ましてやご家族に被害のあった方々の事を思うと言葉にならない。地震の被害は自動車産業をはじめいろいろな産業にも影響を与え、せれが世界的に広がりつつある。日本の産業のサプライチェーンの規模の大きさ・複雑さを実感した。この危機を日本人全員が力を合わせ乗り越え、復興に着手し、未来に向けて一歩踏み出す事が重要だ。
一方では、3週間経った本日も、まだ死者・行方不明の人数が増えている。改めて被害を受けた方々にお見舞いを申し上げると共に、亡くなられた方々には衷心よりお悔やみ申し上げる。
今朝、船橋の三番瀬へ行って驚いた。公園付近に到着するまで全く地震の影響がなかったように思われた。海浜公園は液状化現象で地割れ、隆起、泥が堆積しており閉鎖されていた。三番瀬の渚にもところどころに地割れがあり、地震の爪痕を目の当たりにした。波打ち際は液状化現象で浮き出たのかマテガイの死骸が山ほどあった。
三番瀬から谷津干潟、葛西臨海公園と午前中にまわってみた。鳥たちは自然の摂理に従って、春の渡りが始まっていた。ハマシギオオソリハシシギ、ミユビシギ、オバシギ、ダイセン、トウネン、ミヤコドリ、アオアシシギ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、タシギ、セグロカモメ、ユリカモメ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、カルガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カワウ、オオバン、ツグミ、ハクセキレイ、ムクドリ、シジュウカラ、アオジ、オオジュリン、ジョウビタキ、オナガ、ヒヨドリ、キジバト、コサギ、アオサギ。
2011年3月6日(秋が瀬) 再度、アリスイ狙いで秋が瀬へ行った。冬鳥もそろそろ北帰行が始まるのか、マヒワが百羽以上の群れ作り、道端で餌を啄んでいた。少数の群れが徐々に大きくなり、ある程度の塊になったら北へ旅立つのであろう。肝心のアリスイは、マヒワの乱舞の後、アリスイ広場で待っていると、やっと昼前に顔を出してくれた。少し遠かったが、漸く枝かぶりのない写真を撮ることができた。アリスイマヒワ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、キジバト、カルガモ、ハイタカ。
2011年2月25日〜28日(道東) 道東への流氷の接岸情報、根室のバードソン等もあり北海道の冬鳥を撮影するために、急遽、道東遠征を決意した。流氷の接岸で出港が危ぶまれた落石ネーチャークルーズにも無事参加でき、ウミバト、コウミスズメ等との新たな出会いがあった。滞在中は天候にも恵まれ、予定通り根室半島を中心に漁港めぐりをし、さらに春国岱、風連湖、尾岱沼、野付半島、阿寒等当初の計画通りに訪問することができた。気温は氷点下ではあったが、道東の厳しい冬の自然を目の当たりにし、感動の連続であった。オジロワシオオワシ、ノスリ、ケアシノスリ、トビ、タンチョウ オオハクチョウコウミスズメウミバトウミガラスシロカモメワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ユリカモメ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、コオリガモホオジロガモクロガモアラナミキンクロ、ビロードキンクロ、ヒメウ、ウミアイサ、ケイマフリアカゲラシマエナガ、カラ類、 キクイタダキ、ツグミ、スズメ、ワタリガラス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キタキツネ。今回、この様に満足できるバードウォッチング旅行ができたのも、根室市観光協会 バードウォッチング観光振興アドバイザーのイーグルさんの情報の御蔭である。また落石ネーチャークルーズのさんにも改めて感謝したい。
今回、道東遠征前に鳥くんよりワタリガラスがいるかもしれないとのアドバイスを受け、できる限りたくさんのカラスの写真を撮った。その中からワタリガラスかもしれない写真の識別を鳥くんにお願いし、野付半島のアザラシの死骸にいたオジロワシと一緒に写っている2羽のカラスがワタリガラスであると判明した。
2011年2月13日(葛西臨海公園〜小金井公園) 葛西臨海公園にギンムクドリが出ているとの情報をもらった。香港以来の7年ぶりである。早朝にギンムクの撮影を終え、小金井公園に向かった。コイカルが居ればと思ったが、既に先週抜けてしまったとのこと。小金井公園には、昨日降った雪がまだ所々に残っていた。ギンムクドリ、ムクドリ、ヒヨドリ、シメ、イカル、スズメ、ルリビタキ、カワラヒワ、コゲラ、ハクセキレイ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホシハジロ、マガモ、カルガモ、ハイタカ、ハシブトガラス。
2011年2月6日(千葉県) 珍鳥は追わないでおこうと考えていたが、昨年、用もあったが、キョクアジサシ、キヅタアメリカムシクイ、ヒメハマシギと撮影チャンスを逃してしまった。出来る限り後悔のないようにと思い、IさんやTさんの協力を得て、キガシラシトドの撮影に松戸まで出てかけた。日本では2007年に大阪で確認されてから4年ぶり、関東では1935年以来76年ぶりらしい。昨年のキヅタアメリカムシクイの時にも述べたが、本来北米大陸を南下するはずの鳥が誤って日本の方に南下してくるのは、地球の温暖化が進み、繁殖地域が更に北上し、そのために南下の際、誤って南西の方向に進路をとる確率が拡大したのではないかと想像している。神のみが真実を知っているのだろう。キガシラシトドオオジュリン、ホオジロ、アオジ、メジロ、カワラヒワ、ジョウビタキ、スズメ、ウグイスオジロビタキ、ヒバリ、ムクドリ、タゲリ、ヒヨドリ、ツグミ、キジバト、ハシボソガラス、ヤマシギ、オオバン、ヒドリガモ、カワウ。
2011年1月30日(秋が瀬) アリスイ狙いで秋が瀬へ行った。どうもこの鳥とは縁がないのか、姿を観てもまともな写真を撮ったことがない。秋が瀬では毎日観られるらしいが、今日は姿も見せなかった。代わりにトラツグミが遊んでくれた。少なくともアリスイポイント付近に3羽いた。シメ、アオジカシラダカ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、マヒワ、スズメ、ツグミ、トラツグミ、アカハラ、シロハラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、コサギ、カルガモ、ノスリ。
2011年1月15日(奥多摩) 最近有名になっている東京のヤマセミを撮りに行ってきた。7時40分に現地に到着。既にバーダ―が7名おり、ヤマセミを撮影していた。10分程前まで番でいたらしい。地元の人によるとオスは臆病で、早朝は番でいる事が多いが、バーダ―達が集まるとオスは上流へ行ってしまうらしい。一方、メスは何度も飛来し、近くの枝にとまったり、愛想を振り撒いてくれた。結局、オスを見る事が出来なかった。人間社会を思い起こさせるヤマセミご夫妻である。ヤマセミ、カワガラス、カワウ、カルガモ、アオサギ、キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、カワラヒワ、アオジ、せグロセキレイ、ジョウビタキ、ベニマシコ。
2011年1月9日(山梨県林道) 年末からオオマシコ、イスカで騒がしくなっている山梨県の林道に行くことにした。自宅を6時に出発。180キロを約2時間半で走り、8時過ぎに現地に到着したが、林道入口には既に20台ほどのバーダ―の車が駐車していた。入口から坂道を登り、200m付近や600m付近でバーダ―達はそれぞれオオマシコ、イスカを狙って待っていた。オオマシコは定期的に林道沿いの萩の実を食べに林道脇に出て来たが、イスカはさっぱりで一度だけキョン・キョンという鳴き声を聞いただけに終わった。イスカは次回の楽しみとなった。上から下りてきたバーダ―に聞いたが、イスカは朝方にもっと上の方で出たとのこと。またヤドリギにヒレンジャクも来ていたらしい。イスカの出現を待っている間、横浜から来たというバーダ―と会話が弾んだ。なんと我が家の近くの小学校を卒業したとのこと。多摩川のトラフズ等色々な野鳥情報を交換した。オオマシコ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、エナガ、コゲラ、ルリビタキ、ホオジロ、ツグミ、ヒヨドリ、トビ。
2011年1月3日(三番瀬) 午前中を利用して三番瀬へ行った。7時半ごろ到着。満潮から丁度潮が引き始めた処で、波打ち際や出来始めた干潟にハマシギ、ミユビシギ、ミヤコドリ達が集まり始めた。ハヤブサが鳥達を追い回した9時過ぎ頃まで、久しぶりの三番瀬で鳥観を楽しんだ。ミヤコドリ、ハマシギ、ミユビシギ、ダイセン、ダイシャクシギ、シロチドリハジロコチドリ、オナガガモ、スズガモ、ヒドリガモ、ハジロカイツブリ、カモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ズグロカモメ、ユリカモメ、オオバン、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハヤブサ。
2011年1月1日(多摩川) 新春の鳥観は、近場の多摩川の河原へ行くことにした。昨年から近所をお騒がせにしているトラフズクから2011年の初見を開始した。トラフズク、ヒドリガモ、オナガガモ、カワウ、セグロカモメ、ユリカモメ、ジョウビタキ、ムクドリ、カワラヒワ、ハクセキレイ、ツグミ、スズメ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。