2012年
2012年12月31日(千葉県本埜村〜茨城県霞ヶ浦) 今年最後の鳥観は本埜村の白鳥と霞ヶ浦浮島のチュウヒで締めくくることにした。朝から天気は曇り、午後から晴れとの予報であったが、茨城南部は残念ながら曇りが続いた。甘田干拓ではコミミズク、チュウヒの姿はなかった。コハクチョウ、オオハクチョウ、オナガガモ、マガモ、カワウ、カルガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オオハシシギ、タカブシギ、イソシギ、エリマキシギ、アカアシシギ、タゲリ、タヒバリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ジョウビタキ、オオジュリン、モズ、ツグミ、ミサゴ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、アオサギ、ダイサギ、コサギ。
2012年12月24日(東京港野鳥公園) また一月ぶりの鳥観となった。遠出も検討したが高速道路のトンネルの補修工事等があり、近場の東京港野鳥公園にした。9月からいるタカサゴモズはまだいた。すっかり羽も生え換わり、以前に香港で観たような美しい姿に変身していた。近場の枝にも寄ってきてくれ、美しい姿を堪能する事ができた。また、葦原の中を歩くサンカノゴイも発見した。毎年2〜3羽が訪れ今年で6年目の越冬らしい。タカサゴモズ、サンカノゴイ、シジュウカラ、コサギ、アオサギ、カワウ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、カルガモ、マガモ、オカヨシガモ、オオバン、バン、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、オナガ、キジバト、オオタカ。
2012年11月13日(東京港野鳥公園) 一月ぶりにやっと休みが取れた。午前中に家の用事を済ませ、午後から東京港野鳥公園へ行った。タカサゴモズは初認日より50日以上経ってもまだいるようだ。羽も抜け変わりオレンジが美しいらしい。残念ながら午後は現れなかった。野鳥公園でのテレビロケがあり、あおい輝彦さんとハリセンボンの二人が来ていた。シジュウカラ、キクイタダキ、メジロ、コゲラ、モズ、ヒヨドリ、オオタカ、カルガモ、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモ、カイツブリ、カワウ、バン、オオバン、カワセミ、ハシブトガラス、コサギ、アオサギ。
2012年10月8日(葛西臨海公園) そろそろ夏鳥や秋の旅鳥が通り抜け、冬鳥たちが到着しつつある。葛西臨海公園へ出かけた。やっと秋らしい気候になった。アオアシシギ、セイタカシギ、ソリハシシギ、カワセミ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、エゾビタキ、キビタキ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、キジバト、ムクドリ、モズ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヒガラ、スズメ、ツバメ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、ウミネコ。
2012年10月7日(三番瀬) 雨の中近場の三番瀬へ行った。満潮が9時21分で、雨が小振り小降りになったのが10時頃の為、干潟はほとんどなく鳥数も少なかった。シロチドリ、ダイセン、トウネン、エリマキシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、ミヤコドリ、カワウ、カルガモ、ムクドリ、ハクセキレイ、ダイサギ、アオサギ、ミサゴ。
2012年9月29日(東京都) タカサゴモズの情報を頂き早速出撃した。200m程離れた柳の木辺りがお気に入りで、良く出てくれたがあまりにも遠い為、証拠写真しか撮影できなかった。カメラマンは50名程来ていた。明日は台風が通過予定なのでもう少し留まってくれるかもしれない。タカサゴモズ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、マガモ、カワウ、カイツブリ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヤマガラ、オナガ、キジバト。
2012年9月17日(木更津) 連休中の高速道路の渋滞を避けてアクアラインで木更津へ行き、干潟のシギチの渡りを見に行った。ウミネコ、オオセグロカモメ、イソシギソリハシシギ、キョウジョシギ、トウネン、オグロシギ、オオソリハシシギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ。
2012年9月9日(三番瀬) 今年初めて三番瀬へ出かけた。シギチの渡りもそろそろ後半に入り、三番瀬にもお馴染の顔ぶれが揃っていた。オオソリハシシギ、オバシギ、ミユビシギ、ダイセン、キアシシギ、ソリハシシギ、トウネン、ヒバリシギ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、ハジロコチドリ、ウミネコ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ハクセキレイ、セッカ。
2012年8月26日(茨城県稲敷市〜河内町 田んぼのシギチを探して稲敷近辺をまわってみた。稲刈りが始まっており、休耕田にも水が張られておらず、シギチは少なかった。アオアシシギ、タカブシギ、エリマキシギ、ヒバリシギ、イソシギ、コチドリ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、ムクドリ、ホオジロ、カワラヒワ、カルガモ、ツバメ、ハシボソガラス。 
2012年8月19日(平塚市の田んぼ) 3回目にしてやっとタマシギを撮影する事ができた。平塚の田植えは関東の他場所と比べて遅い。関東各地では6月頃より雛を連れたタマシギが見られるが、ここはこれからが本番である。昨日見られたと聞いた休耕田へ行ってみたが、朝から出ていないとのこと。10時過ぎにやっと道を挟んだ反対側の休耕田でペアを見つけることができた。これから巣作り、子育てが始まる。雛を連れたタマシギを見ることが出来るのは今月末頃か来月初めになるであろう。自然と人が共存する環境が整えられている。古くからの営みで互いに歩み寄ったのだろう。この様な環境は後世へ継承しなければならない。タマシギ、ムナグロ、ケリ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ハクセキレイ、ムクドリ。
2012年8月13日(横浜市みなとみらい) 横浜のみなとみらいにあるロイヤルパークホテル68Fのレストランへ行った。夕方の明るい内に到着し、お客様がこられるまで68Fから(東向き)の眺めを楽しんだ。するとハヤブサの成鳥が目の前を3度急降下や急上昇するのを見ることが出来た。ロイヤルパークホテルの屋上を塒にしているのか、営巣しているのか分からないが、大きさからして成鳥♀だと思われる。
2012年8月12日(茨城県稲敷市) お盆の交通渋滞を避けて霞ヶ浦浮島近辺へ遠出した。シギチの秋の渡りには少し早いのか、鳥の種類・数は少なかった。オーストラリアへ帰る途中のオオジシギに出会えた。オオジシギの渡りはピークを越えたのか、先週よりかなり数が減っているらしい。チュウサギ、アマサギ、ゴイサギ、オオジシギ、ムクドリ、カワラヒワ、ホオジロ、セッカ、ヒバリ、ハクセキレイ、ウグイス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツバメ、アマツバメ、カルガモ、カワウ、チョウゲンポウ。
2012年7月22日(葛西臨海公園) 久しぶりに鳥観に出かけた。6月から葛西臨海公園にアカガシラサギが来ているとの情報を頂いていたが、やっと重い腰を上げて出陣した。香港ではマイポをはじめ田園地帯では至る所で見ることが出来る鳥である。子育てが終わったのか、もうコムクドリが来ていた。例年は8月に入ってからだが季節が早まっているのだろうか。セイタカシギ、アオアシシギ、イソシギ、キアシシギ、コチドリ、トウネン、チュウシャクシギ、コサギ、アオサギ、アカガシラサギ、ヨシゴイ、カルガモ、カイツブリ、ムクドリ、コムクドリ、オオヨシキリ、スズメ、モズ、ヒヨドリ、キジバト、アマツバメ、ヒメアマツバメ、ツバメ。
2012年7月1日(平塚市の田んぼ) 先月に引き続いて平塚の田んぼへ行った。遅植えの田植えも終わり、稲もかなり成長していた。そろそろタマシギの親子が見ることが出来る時期だが今回も発見できなかった。かなり成長した雛を10羽ほど連れたカルガモ親子を見つけた。アオサギ、ダイサギ、コサギ、アマサギ、ゴイサギ、カルガモ、コチドリ、キジバト、オオヨシキリ、セッカ、バン、ツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス
2012年6月17日(平塚市の田んぼ) 久しぶりに平塚の田んぼを訪れた。タマシギなどこのあたりの夏鳥が活動を開始するころだ。今年は少し季節の進むテンポが遅いのか、田植えの真っ最中であった。2−3週間後がチャンスであろう。また出直すことにした。アオサギ、ダイサギ、コサギ、アマサギ、ゴイサギ、カルガモ、キジバト、オオヨシキリ、セッカ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ。
2012年6月11日(戸隠森林公園) 戸隠森林公園に5年連続で飛来していたアカショウビンは今年はまだ来ていない。地元の人によれば囀る声を聞き分けることができ、毎年楽しみにしているとのことだ。これも自然の摂理なのか、我々人類が引き起こした環境変化が影響を与えていないのか心配だ。例年通り飛来してくれることを祈るばかりだ。キバシリ、ヒガラ、シジュウカラ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、アオジ、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、セグロセキレイ、キセキレイ、サンショウクイアカゲラ、アカハラ、クロツグミ、ミソサザイ、コルリ、ヤマガラ、カイツブリ、カルガモ カワウ。
2012年5月27日(東京都) 先週、ヤマドリが出ているとの情報を頂いた。5月のゴールデンウイーク以降、週末は出張や私用が重なり鳥観に行くことが出来なかった。目的地に駐車場がないので電車で行き、山を登った。ヤマドリは若鳥らしい。成鳥はもっと尾羽が伸びているとのこと。自分の縄張りに入った人間に対して盛んに威嚇をしていた。50人ほどのカメラマンが追いかけまわしていたが、暫くするとヤマドリも落ち着き、斜面で採餌しはじめた。久しぶりに鳥くんともお会いすることが出来て、楽しい一日を過ごす事ができた。ヤマドリ
2012年5月5日(浮島〜印旛沼北調整池) 震災後1年ぶりにオープンとなった三番瀬に行く予定で家を出た。三番瀬に到着したのは午前6時前。駐車場は既に潮干狩りに来た車で満杯。鳥もいないだろうと三番瀬を諦め、浮島〜印旛沼へ目的地を変更した。霞ヶ浦近辺の田んぼでは田植えが始まっており、シギチは期待していたほど多くはいなかった。ムナグロ、ウズラシギ、キョウジョシギ、タカブシギ、チュウシャクシギ、タシギ、コチドリ、バン、オオヨシキリ、ホオジロ、セッカ、ハクセキレイ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、トビ、ダイサギ、アマサギ、コサギ、アオサギ、カワウ、カルガモ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
2012年4月29日〜30日(大洗〜苫小牧航路、北大苫小牧研究林、ウトナイ湖、青葉公園、長都沼 アホウドリ成鳥、クマゲラ、ヤマゲラ狙いで、急遽思い立ってフェリーで北海道遠征をすることにした。今年第二弾の北海道である。4月の大洗〜苫小牧ルートは初めてであるのと、昔のバードウォッチャーが定番としていた苫小牧演習林(北大苫小牧研究林)での探鳥をトライしてみたかった。野鳥との出会いに相性があるみたいだ。クマゲラについては別の場所で営巣情報を事前に確認していた一方、演習林で出会えればと密かに期待していた。演習林で出会ったバードウォッチャーの方々にクマゲラ情報を尋ねたが、今年は営巣場所を確認できていないとのことであった。ところが一人で探鳥しているとクマゲラが鳴き、目の前で飛んだ。後を追って山道を登ると、少し陰になって分かり難いが、♂が巣を作っていた。演習林到着後1時間の出来事だ。アホウドリ成鳥とヤマゲラには今回も出会えなかった。次回の楽しみとして一泊二日の短い北海道遠征を終えた。
ハシボソミズナギドリ、オオミズナギドリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、オオハム、ヒメウ、ウミスズメ、ウトウ、ウミガラス、ハイイロヒレアシシギ、セグロカモメ、ウミネコ、番外でミンククジラ、イシイルカ以上大洗〜苫小牧航路。シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、センダイムシクイ、アオジ、アカゲラ、クマゲラ、キジバト、クロツグミ、ノビタキ、アカハラ、カワラヒワ、ベニマシコ、オオジシギ、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヨシガモ、カルガモ、オオハクチョウ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、番外でエゾリス。
2012年4月15日(千葉県) 先週、千葉県でオガワコマドリが出ているとの情報を頂いた。既に抜けてしまったかもしれないが、1週間遅れで出撃した。目的地に到着すると数名のカメラマンが田んぼのあぜ道でカメラを構えていた。オガワコマドリはまだ北へ帰らずに待っていてくれた。オガワコマドリ、ツグミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ウグイス、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コガモ、ヨシガモ、カワウ、カルガモ、カイツブリ、オオバン、アオサギ、コサギ、アマサギ、セグロカモメ、ユリカモメ、ノスリ、チュウヒ、トビ。
2012年3月24日〜26日(道東) 今年の道東の冬鳥も最後のチャンスだろうと思い、エトロフウミスズメの撮影目的で2日半という短期間であるが思い切って根室へ向かった。生憎、天気はすぐれず、気温は氷点下、道東では珍しい大雪となった。北風が強く、海も大荒になったので25日の歯舞港から予定していた船の出港はキャンセルとなった。26日には落石からの船も予約していたが,、流氷とうねりの為に船長がキャンセルを決めたとの連絡が入った。東京へ戻るにも飛行機が満席で予約の変更が出来ないため、26日をどのように過ごそうかと途方に暮れていたところに、根室で民宿を経営しているT氏から歯舞から出港できる可能性があるので予約を入れたとの連絡があり朗報を待つことにした。26日は幸運にも快晴となり、歯舞港から出港することができた。船は春の嵐の余波が残る太平洋の2−3mの大きなうねりの中を沖に出て、今季3度しか現れていないらしいエトロフウミスズメを見つけて無事に撮影する事ができた。オオワシ、オジロワシ、トビ、エトロフウミスズメ、ケイマフリ、ウミガラス、ウミバト、ウトウ、ビロードキンクロクロガモ、コオリガモ、シノリガモ、スズガモ、ホオジロガモ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヒシクイ、コクガンアカエリカイツブリ、ウミアイサ、ヒメウ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カモメ、タンチョウ、アカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、シマエナガ、ゴジュウカラ、ジョウビタキ、カワラヒワ、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、番外でエゾジカ
2012年3月12日(オーストリア ウィーン シュタットパーク 欧州出張の初日に飛行機の乗り継ぎの為にウィーンに宿泊。ホテルの向かいのシュタットパークを早朝散歩した。ヨハンシュトラウス等の銅像がある有名な公園である。鳥は比較的人に慣れており、ある程度の至近距離で撮影する事ができた。公園の真ん中に川が流れ、池があり、池にはマガモが4−50羽越冬していた。マガモ、ユリカモメ、クロウタドリ、アオガラシジュウカラゴシキヒワズアオアトリヨーロッパコマドリアカゲラハイイロガラス、ハシボソガラス、カササギ。
ところでThe Big Yearが映画になっていた。本は読んでいたのだが、日本からの出発便で機内映画で観ることができた。米国内で一年間に何種類の鳥を見ることが出来るのかということを自己申告で競う競技だが、コメディタッチで創られており、なかなか興味深かった。時間があればリフレッシュの目的も兼ねてバードウォッチングを行っているが、出張やゴルフ等で余裕がなくなってきた。いつの日か日本で1年間に何種類見つけることができるかというThe Big Year in Japanに挑戦してみたい。
2012年2月26日(六郷上水〜多摩川丸子橋付近) 自宅付近でバードウォッチングを行った。シジュウカラ、アカハラ、メジロ、コゲラ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ウグイス、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ。
2012年2月19日(九十九里〜銚子・波崎) 九十九里から銚子・波崎へとプチ遠征した。気温は低かったが風も弱く、気持のよい鳥観ができた。先日購入したNIKON 1 V1の試し撮りを行った。九十九里浜ではアビの綺麗な写真を撮りたかったが、かなりの沖合に群れていて、残念ながら岸の方へは寄ってはこなかった。ヒドリガモ、ホオジロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、カルガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、アビ、ウミウ、カワウ、ヒメウ、オオバン、イソヒヨドリ、ヒヨドリ、キジバト、ツグミ、ムクドリ、トビ、アオサギ、コサギ、シロカモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメ。
2012年2月5日(茨城県霞ヶ浦近辺) 久しぶりにコミミズクを観に行った。2時半頃より飛び始め、4時頃まで飛翔を楽しむことが出来た。ハイイロチュウヒに追われ空中で獲物の野ネズミを奪われたり、仲間同士でバトルしたり、目まぐるしく目の前を飛びまわった。同時に4羽が現れた。今年は温暖化でシベリアで餌となる野ネズミが大繁殖しており、繁殖の成功率が高かったから渡ってきたコミミズクの数が増えているのではないかと聞いた。
他の冬鳥の話になるが、やっとツグミの数が増えてきた。丁度渡ってきた時のようにまだ木に止まっているツグミもいるが、田起こしのトラクターの後ろを追い、土の中の虫を啄んでいる個体も多く見た。ジョウビタキはあまり見ないので少し気になる。コミミズク、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、チョウゲンポウ、タゲリ、ツグミ、ムクドリ、セッカ、ヒヨドリ、タシギ、ハマシギ、ハクセキレイ、コガモ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
2012年1月29(千葉県市川市〜霞ヶ浦浮島近辺) 年末からミソサザイ騒ぎの市川の公園へ行き、それから霞ヶ浦を巡回した。ミソサザイは今まで何度も見る機会はあったが、一度もまともな写真が撮れていなかったので、気合いを入れて出陣した。9時半ごろより2時間待ち、やっと目の前に現れてくれて撮影することが出来た。その間、ルリビタキ、シロハラが頻繁に出てくれて、飽きることはなかった。午後から稲敷市へ移動し、16時ごろまで蓮田やアシ原を中心に巡回した。稲敷市では牧場の近くにいるムクドリの群れの中に、ホシムクドリが混じっていた。ホシムクドリは昨年同じ場所に出ていたが、写真に収めるチャンスがなかった。今年はムクドリに群れに混ざり6羽いたので簡単に見つけることができた。越冬で日本に飛来したのであろうが、欧州や北米に出張した際、頻繁に見かけたが、段々と勢力を広げているのだろうか。ミソサザイ、ルリビタキ、シロハラ、エナガ、メジロ、ウグイス、アオジ、シジュウカラ、カワセミ、モズ、カルガモ、コガモ、ホシムクドリ、ムクドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、タゲリ、タシギ、ハマシギ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ♀、チョウゲンポウ、ハイタカ。
2012年1月8日(印旛沼北調整池付近) 三連休の高速道路で最も渋滞が起きそうにない千葉方面へ行くことにした。白鳥飛来地の本埜村から印旛沼北調整池をまわった。本埜村の水田へ行って驚いた。カメラマンが100人以上白鳥にカメラを向けている。50台以上の車が止まっている。一番端に車を止めて行ってみると、皆さんの狙いはソデグロヅルだと判った。年末から未だ滞在しているらしい。それも白鳥と一緒に水を張った水田を塒にしているようだ。泥が取れたソデグロヅルの顔を少し綺麗に撮影することができた。ソデグロヅル、コハクチョウ、オオハクチョウ、アメリカコハクチョウ、オナガガモ、ヨシガモ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、ミコアイサ、オオバン、バン、タゲリ、タヒバリ、ハクセキレイ、ツグミ、オオジュリン、モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、チュウヒ、トビ、ノスリ、ミサゴ、セグロカモメ。
2012年1月3日(多摩川丸子橋付近) 昨年末にコハクチョウが飛来したが、今日は9時15分頃にミサゴが飛来した。ダイビングはしなかったが、何度もホバリング行っていた。ミサゴ、チョウゲンポウ、トビ、セグロカモメ、ユリカモメ、ヒドリガモ、コサギ、アオサギ。
2012年1月2日(群馬県板倉町〜渡良瀬遊水地) 今年最初の鳥観は群馬県の板倉町〜渡良瀬をまわることとした。今季は年末から急に気温が下がったためか、冬鳥の数が少ない。特にツグミやジョウビタキが例年より少ないように感じる。ツグミも合計で10羽程度、ジョウビタキは1羽だけの目撃であった。スズメ、カワラヒワ、カシラダカ、スズメ、ホオジロ、アオジ、タヒバリ、ハクセキレイ、ハヤブサ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ミサゴ、トビ、ミヤマガラス、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ミコアイサ、オオバン