HALLWEENの恋人たち -2005-
〜テニプリversion〜
yu-shi
「Trick or treat」
バシッ。
「痛いっ!いきなり、なんやねん。暴力反対!そういうんをDVって言うんやで」
「なんか、イヤラシイ顔してた。」
「なっ、なんで?言い掛かりやん。」
「絶対なんか、たくらんでる。そんなイヤラシイ顔。」
「・・・・・(なんで分ったんやろ)。」
「とにかく。私、もう帰るから。」
「待ちって。今日はな、駅前のほら、美味しいって人気の店。
あそこで、出来立てのパンプキンパイ買うてきたんやで?」
「・・・・・。」
「のために、なっ。せやから、せめて食べてお帰り。」
「・・・いいけど。」
「はいはい。じゃあ、お茶を淹れようなぁ。」
ふっふっふっ。これを食べても帰さへんで。
分かるか?
俺らには全く関係ないイベントやったとしても、お前を傍に置けるのなら・・・
なんだって利用する。
一途な男心、そろそろ身を持って理解してもらわんとな。
mizuki
「Trick or treat」
「なんです、突然?」
「今日はハロウィンよ?」
「知ってますけど。」
「じゃあ、Trick or treat!」
「なんですか、子供みたいなことを。久しぶりに会ったと思えば、それですか?
お菓子なんか持ってませんよ。」
「もうっ。観月クン、面白くない。」
「では、Trick or treat」
「いいよ。ちゃんと、準備してあるもの。ハイ。」
「なんですか、これ?派手なゼリービーンズですね。僕は、あまり好きじゃないんですけど。」
「むぅ。いいよ、もう・・・あげない!」
「誰が、要らないといいました?貰いますよ。」
「あ、もう食べちゃうの?ちょっ・・・無理しなくてもいいよ?あの、えっ、あ・・・観月クン?」
「はい。お菓子は、あげましたよ。」 口移しで。
tezuka
「Trick or treat」
「ん?なんだ?ああ、今日はハロウィンか。、そんなことより明日の試験のことを考えろ。」
「つまんない。国ちゃん、つまんなすぎるっっっ!」
「変な日本語を使うな。次、42ページを解くんだ。」
「Trick or treat!返事しだいでは、私にも考えがあるんだから!」
「問1は、さっき教えた公式をあてはめるんだ。少し、応用が入っているが、」
ちゅっ。
「・・・解いていく順番は変わらない。問2は、更に応用だ。これは少し難しいかもしれないが、」
「酷いっ」
「・・・何が、だ?」
「キスしたのに、無視なんて」
「・・・反応して欲しいのか?」
「っていうか、せっかく悪戯したのに。何のリアクションもないなんて、なんか・・・っ」
「分かった。Trick or treat」
「え?あ、待って。カバンに、」
「遅い。好きなように、させて貰おうか。」
「ちょっ、ちょ・・・イヤ、国ちゃん!」
人の忍耐を試すようなことをするからだ!
keigo
「Trick or treat」
「ああ?なんだ、帰ってくるなり。」
「今日はハロウィンでしょ?パンプキン・プディングを作ってきたの。」
「ふ〜ん。ま、食ってやるから準備しろよ。」
「それより、Trick or treat」
「ねぇよ、お前にやるようなもの。さっ、何でもしていいぜ?お前が何をしでかすのか楽しみだ。」
「・・・分かった。私、今日は景ちゃんちに泊まるから!」
「っ!お前、本気か?家の方には何て言う気だ?」
「プッ。嘘よ!あはは、景ちゃんが騙されたぁ!」
「テメェ!・・・ふん。いいぜ?そっちが、その気なら俺にも考えがある。 Trick or treat 」
「それは、パンプキン・プディングだってば。冷蔵庫で冷やしてる。」
「俺は、今すぐ欲しいんだよ。」
「じゃっ、取ってくる。」
「行かせると思うか?」
「景ちゃん!ちょっ、離してっ」
「離すと思うか?」
「ま・・・待って」
「待つと思うか?」
「景ちゃん、」
「。俺は、いつでも・・・お前が欲しいんだよ。」
さて、今夜はどんな悪戯をして困らせようか?
「2005年 ハロウィンの恋人達」
今年はテニプリで。
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