アカエイ

エイ目 アカエイ科


釣れた
日付・場所
2006年5月 神奈川県・横浜・水深10m
体長・雌雄
 体幅 28cm : 雄

釣れた時の
状況

 投げ釣り仕掛けにくいつてきたやつです。
 横浜近辺はホシザメも良く釣れるのですが、ホシザメはアカエイより若干深場のようで、
 岸寄りの浅場ではアカエイが良く釣れます。

生息地 南日本沿岸、朝鮮半島、台湾、中国沿岸の砂泥底に生息。
地方名 アカエ(関西)、エイ(関東)、エブタ(和歌山)、アカマンタ(沖縄)
食べ方・食味
アカエイ科魚類の中では食用種として最も利用されている。
独特な臭いを消すため、湯にとおして味噌をつけたり、煮付けにして食べる。

特徴
(『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』より)

形態:
 体盤背面は褐色、眼球及び噴水孔周辺は黄色で縁取られる。体盤腹面は淡色で
 黄色斑が散在し、縁辺には黄色の縁取りがある。体盤は菱形。吻(ふん)は三角形
 に突出し、体盤前縁はほぼ直線。成魚の体盤背面には正中線に沿って1列に並ぶ
 小棘と、尾棘前方に正中線に沿って1列に並ぶやや大きな棘がある。
 尾部の背面に短い隆起線、腹面に皮褶(ひしゅう)がある。尾部腹面の皮褶は黒色。
 全長は体盤幅の約2倍。口内底の乳頭状突起は3〜7本。上顎歯数(じょうがくしすう)
 は29〜39、下顎歯数(かがくしすう)は33〜47.

生活:
 索餌(さくじ)以外の時は海底で砂に潜り、眼と噴水孔を出し、尾部を斜め上方に立てて
 じっとしていることが多い。交尾期になると雄が雌を追尾し、雌の胸鰭(むなびれ)縁辺
 に咬みついて体を安定させ、交接器を総排泄孔に挿入する。
 卵胎生、5〜8月に内湾の浅い砂泥底で体盤幅10cm前後の胎仔を5〜10個体出産
 する。出産直後の幼魚は、体盤背腹両面とも一様に淡褐色。出産2〜3日後から摂餌
 (せつじ)を開始する。幼魚は成魚に比べ行動が活発で、頻繁に海底付近を泳ぎ回る。
 砂泥底に隠れる甲殻類や多毛類など底生性の無脊椎動物を好む。成魚は小型魚類も
 捕食する。

海釣り・船釣り・魚料理・魚の写真・釣り方・レシピ・お魚図鑑

海のお魚図鑑 トップへ 海のお魚図鑑 名前で探す 海のお魚図鑑 科目で探す 海のお魚図鑑 写真で探す