ハゲブダイ

スズキ目 ブダイ科

海釣り・お魚図

釣れた
日付・場所

 2009年10月 鹿児島県奄美大島・名瀬漁港(白灯台) 水深1m
 
体長  13cm
釣れた時の
状況

 南の島への遠征の釣果です。
 奄美大島での釣りの様子は
 
 海の魚図鑑・番外・遠征釣行記で!

生息地
 大隈諸島以南、紅海〜中部太平洋に分布。

地方名
 アカグチャー・アカナー(沖縄/雄)、アカルー・プッパガナー(沖縄/雌)

食べ方・食味
 ?

特徴
 形態:
 胸ビレ15(14〜16)軟条。頬の鱗は2列。背ビレ前部の鱗の数は4(3〜4)。
 前頭部が角張って見える。
 幼魚はエビ茶色の体に乳白色の4本の縦帯をもつ。
 成長すると、生時には前半が薄く後半が濃いエビ茶色で、尾柄から後ろが白く、中心部に大きな円形斑がある。
 死亡すると一様に濃いエビ茶色になる。この体色のものには雌と生来の雄(一次雄)がいる。
 全体が緑がかったものには、一次雄と二次雄がいる。

 生活:
 本種は琉球列島では最も数の多いブダイである。小型藻類を食べる。
 成魚はサンゴ礁の礁池から外側礁斜面までの広範囲に出現する。
 幼魚はラッパモク群絡でベラなどと混成群をつくる。
 4〜8月の小潮期の満潮直後から、流れの速いサンゴ礁の外縁で産卵する。
 雌は満1年、体長13cm位から産卵に参加した後、15cm位で緑色の二次雄に性変換する。
 日本では一次雄は10cm位で成熟して、群れ産卵に関与し、16cm位から緑色に体色変化する。
 緑の雄は一次・二次のどちらもツガイ産卵に関与する。
 他の海域では、群れ産卵は見られない。
 夜に、成魚は粘液マユを作って眠るが、幼魚はマユを作らない。

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