追憶の三国峠へ
2005/8/7/〜8


コースグラフ(カシミール3D&GPSデータで作成)


標高グラフ(カシミール3D&GPSデータで作成)

今回のツーリングは32年ぶりの三国峠を走ります。

前回は、落葉松の落ち葉を踏みしめ氷の張ったダートに苦しめられながら、秩父の駅にたどり着いたときは夜遅かったような記憶があります。
長く辛かった思い出が。。。

先ずは、気を取り直し小淵沢駅から今日の宿泊地である清里に向けて銀輪を進めましょう。

八ヶ岳を這うように進む小海線に沿った道をゆっくりと自転車で流します。

途中、甲斐小泉駅で1枚。

時間がゆっくり流れていきます。

八ヶ岳に降り注いだ雨は、長い時間を経ていたる所に湧水として現れます。

ここの水も冷たかった。

今回のツーリングで一番のご馳走です。

うな丼に生ビール2杯つきです。。。が、燃料の補給はし過ぎないように!!

 

谷から100メートル程もある八ヶ岳大橋で休憩です。

今日はうす曇、天気が良ければここから望む八ヶ岳は最高なのですが。。。

またの機会に。。。

大橋を過ぎると道は一気に高度を上げていきます。

頑張りましょう、清里駅は目前です。

しかし、辛い。。。

本日の最高地点である清里駅に到着。

何の変哲もないつまらない駅舎でした。

今日の宿泊地。

素泊まり4000円、車の騒音を除けばしのぎ易い宿でした。

しかし、自前調達の食事は質素でした。。。


コースグラフ(カシミール3D&GPSデータで作成)


標高グラフ(カシミール3D&GPSデータで作成)

宿泊場所「こすもす」さんです。

外見は清里風。。。内部は純和風でした。

坂を上り詰め、着々と鉄道最高点へ近づいています。

ここから、いよいよ長野県へ入ります。

到着しました。

JR鉄道最高地点にある踏切から野辺山方面を望みます。
でも、まだまだ登っているように見えますが?

気のせいでしょう!!

当会きっての鉄道マニア「hashiさん」、記念に1枚!

今回のツアーは満足でしたか?

次回は「つくばEXP」で「廃線&つくばスカイラインめぐり」ですかね?

でも、私はこの風景に惹かれます。

基本的には「山や」ですから、いまは歩けませんけど・・・

電波天文台ですね!

空気が澄んでいるので、星も綺麗に見えるのでしょうね?

あ、電波に空気の透明度は関係ないですね!

でも、八ヶ岳付近の年間日照時間は全国でも指折りの長さを誇ります。

JR鉄道最高駅「野辺山駅」に到着です。

ここから千曲川までダウンヒルが続きます。

千曲川沿いの木陰で一休み。

いよいよ、ここから「三国峠」へ向けて登りが始まります。

32年前は、この辺りは一面唐松の落ち葉で金色の絨毯を敷き詰めたようでした。

また、落ち葉の季節に訪れよう。。。

感激です!!

32年前と変わらぬ光景が飛び込んで来ました。

峠らしい形と一変する風景に感激した当時の記憶を思い出しました。

バンザイ!!

はて、この道標は何代目でしょうか?

いつのまにか、国立公園の名前も変わって。。。知りませんでした。

信州側は綺麗な舗装道路(32年前も)ですが、埼玉県側は15kmにもおよぶダートが続きます。

ここまで降りればダートももう一息。

がんばれ!!

新道から望む旧道です。

32年前はあの道をがむしゃらに下ってきました。

その、旧道も近い将来はダムの底に沈んでしまいます。

本当に、こんな大きなダムが必要なのでしょうか?

自然を残そうと国立公園の範囲を広げる一方で自然を壊しているのが現実なのです。

残念!!

では、土木工学の不合理式です。

自然美<人工美 この不合理を証明せよ!!

無理ですね。

などと思いながら今回の目的地三峰口へ。

ここからは、輪行でのんびりと。。。帰路へ。

次に、三国峠を超えるときには景観は。。。

では!!

戻る