メルヘン街道「麦草峠」
2007/8/2〜4


全コースの標高グラフ
(カシミール3D&GPSデータで作成)
 


1日目のコース(上田駅〜別所温泉〜長久保宿)
(カシミール3D&GPSデータで作成)
 

久しぶりの上田駅に降り立ちますが、こちら側の出口は初めてです。
階段の下に自転車を組み立てるには格好の場所を見つけました。

早々に組み立てて走り出すことにしましょう。

今回のコースは涼をもとめて蓼科高原ツーリングと国道第二の標高を誇る「麦草峠」超えを組み合わせてみました。

千曲川に架かる橋から別所温泉方を望むと青空と夏の雲が。。。

そうなんです、ようやく梅雨が明けたのですが。。。

このツアーの途中で台風と接触する予報になっているのです。

別所温泉の駅をみると「男はつらいよ」の映画を思い出してしまうのは私だけでしょうか?

今日の駅は七夕飾りでおめかしをしていました。

北向き観音と愛染桂を巡り本日の宿泊地「長久保宿」を目指します。

別所温泉で見かけた心落ち着く風景です。

今日は暑いのです!!

フェーン現象で長野地方の気温は35℃超!!

平井寺トンネルの手前で木陰を見つけ体温を下げるのですが。。。なかなか

しかし、トンネルの通行で冷や汗をかくかもしれませんね!

一日目の宿「長久保宿」へ無事到着。

前回の中仙道ツアーでは、笠取峠からの下りの勢いで通り過ぎてしまったのですが今回はゆっくりと散策することができそうです。

今日、お世話になる「旅館 濱田屋」さんは見るからに旅籠といった風情ですね!!

待ちにまった食事です。

ビール良し!
食事良し!
仲間良し!

ですかね!!

明日はアップダウンが続きますので鋭気を養っておきましょう!



2日目のコース(長久保宿〜和田峠〜蓼科高原〜渋川温泉)
(カシミール3D&GPSデータで作成)

中仙道で最大の難所「和田峠」を越えていきます。

前回は新和田トンネルを抜けていきましたが、今回は旧トンネルの上を越えて蓼科高原を目指します。

ここから「和田宿」です。

新和田トンネルはこの道を真っ直ぐ進みます。

今日のコースは右の旧道へと進みます。

しかも、この辺りから雨がぽっぽっ落ちてきました。

15分ほど走ってきたのですが、雨脚が強くなってきました。

しかたなく、ここで雨具の準備をして完全武装で走り始めたのですが、この後雨が降ることはありませんでした。

残念!!

旧和田トンネルの上を越えていきます。

このトンネルの先は諏訪湖の広がる諏訪の町が一望できます。

次の機会にはこのトンネルを抜けてみましょう。

八島ヶ原湿原の駐車場は満車状態でした。

観光地として整備するとどうしてもこうなってしまうのですね。

乗用車の乗り入れが禁止になった乗鞍スカイラインの立派な駐車場を思い出してしまいました。

この駐車場も将来は。。。自然は大切にしましょう!!



蓼科の高原道路を車山に向け銀輪を進めます。
もうすこし天気が良ければよかったのですが。。。
台風接近でこの状態は良しとしましょう。

この辺りが本日の最高標高、左が車山。

白樺湖に向かい爽快なダウンヒルを楽しみましょう!

ガスにけむる白樺湖の先に本日二つ目の登り、「スズラン峠」への沢筋がみえます。

先ず、降りて昼食を取ることにしましょう。

おにぎりとカップ麺では力がでませんね。

とりあえず今日二つ目のピークを踏むことができました。

今日の宿まではあと僅かです、頑張りましょう!!

信玄の隠し湯「渋川温泉」にたどり着きました。

本日お世話になるのは、「保科館」さん。

自転車は宿の自家用駐車場へ止めさせて頂くことになりました。

屋根があると心強いのです。大切な自転車ですから!!

食事はご覧のように豪華絢爛!!

ついつい、ワインも注文してしまいました。

さて、明日はいよいよ麦草峠です。アルコールエンジンで頑張りましょう。



3日目のコース(渋川温泉〜麦草峠〜佐久平駅)
(カシミール3D&GPSデータで作成)

朝から結構な勾配のメルヘン街道を登ります。

メルヘンってなんでしたっけ?

今日は、700m登るだけです、頑張りましょう!!

辛い登りもこんなに綺麗な花を見ると苦労を忘れてしまいます。

でも疲れるのです!!

麦草ヒュッテに到着しました!!

北八ヶ岳の登山基地ですね。
山登りをしているときは何度も訪れたことがあるのですが。。。

自転車でここに。。。感無量です!!

わかり易い峠の標を見つけました。

ALPS3台勢ぞろいです!!

記念に自転車が主役の写真を一枚撮影しましょう!!

ところでメルヘン街道の最高地点はここです。

さきほどのヒュッテから300mほど西に寄ったところです。

さあ、ここから海瀬まで1500mのダウンヒルです。

登山では決して味わうことの出来ないことがあります。

それは、1500mの標高差を僅か30分たらず(千畳敷ロープウエーは別)でおりてしまうため、30分前は秋、今真夏、この急激な環境の変化がたまらないのです!!

この坂を飛んでいきます。

で、ここは真夏です。

小海線臼田駅近くの空き地で昼食をとります。

ここでも、おにぎりとカップ麺でした。

佐久平へ向かう途中「旧中込学校」を見つけました。

春のツアーで「旧松本開智学校」を尋ね、冬には忘年会ツアーは毎年行っているのに尋ねたことのない「旧松崎岩科学校」を訪れることにしましょう。

無事に、新幹線で僅か1駅手前の佐久平に戻って来ることが出来ました。

Nekoyanさん  Hashiさんありがとうございました。

 

夏の間にもう一本行きませんか?

では!

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