houyhnhnmのエキセントリックらぶらぶ音声データ講座 第2回

〜 音楽CD→WAVE→MP3 〜

音楽CDは、デジタルといっても厳密に正確なコピーができるとは限りません。そこで第1回よりもリッピングの質にこだわってみます。

  1. CD→WAVE
  2. WAVE→MP3
  3. CD→MP3
  4. おまけ

の順で書きます。


1CD→WAVE

セキュアリッピング概説 http://tmkk.pv.land.to/xld/secure_ripping.html

リッパーを比較しているページ
【Exact Audio Copy】
Exact Audio Copy
独自のセキュアモードで音楽CDから正確にデータをリッピングするソフト
ディスクエラーを検出しても、最大82回まで最良の結果が得られるようデータを読み直してくれる
曲情報は
  • CDexが作るCDDBフォルダ
  • C:\WINDOWS\cdplayer.ini
と共有しておくと便利
最新版 http://www.exactaudiocopy.de/
旧版 http://www.rjamorim.com/rrw/
(日本語化 http://homepage3.nifty.com/eacj/ )
(日本語化 http://www1.bbiq.jp/file-g/eac/ )
(日本語化 http://www.studio-chappu.com/ )
(日本語化 http://sonicdisorder.net/ )
(文字化け対策 http://regseeker.nobody.jp/ )
(設定 http://musicpc.fc2web.com/ )
(設定 http://wiki.hydrogenaudio.org/index.php?title=Exact_Audio_Copy#General_guides )
(設定 http://wiki.hydrogenaudio.org/index.php?title=Category:EAC_Guides )
(注意 http://nyaochi.sakura.ne.jp/archives/2006/11/24/... )
  1. Exact Audio Copyのパッケージ・日本語化ファイルを解凍し、中にある「Japanese.txt」を「Languages」フォルダの中にコピーする。
    (それで日本語化されない場合は「EAC Options」→「General」で「Japanese」を選ぶ。)
  2. 音楽CDを入れてExact Audio Copyを起動し、「EAC」→「設定ウィザード」を実行する。
    最後に「完了」を押す前に、「設定完了!」のところで「私は上級者です。EACのすべての機能を使用します。」を選ぶ。
  3. Exact Audio Copyを起動し、
  4. Exact Audio Copyを起動し、音楽CDを入れる。
    コピーコントロールCDで曲の長さなどが正しく表示されていなければ、「アクション」→「TOC修正」→「手動TOC検出」を実行する。
    (この機能はV0.95 prebeta 4で無くなりました。)
  5. コピーしたい曲を選んで、左端のいちばん上の「WAV」ボタンを押す。

次回からは4からでOKです。


2WAVE→MP3

【Lame Ivy Frontend Encoder】
LAMEを使いやすくするソフト
http://kkkkk.net/

(他のフロントエンド http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=48796&view=findpost&p=435632 )

  1. Lame Ivy Frontend Encoder を起動して lame.exe の場所を指定する。
  2. 「ツール」→「オプション設定」の「MP3設定1」タブで好きなように設定する。
    1(高音質)
    • プリセット指定・・・FAST EXTREME
    • 「VBR」ボタン・・・オン
    • エンコード速度・・・0
    • 他は「自動」
    • 他のオプション・・・--replaygain-accurate --clipdetect(←「MP3設定2」タブ)
    2(最高音質)
    • プリセット指定・・・INSANE
    • 「CBR」ボタン・・・オン
    • エンコード速度・・・0(遅くなる)
    • 他は「自動」
    • 他のオプション・・・--replaygain-accurate --clipdetect(←「MP3設定2」タブ)
  3. メイン画面に
    • WAVEをつっこむ →「ファイル」→「エンコードモード」
      →「全曲変換開始」→ MP3に変換される
    • MP3をつっこむ →「ファイル」→「デコードモード」
      →「全曲変換開始」→ WAVEに変換される

LAMEのオプションについて詳しく知りたい場合は

などが参考になると思います。

簡単に言えば、音質順に並べるとこうなります。

  • 「--alt-preset insane」・・・最高 (MP3として使えるデータをすべて残す)
  • 「--alt-preset extreme」・・・高 (部分に応じて音質を自動で変えてデータ量を節約する)
  • 「--alt-preset standard」・・・中 (もっと節約する)

3CD→MP3

  1. 「lame.exe」を用意してどこかに置く。
  2. 「EAC」→「エンコードオプション」の「外部エンコーダ」タブで
    「エンコーダ別パラメータ」で「ユーザー定義のエンコーダ」を選び
    「エンコードに使用するプログラムをパスを含めて指定」欄でlame.exeの場所を指定し
    「追加のコマンドラインオプション」欄に例えば「%l--preset fast extreme%l%h--preset insane%h -q 0 --replaygain-accurate --clipdetect --ignore-tag-errors --add-id3v2 --pad-id3v2 --tt "%t" --ta "%a" --tl "%g" --ty "%y" --tc "%e" --tn "%n/%x" --tg "%m" %s %d」と入力して
    「高品質」か「低品質」を選び、
    「ID3タグを追加」のチェックをはずし「OK」を押す。
    • “%l”で囲まれた部分が「低品質」で使うLAMEのオプションで、
      “%h”で囲まれた部分が「高品質」で使うLAMEのオプションです。
    • オプション
      • オプションは
        固定ビットレート(CBR) 平均ビットレート(ABR) 可変ビットレート(VBR)
        -b 8 / --preset cbr 8 (--abr 8〜16 / --preset 8〜16)  
        -b 16 / --preset cbr 16 --abr 16 / --preset 16 / --preset phone  
          (--abr 16〜24 / --preset 16〜24)  
        -b 24 / --preset cbr 24 --abr 24 / --preset 24 / --preset phon+ / --preset lw / --preset mw-eu / --preset sw  
        -b 32 / --preset cbr 32 (--abr 24〜40 / --preset 24〜40)  
        -b 40 / --preset cbr 40 --abr 40 / --preset 40 / --preset mw-us  
        -b 48 / --preset cbr 48 (--abr 40〜56 / --preset 40〜56)  
        -b 56 / --preset cbr 56 --abr 56 / --preset 56 / --preset voice  
        -b 64 / --preset cbr 64 (--abr 56〜112 / --preset 56〜112)  
          -V 9 --vbr-old (65)
          -V 9 --vbr-new (65)
        -b 80 / --preset cbr 80  
          -V 8 --vbr-old (85)
          -V 8 --vbr-new (85)
        -b 96 / --preset cbr 96  
          -V 7 --vbr-old (100)
          -V 7 --vbr-new (100)
        -b 112 / --preset cbr 112 --abr 112 / --preset 112 / --preset fm / --preset radio / --preset tape  
          (--abr 112〜160 / --preset 112〜160) -V 6 --vbr-old (115)
          -V 6 --vbr-new (115)
        -b 128 / --preset cbr 128  
          -V 5 --vbr-old (130)
          -V 5 --vbr-new (130)
        -b 144 / --preset cbr 144  
        -b 160 / --preset cbr 160 --abr 160 / --preset 160 / --preset hifi  
          (--abr 160〜192 / --preset 160〜192) -V 4 --vbr-old / --preset medium (165)
          -V 4 --vbr-new / --preset fast medium (165)
          -V 3 --vbr-old (175)
          -V 3 --vbr-new / --r3mix (175)
          -V 2 --vbr-old / --preset standard (190)
          -V 2 --vbr-new / --preset fast standard (190)
        -b 192 / --preset cbr 192 --abr 192 / --preset 192 / --preset cd  
        -b 224 / --preset cbr 224 (--abr 192〜256 / --preset 192〜256)  
          -V 1 --vbr-old (225)
          -V 1 --vbr-new (225)
          -V 0 --vbr-old / --preset extreme (245)
          -V 0 --vbr-new / --preset fast extreme (245)
        -b 256 / --preset cbr 256 --abr 256 / --preset 256 / --preset studio  
        -b 320 / --preset cbr 320 / --preset insane (--abr 256〜320 / --preset 256〜320)  
        の順に下へ行くほどビットレート(1秒あたりの情報量)が高くなります(VBRのカッコ内の数字は一応の目標値なのでデータによって変わります(例1例2例3))。
        --preset voice 以下はモノラルです。
      • 原則としてVBRの音質が優れていますが、100kbps以下ではABRの音質が良いとされています。ただし80kbps未満ではCBR・ABRはあまりチューニングされていません。
      • 「-q 0」を加えると音質を上げ圧縮速度を下げます。
      • VBRモードで「--vbr-mtrh」(=「--vbr-new」)を加えると、音質を上げビットレートを少し上げ圧縮速度を大きく上げます。「--vbr-old」も「--vbr-new」も加えない場合、LAME 3.97以前は「--vbr-old」と同じで、LAME 3.98 beta 1以降は「--vbr-new」と同じです。
      • VBR・ABRモードで「-b 32 -B 320」などを加えるとビットレートの範囲を指定できます。デフォルトは32〜320kbpsです。最低ビットレートを上げても音質は上がりません。最高ビットレートを下げると音質は下がります。 http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=59917&view=findpost&p=537194 http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=79647&view=findpost&p=695279
    • ビットレート
      固定ビットレート(CBR)
      「-b n」「--preset cbr n」
      固定ビットレートを指定する(MP3は32/40/48/56/64/80/96/112/128/160/192/224/256/320)
      ファイル全体でどの部分でも同じビットレートを割り当てる
      平均ビットレート(ABR)
      「--abr n」「--preset n」
      平均ビットレートを指定する(LAMEは8〜320)
      複雑な部分には高いビットレートを割り当て、全体としては指定した平均ビットレートを維持する
      可変ビットレート(VBR)
      「-V n」
      音質を指定する(LAMEは0〜9)
      各部分に最適なビットレートを割り当て、全体としては指定した音質を維持する
      よって同程度のビットレートなら上の2つのモードより高音質になる
      (ただし、CBRでもほとんどのコーデックはフレームサイズを固定したまま音声データ量を固定せずに(ABRのように)エンコードを行うことでフレーム間でビットを分け合ってフレーム数あたりの音質を向上させているため、
      http://wiki.hydrogenaudio.org/index.php?title=Constant_Bitrate
      http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=56851&view=findpost&p=510955
      CBRの音質はサンプルによって違い、VBRよりCBRのほうが良いこともありうる。
      http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=56851&view=findpost&p=510943
      cf. http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=72651&view=findpost&p=642972 )
  3. 音楽CDを入れてコピーしたい曲を選んで、左端の上から2つ目の「MP3」ボタンを押す。

4おまけ

インターネットから曲情報を取得

  1. 「EAC」→「freedb / データベースオプション」の「freedb」タブで
    「E-Mailアドレス」欄に適当に入力して
    「Freedbサーバ」欄に「http://freedbtest.dyndns.org:80/~cddb/cddb.cgi」と入力して「OK」を押す。
  2. 音楽CDを入れて「データベース」→「CD情報取得」→「freedb」を実行する。
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