ＦＣフライハイト　チーム紹介ページ！フットサルチームへと変貌していく涙ぐましい過去の物語も記載。

当チームは、某都立高校卒業生により、結成されたチームで、１１人制サッカーチームでした。
当初は人数などもあつまらず、練習も公園を利用して、「お遊び」サッカーを楽しんだりしてました。
このころはまだチーム名も決まっておらず、ちゃんとしたチームではありませんでした。
ところが、某小学校の体育館（１１人制なのに、体育館…。）を利用して練習し始めた頃から、状況は変化。
せっかくやるのだから、チーム名を決めておこうよ、と。
小学校の教室での協議の結果、ドイツ語での言葉の意味は「自由」である事をあまり気にせず、
語呂合わせと響きだけで選んだチーム名のＦＣフライハイトは誕生しました。今から１０年前です。
ただやはりこの頃は活動事態、「なぁなぁ」で、
かくいう私も、あまり練習には参加していませんでした。

「なぁなぁ」での活動も佳境を向かえ、いよいよ練習も最低の盛り上がりを見せ始めました。
前任者のキャプテンが「いい加減」だった事もあり、状況は悪化していくばかり。
練習参加人数も３人になってしまった事もありました。
私はこの状況を変えたいと思い、キャプテンに名乗りを上げました。
某中学校のグランドを夜間に借り出してから、状況は一変します。
当時「じゃまーる」というコミュニケーション系の雑誌があったので、
駄目元でメンバー募集の記事を掲載依頼した所、
予想以上の反響！メンバー数は３０人近くにまで一気になったのです。

ただ大きな問題がありました。来て頂いた方は「競技思考」の方と「遊戯思考」の方で半分半分。
当初うちのチームは「競技思考」であった為、「遊戯思考」の方は離れていくばかり。
それに合わせ、人数減少に伴い「競技思考」の方々も次々と来なくなり、チームは崩壊寸前。
何とかチームの後輩に頼んで、練習に参加してもらい、活動は続けられました。
その後、インターネット等でメンバー募集を募り、人数は増加傾向にありましたが、
ここでもやはり「競技思考」と「遊戯思考」の人間の思いが反発。
何とかチームを再建したかったのですが、人数が集まらないのではどうしようも無く、
ずっと一緒にやってきた仲間と相談した結果、チームを解散しました。

解散当時、私は左ひざを練習中に負傷してしまい、（じつは２年後、靭帯を断裂している事が明らかに…）
大好きなサッカーが出来ない状況でした。
「怪我が完治した時に、自分はどのチームでサッカーがしたいのだろう…。」とかんがえました。
やはり苦楽を共にしてきた仲間と「楽しく」サッカーがしたい！
そう考え、
①人数が少なくても活動出来る。
②今後発展していく可能性が高い。
③男子、女子の境が無く、誰でも気軽に楽しめる。
④年齢が若干高くなってしまった（私は33歳です）私たちにでも競技可能。
という好条件を満たす、「遊戯思考」のフットサルチームとして、新たに歩み始めました。

1.「遊戯思考」である事。
　「競技思考」であるのは、大変素晴らしい事だと思いますし、真のスポーツの有り方だと思います。
　　ですが、純粋な「楽しさ」を削ってまで、スポーツをしようとは。到底思えません。
　　練習は競技思考チーム同様に真面目にやります。
　　しかし、勝利至上主義でいようとは思っておりません。
　　頑張った練習の成果の果てに楽しみが待っている、
　　私たちは、そんなチームを目指すべく、胸を張って「遊戯思考」であり続けます。
2.男女の活動である事。
　　フットサルの魅力は、その手軽さ、奥深さ、そして男女での活動があげられると思います。
　　日本のスポーツを見渡してみても、男女混合での大会が開かれる競技は、あまりありません。
　　私たちは、男女での活動に力を入れて行きます。
3.万全の準備を施す事。
　　ただ一口にフットサルをやると言っても、ボール、ビブス、練習用器具、ユニフォームなど、
　　用意しておかなければならない事はたくさんあります。
　　用具の購入費や、大会参加費用に当て、チーム全体のバックアップを行っております。
　　私たちは、万全の体制でフットサルを出来るよう、努力を致します。

よく、「全くの初心者なのですが、本当に参加してもよろしいですか？」とのメールを頂きます。
全く構いません。うちでは初心者と経験者がお互いに和気藹々（わきあいあい）と、
楽しく活動出来る、そんなチームを目指しています。
初心者の方には、それなりの苦労もあるかと思いますが、楽しく、且つ上手になれるように、
一緒に楽しく出来れば、そう考えております。

うちのチームでは、経験者の方には、積極的に初心者の方へのフォローをお願いしています。
私もそうなんですが、初心者の方へ技術指導したあと、ゲームなどで指導された点を生かしてくれた時などは、
鳥肌が立つくらい嬉しい物です。
もちろん、期待するのはそれだけではありません。
経験者の方々は、それぞれが歩まれて来たサッカーやフットサルの知識があります。
その知識を、ぜひ当チームで生かしていただきたいのです。

初心者や女子、経験者の方では、原則、練習メニューが異なります。
エンジョイという事で、終始ゲーム（練習試合）という場合もあります。
また、フットサルグランドを借りて練習を行っている場合は、
男女別で練習を１時間実施し、その後の２時間はゲームを行ってます。

新たに歩み始めてもうすぐ6年、あれからメンバー数は減ったり増えたりを繰り返しています。
東京ドーム大会に参加したり、忘年会や新年会をやったり、ゲーム大会や花火大会も企画してます。

今までチームに参加した人間の中には、協調性を持たず、
自分勝手に練習参加し、チームの雰囲気を壊してしまう危険性がある人間もいましたが、
私が率先してそのような人間は解雇してます。

純粋に練習に取り組み、参加し、楽しもうとする方々は、必ずチーム一丸となってサポートしてきました。
その結果、このチームを通じて、新たな友達関係が生まれるなど、非常に嬉しい形で結果が表われています。
（実際、我がチームからカップルが２組生まれています！）