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   少年の日に夢見た場所へ

還暦からの青春旅行

(筆者の自己紹介と旅のテーマ)

ペンネームは風太郎、
雅号は梅椿亭、迷珍亭とも書きます。
でも落語家ではありません。

  昭和12年生まれ。
還暦を過ぎれば、第二の人生。
すっぱりと仕事をやめて、晴耕雨読の生活に入りました。
三人の子供達はそれぞれ独立。
妻は先に逝き、現在は気楽なRe-single(再独身貴族)です。
気が向くままに、ふらりと旅に出ます。
海外旅行は年間4‐6回。
現在の夢は、80歳までに、80回の海外旅行をすること。
61歳から80歳までの20年間で80回なら、健康でさえあれば、
現在のペースで、エイジ・トラベラーになることが出来ます。
というわけで、
太極拳や日本舞踊を楽しみながら、健康維持に励んでいます。

現代の少年少女が、宇宙に夢を馳せる様に、
僕の少年の日の夢は、孫悟空のように雲に乗って、
地球上の秘境を駆け回ることでした。
その叶わぬと思っていた夢が、いま実現可能になったのです。
金斗雲は飛行機に代わりましたが、
ツアーに参加すれば、苦もなく秘境を楽しむ事ができます。
このチャンスを逃す訳にはゆきません。
何をさておいても、
少年時代の憧れの場所を訪ね歩くことにしました。

子供の時の夢が、少しでも実現できた、僕はまさに好運児です。
終戦の年、僕は小学校二年生。
誰もが貧しくて、海外旅行などは、夢の中の話でした。
それに、今は飛行機で、地球上のあらゆるところに行けますが、
当時は船で何日もかかりました。
ジュールベルヌの「80日間世界一周」を、
驚異の未来物語として読みました。

これは、世界の主要都市を80日間で「早回り」するという話です。
従って、南米の奥地や、アフリカに旅するなどというのは、
冒険や探検であって、全くのおとぎ噺でした。
コナンドイルの「ロスト・ワールド」や、
ハドソンの「緑の館」、
山川荘冶の「少年王者・ケニア」、
「西遊記」や「三国志」、
インカやマヤ文明の謎、アトランティスやムー大陸の謎。
そして宇宙への夢。

少年の日に、心躍らせた物語は、まだまだ沢山あります。
幸いなことに、健康と自由な時間、それに好奇心には恵まれています。
これからどんな夢が実現するのか、未来が楽しみです。

このホームページは、その旅行記のパート・ワンです。