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不明
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Photo高山祭

高山祭の屋台「三番叟」40年ぶり大修理
 岐阜新聞Web  2009年07月24日  

 春の高山祭に登場する祭り屋台「三番叟(さんばそう)」が23日、
高山市上一之町の屋台蔵で、2年がかりの大修理に向けて解体さ
れた。
 春と秋の高山祭の祭り屋台は、国指定重要有形民俗文化財。三番
叟は、毎年同祭で童子が翁の面をかぶり舞うからくりを奉納。18世
紀半ばに創建され、1837(天保8)年に現在の形に改造。
漆や金の塗り直し、土台部分の傷みなど外装と内部構造を直す大規
模な修理は約40年ぶり。
 この日は、木工、彫刻、飾り金物などの職人でつくる高山・祭屋台
保存技術協同組合の職人ら10人ほどが解体作業に取り組んだ。く
ぎを抜き、部材を一つ一つ慎重に取り外し、同組合の各専門職の
工房に運び出した。屋台は、下部を本年度中に修理し、組み直して
来春の高山祭に参加。祭り後に上部を修理し来年度中に完了する
予定。
屋台蔵
旦那屋台
五台山 大坂屋佐兵衛
鳳凰台 打保屋市郎右衛門・打保屋忠次郎・加賀屋清三郎・上木屋甚兵衛
麒麟台 老田屋敬吉(大坂屋分家)
恵比須台 滑川屋長五郎
旦那屋台
旦那屋台

豪商作成屋台

からくり屋台
4.石橋台(しゃっきょうたい)
からくり屋台
屋台彫刻
屋台名 彫物名 作者名 制作年代(和暦) 西暦
五台山 飛獅子 立川(諏訪)和四郎 天保八年 1837
麒麟台 唐子群遊 谷口与鹿 弘化二年 1845
麒麟台 籠伏の鶏 谷口与鹿
恵比須台 子連竜 谷口与鹿 嘉永元年 1846
恵比須台 手長足長 谷口与鹿
神楽台(山王) 白彫獅子・巻龍 谷口与鹿 不明 不明
石橋台 玉取獅子 村山堪四郎 慶応元年 1865
大国台 白彫獅子 土村英斎 明治十六年 1883
麒麟台 昇降竜 初代村山群鳳 大正十年 1921
龍神台 龍神 二代村山群鳳 昭和四十三年 1968
5.五台山(ごだいさん)
3.龍神台(りゅうじんたい)
山王様お膝もとの屋台。嘉永四年改修した頃「青
龍台」の台銘とした。国主金森氏が日枝神社を崇
敬すること厚く、この屋台が神社膝もとの重要地に
あったことなどから金森氏の代行として宮本(みや
もと)と呼ばれて家紋梅鉢を使用し祭事を主宰する
特権をもっていた。これは明治2年に宮本が輪番制
になるまで続いた。台形も三層で天守閣型の屋根
(入母屋造)となっており、他の屋台と趣を異にして
いる。
青竜台屋台蔵
入母屋造屋根・四輪内板車

玉と龍の爪をあらわした図案。屋台の台紋と同じ屋台にも多くの龍の図案が用いられる。

祭提灯(上三之町中組)

龍神台祭提灯「玉と龍の爪をあらわした図案」
龍人台
昭和四十三年二代目村山郡鳳により「下段の龍」
が作成。三十二条の糸を操って龍神のはなれか
らくりが演じられる。龍神のからくりは竹生島の龍
神にちなんだもの。見送りは試楽祭には望月玉泉
筆の雲龍昇天図、本楽祭は久邇宮朝彦親王新書
で明治天皇の鳳輦の裂れで表装されたものを用
いる
龍人台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・からくり

提灯の文字「徳W遍」は、“とっきあまねし”と読み
「神徳が広く輝きわたる」の意味とされる。

祭提灯(川原町下組)

青龍台祭提灯「徳W遍」
青竜台

如神在。意味は「この家に神様がいらっしゃる
のと同じである」と伝えられている。

祭提灯(川原町上組)

11.大国台(だいこくたい)
大黒台
大国台祭提灯「如神在」
寛政十一年鳳凰台組から大国天像を譲り受けて
「大国台」と改称。構造上に工夫がこらされ屋根棟
と上段の縁が違う動きをして、しなう美しさを出して
いる。大国天の人形はもとは腹中から七福神が舞
い出るからくり人形であった。中段欄間の石田春
皐作飛龍、下絵の土村英斎作獅子の彫刻が引き
立つ。毎年クジによって決められる屋台曳行順で、
この屋台の順位が高ければ米価が高く、その反対
であれば安いという伝説がある。
大黒台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車

長提灯の文字「三安佳四」は“みあかしと読む。
御燈(みあかし)「神前に供えるともし火」の意。

祭提灯(片原町組)

10.崑崗台(こんこうたい)
崑崗台
崑崗台祭提灯「三安佳四」
鍛冶屋町の暴れ屋台。笛の名手が伝統。中国に
ある金銀の産地崑崗にちなみ「崑崗台」の台銘と
した。天保年間(1830〜1844)までは中国の故事
による林和靖と唐子のからくり人形があった。棟
両端の金幣、屋根上の宝珠は崑崗が中国随一の
金銀の産地であることに由来し、金塊を現してい
る。見送り幕は中国産の刺繍、寿老と鹿である。
緋幕は嬶の褌(かかあのふんどし)と悪口もある。
崑崗台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車

提灯の文字「如神在」は“かみいますがごとし”
などと読む。上部に花飾りと傘がつく。

祭提灯(本町一丁目)

9.琴高台(きんこうたい)
琴高台
琴高台祭提灯「如神在」
名工谷口与鹿はこの組で育つ。文化十二年飛弾
の漢学者赤田臥牛が「支那列伝史」から「琴高、
赤鯉に座し来る」の故事を引いて「琴高台」と銘名
した。鯉魚と波浪を刺繍した大幕を用い、伊達柱は
黒塗地に鯉の滝昇りの大金具を打つ。欄間にも与
鹿の鯉魚遊泳の彫刻があるなど鯉づくしの意匠と
なっている。本見送り幕は徳川家十六代家達書の
琴高仙人の詩、替え見送り幕はは垣内雲りん(か
いとううんりん)の琴高仙人図である。
琴高台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・与鹿在籍屋台

長提灯の文字「献明鐙」は
けんめいとうと読んでいる。

祭提灯(上三之町上組)

恵比寿台
恵比須台祭提灯「献明鐙」
与鹿の彫刻と純金メッキの金具と長崎まで買いに
いった大幕が有名。下段の龍・中段の獅子、手長
足長像は谷口与鹿の会心作。金具の鍍金には14
Kgの純金が使用されている。見送りは 幡(はた)見
送りといわれる形式。鯉の伊達柱は藤原家孝卿の
牛車に使用されていたものである。
恵比寿台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・旦那屋台

麒麟崩しの図案といわれる。屋台の台紋と同じ。
上部には勾珠などをあしらったデザインを使用。

祭提灯(上一之町下組)

麒麟台
麒麟台祭提灯「麒麟崩しの図案」
最も派手な屋台。名工谷口与鹿の彫物「籠伏の
鶏」が自慢の傑作。文化十年、組内に金森家か
ら拝領した麒麟の香炉を保管していたことから「麒
麟台」の台銘とした。屋根飾りとして一対の麒麟を
乗せ、中段、上段の木鼻の彫刻も麒麟の意匠と
なっている。下段の唐子群遊彫刻も谷口与鹿の
作で神技といわれ屋台彫刻中逸品である。
麒麟台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・旦那屋台

花飾りをつけた傘を広げ、その下に丸提灯を飾る。
図案は鳳凰をくずしたもので、屋台の台紋と同じ。

祭提灯(上二之町下組)

鳳凰台
鳳凰台祭提灯「鳳凰崩しの図案」
麒麟台と対照的に地味だが豪華な屋台。屋根中
央部に赤木白毛の長い鉾を立て、根部に緋羅紗
の屋根覆いをまとっている。赤・黒・黄三色の大幕
はオランダ古渡りの珍しい毛織といわれる。全体に
堅牢、金具も目立たなくして木材の美しさを強調し
ている。狭い道路の通行に備え、上段蛇腹形支輪
が伸縮するようになっている。
鳳凰台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・旦那屋台

長提灯の文字「日吉宮」は“ひよしのみや”と
読み、氏神である日枝神社をさす。

祭提灯(上二之町上組)

石橋台
日吉宮「氏神である日枝神社をあらわす」
独特の屋根と伊達柱が王朝の雅を漂わせる。当
初から長唄の石橋の操り人形があった為台銘も
これに由来する。文久三年大改修したときに、旧
台を古川町に譲った。カラクリは、明治25年風紀
上よくないと中止され、昭和59年復活。重厚で調
和のとれた屋台
石橋台屋台蔵
切破風屋根・四輪内板車・からくり
春曳き揃え
修理のために解体される
祭り屋台「三番叟」=高山
市上一之町、三番叟屋台蔵
8.恵比須台(えびすたい)
2.三番叟(さんばんそう)

獅子頭の正面をあらわした図案。上部には花飾
りをつけた傘を広げている。屋台の台紋と同じ。

祭提灯(上二之町中組)

五大山
五臺山祭提灯「獅子頭の正面をあらわした図案」
屋台の王者。文化年間改修時に中国名山の五台
山の名を採り改称。朱塗り格子を透かして、回転す
る御所車が見える。獅子牡丹の刺繍幕は丸山応
挙が下絵を書き、下段の飛獅子は幕末の左甚五郎
といわれた諏訪の立川和四郎作。見返り幕の雲龍
昇天図は明治の帝室技芸員幸野楳嶺(こうのばい
れい)の原作で、京都西陣で製作。
五大山屋台蔵
切破風屋根・四輪内御所車・旦那屋台

山王側の屋台製作は八幡側に比べおよそ50年ほど遅れています。しかしながら大原騒動が
終わった頃から、上一・二之町に住む豪商が屋台つくりに力を入れだし、豊かな経済力を背
景に、豪華屋台をつくりました。いわゆる「旦那屋台」といわれるものが登場したのです。
また、五台山が諏訪の名工立川和四郎の彫刻“飛獅子”を持ち込み、それに影響され、高
山でも谷口与鹿という天才名工が生まれ数多くの彫刻をのこしました。谷口与鹿の作品は
八幡の鳳凰台を除いてすべて山王側の屋台に残されています。

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Photo高山祭
史実高山祭
高山の神社・仏閣

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豪商作成屋台

旦那屋台

豪商作成屋台

7.麒麟台(きりんたい)
旦那屋台

豪商作成屋台

6.鳳凰台(ほうおうたい)
からくり屋台

神楽の「楽」の字を図案化。丸提灯を鉄枠で軒にとめる。屋台の台紋と同じ。

祭提灯(上一之町上組)

神楽台祭提灯「楽」
神楽台
1.神楽台(かぐらたい)
参番叟祭提灯「鶴の正面を図案化」

鶴の正面を図案化。花飾りをつけた傘を広げ、
その下に丸提灯をかざる。屋台の台門と同じ。

祭提灯(上一之町上組)

三番叟
巨大な太鼓をのせた独特の屋台。いつも先頭を
行く祭礼指揮車。始めの頃は白木の枠に太鼓を
つって二人でかついだものであった。文化年間
四輪の屋台形にし、嘉永七年大改修により現台
形になった。嘉永の改修のとき、金具に一坪あた
り一匁(四グラム)の純金が使用された。
神楽台屋台蔵
屋根無 ・太鼓昇動 ・四輪外御所車
神楽台に続く上一之町の特権組の屋台。機関
樋の中を二十五条の細綱で操るからくり「三番
叟」がある。当初台銘は「恩雀」、天明年間に翁
操りを入れ「翁台」と改名、文化三年に現台銘の
三番叟となる。屋台曳行順のくじは、必ず「一番」。
神楽台についで他の屋台に先行
三番叟屋台蔵
切破風屋根 ・四輪内板車・からくり
史実高山祭
高山の神社・仏閣