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2007年2月から3月にかけて、アジアの美しさをフルスペックHDに撮影収録するために、
ホンコン、マカオ、ベトナム、バリ島を訪れました。
女性の美しさを中心に、アジア独特の美の世界を追い求めました。

          


ホンコンでは、2004年度のミスアジア・・ジェイジェイを撮影しました。
中国メインランド出身の彼女は、清楚な魅力に溢れた女性です。
笑顔とつぶらな瞳が印象的でした。

ジェイジェイは、多くのテレビ出演をはじめ、
大手旅行社のメインキャラクターをつとめるなど、
ホンコンでは人気者です。




ホンコンではもうひとり、ミュージシャンのフローレンスを撮影しました。
彼女の初々しさは、作品の中でひときわ輝いていました。






      

マカオでは、2006年度のミスアジア・・ダーシャを撮影しました。
彼女は、中央アジア出身のロシア系です。
彼女がミスアジアということに、アジアの広さを感じます。
私たちの撮影にはアジアテレビのスタッフが同行し、ダーシャへの密着取材を行っていました。



私たちもアジアテレビの取材を受け、ダーシャの魅力に
ついてなど多くの質問に答えました。
その様子は、ホンコンで二週にわたって放送されました。







         

        


2005年歴史地区が世界遺産に登録されて以来、マカオはさらなる変貌を遂げています。
かつては一社独占だったカジノは自由化になり、ラスベガスをしのぐスケールとなっています。
2006年にオープンしたマカオ・フィッシャーマンズワーフは、フェリーターミナルのすぐ傍に
広がるテーマパークです。




    

高さ338メートルのランドマーク=マカオタワー・・。
最上階のオープンエアからの撮影は爽快でした。






ホンコンのワットさん。超ベテランのコーディネーターです。
ホンコン・マカオでの撮影でお世話になりました。



照明技師の通称・・はっちゃん。ブルース・リーやジャッキー・チェンとも
仕事をしたことがあるそうです。



ワットさんの知り合いのクワン君はトロント大学へ留学中。
旧正月の帰省中に撮影を手伝ってくれました。



      

ホンコンでの撮影中、おもしろい光景に出合いました。
日曜日のこの日、フィリピンやマレーシアからホンコンにメイドやベビーシッターとして出稼ぎに
来ている女性たちが、歩道橋の上や道端に座り込んでランチボックスを広げていました。
週に一度の彼女たちの楽しみだそうです。







    

   


ベトナムでの撮影は、東洋のパリと称されるホー・チ・ミンを中心に行いました。


      

ホー・チ・ミンでのモデルはラムです。
長身の彼女は、アオザイがとてもよく似合います。


      

ラムは、ポップシンガーでもあります。
さわやかな歌声で、たくさんのCDをリリースしています。




    

ベトナム女性の命とも言われる刺繍・・。
刺繍工房では、毎朝先祖への感謝の儀式と祈りが捧げられます。
若い後継者も確実に育っています。

    




アオザイもまたベトナム女性の命であり、象徴です。

      

大きく成長したゴムの木の林の中で・・
また豊かな田園の中で、べトナムの民族衣装と女性の美しさは際立ちます。

      






    

ベトナムの農村の人は実に親切で人なつっこいです。
草を刈ってくれたり、可愛い赤ん坊が撮影を覗きに来たりしました。



    

ベトナムの照明スタッフはとてもチームワークがよく、しかもとてもおしゃれです。
日替わりでお揃いのユニフォームでした。





ハノイ在住のコーディネーターの若山 和幸さん・・通称若様。
とても穏やかな人柄です。




撮影監修のハンさんはベトナム外務省の方です。
若い頃日本に留学していたそうです。



          

今回の撮影のちょうど1年前、BS‐iの番組でホー・チ・ミンにある有名な
フォー(ベトナムヌードル)の店を撮影取材したことがあります。
1968年ベトナム戦争の形勢を一転させた、俗に言う「テト攻勢」の重要な
舞台となったフォーの店です。
1年前ここで話を聞いた革命戦士のことが気になり、再び訪ねてみましたが、
革命戦士は他界されていました。






   

      

神々の島=バリは美しいものの宝庫です。




      


自然の美しさはもとより、バリで特筆すべきは子供たちの素朴さです。
屈託なく微笑みを投げ返すバリの子供たちは、まさに天使です。

       





          

神々とともに暮らすバリの人々にとって、神に祈りを捧げる祭りはとても大切なものです。
撮影に訪れたこの日は、「満月の祭り」でした。
大人も子供もひとつになって、生きていることの感謝を神に捧げます。

     







     

     

     

バリ王族の末裔の方の配慮で、子供たちのレゴンダンスを撮影することが出来ました。
伝統がこんな風に受け継がれていくことは、とても素晴しいことだと思います。




      

バリでのコーディネーターはアクティブな女性=ミキさんです。
彼女のスタッフもまた、いつも笑顔を絶やすことのない素敵な仲間でした。




      


バリには今回4度目の訪問になりますが、ここに流れる空気は、私が知っている30年前と
少しも変わっていないように思います。
ガムランの音色と素朴な人々、そして自然への感謝と神々への祈り・・。
バリに魅せられる人の気持ちがよくわかります。