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陽光を浴び、 己の知力を出し尽くして挑む 澱みなき戦い。 月光を浴び、 己の全てを出し尽くして挑む 澱みを振り払う戦い。 「退屈させない」 という意味ではどちらも同じだけど、 あなたはどちらがお好みかしら? 「罪滅し」編で 最もインパクトのあったシーンと言えば、 間違いなくココでしょう。 個人的に尾を引いたのは 「圭一の過去」 ですけどね。 上記シーンは読後すぐに 「ひゃっほう」となるのに比べて、 「圭一の過去」は遅効性でした。 徐々に確実に気が滅入っていきました。 それも今となっては良い思い出です。 |
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心の傷を餌にして 狂気は育つ。 気がつけば、周囲を飲み込むほどに。 雛見沢の人は心の傷から 狂気が増大しますが、 大体の人は憂鬱な気分が増大するのですかね? 憂鬱な気分が増大しても 特に何も起こらない物語になりそうですな。 …結末が幸福かは微妙ですがね。 |
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膨れ上がった狂気は消えた。 罪人の少女に笑顔が戻り、 少年の勝利宣言が響き渡る。 いいの? この人達の勝利を私達は認めてもいいの? …いえ、まだ終りではない。 さあ、この物語の続きを鑑賞しよう。 「悪魔の脚本」を…。 TIPSを読む前までは ハッピーエンドのようだった「罪滅し」編。 部活メンバー全員が 公になっていない犯罪歴有りという状態での、 この終り方はどうかと思った記憶があります。 その腑に落ちなかった点を ある意味「悪魔の脚本」が解決してくれます。 因果応報という言葉の意味は この後のレナが1番実感したんでしょうね。 |