2005.3.3〜2008.3.11
“福々”ぶどう便り・バックナンバー

 福々ぶどう便り 
蓮根の穴の向こうに見えるもの

じ:「お!お!ナオ!見えるぉー、見えるぉー。ナオの将来が見えるぉー!!」

な:へぇー、じいちゃん、新年早々いいもん見たねー!
で、で、何が見えるの?・・・ねぇ?・・・なんで黙ってるの・・・(^^;

ということで、皆様、2008年も岡村葡萄園は、ブドウ作りに真剣に取り組んで参ります。

本年も、よろしくお願い申し上げます!!

■No.32 2008・1・1

 福々ぶどう便り 

ロザリオロッソの様子です。

これまでなかなか克服できなかった裂果も、今年は全く見られず、すこぶる順調に着色が進んでいます!

ヨーロッパ系品種特有の爽やかさと甘みのある品種。収穫開始は通常9月10日ごろですが、今年は、今月末にも可能になりそうです。


■No.31 2007・8・20

 福々ぶどう便り 

ハウス巨峰の様子です。

着色も9割程度進み、収穫間近です!

■No.30 2007・7・30

 福々ぶどう便り 

ただ今、ハウス巨峰の摘粒作業で、大忙しです。

今年の巨峰は、このまま行けば、大豊作になりそうです。たくさん付いた実をこの摘粒作業で30粒くらいまで間引きます。

摘粒作業はぶどう栽培の中で最も手間のかかる仕事。
1房1房、丁寧にがんばっています。

■No.29 2007・6・25

 福々ぶどう便り 

4月9日、ハウス巨峰の芽はこんな大きさです。

そして今日から芽の大きさをそろえる、芽かき作業が始まりました。

このたくさんの芽が伸びて、葉を広げ、花を咲かせ、ブドウを実らせます。収穫まであと4ヶ月。長いお付き合いの始まりです。

■No.28 2007・4・9

 福々ぶどう便り 

4月8日、庭の桜が咲きました。

昨年よりも3日早い開花。

春の訪れを実感いたします(^^)

■No.27 2007・4・8

 福々ぶどう便り 

3月26日に、無加温ハウスの被覆作業が、すべて終了しました。

被覆後のハウス内では、朝夕に、ご覧のような霧が立ちこめます。朝日や、夕日に照らされた時など、大変きれいです。

写真は、棚に種枝を結わえ付ける、「誘引作業」を行なっているところです。

■No.26 2007・4・2

 福々ぶどう便り 

2月20日、いよいよハウス張りが始まりました。と言っても、今日は我が家のハウス張りではありません。隣りの集落の小林さんの畑で行ないました。

始めた頃は、上の写真のような、一面の霧でしたが、それもやがて晴れ、暖かな良いお天気となりました。

我が家のハウス張りは3月に入ってから始まります。

      ↓「ほれ、直道!仕事せい!」
■No.25 2007・2・23

 福々ぶどう便り 

皆様、新年明けまして、おめでとうございます!

元旦の朝、新潟では、素晴らしい初日の出を見ることができました。

2007年、皆様のこの一年に、今朝の日の出のような、きらきらと輝く幸福が降り注ぎますことを、お祈りいたします。

本年も岡村葡萄園ならびに、岡村葡萄園webサイトを、よろしくお願いいたします<(_ _)>

■No.24 2007・1・1

 福々ぶどう便り 

今、岡村葡萄園で育ったピオーネが、新潟市(旧巻町)漆山の洋菓子店「グリュック」さんで、コラボレーション・スイーツへと変身を遂げております!

ご紹介ページは、こちらです。

(上の写真は、「ピオーネのタルト」。めっちゃ美味いです!)

■No.23 2006・10・5

 福々ぶどう便り 

ハウス巨峰の着色が、だいぶ進みました!遅く始まった梅雨でしたが、その分ダラダラと長引き、着色と成熟も遅れ気味でした。
しかし、ここに来て、お天気も回復し、一気に成熟が進んでいます。収穫まで、あと少し!

巨峰の生育状況は「巨峰の生育状況」で、小まめに、ご報告しておりますので、ぜひ、ご覧ください!


■No.22 2006・8・1

 福々ぶどう便り 

6月26日に始まった巨峰の着色が、順調に進んでおります。このところ涼しいお天気が続いており、それが幸いしているのかもしれません。

巨峰の生育状況は「巨峰の生育状況」で、小まめに、ご報告しておりますので、ぜひ、ご覧ください!




■No.21 2006・7・7

 福々ぶどう便り 

6月24日、キャンベルの着色が始まりました!「いよいよ収穫の季節が近づいてきたぞ!」という緊張感が湧いてきます。

そして、お待たせしておりました、2006年のご注文受付も、25日より開始いたしました。

本年も、よろしくお願いいたします!


■No.20 2006・6・25

 福々ぶどう便り 

6月7日のハウス巨峰の様子です。日ごとにはっきりと大きくなっているのがわかります。

さて、ハウス巨峰の実どまり状況がほぼ判明しました。3ヶ所ある巨峰ハウス全体では、実どまりの良かった前年と比べて50〜60%くらいのようです。

4月・5月の日照量不足が、大きく影響したのではないかと推測しています。

■No.19 2006・6・7

 福々ぶどう便り 

5月31日に撮影した、ハウス巨峰の様子です。この房は良く種が入っています。
種の入ることを、「実がとまる」と言ってますが、今年は、地域全体でやや不良です。当園の巨峰も今年は、写真のような房が勢ぞろい、というわけには、いかないかもしれません。
実どまり状況については、しっかりと判明しましたら、また改めてお伝えいたします。

■No.18 2006・6・3

    福々ぶどう便り <第17号> 

本日、2006年3月3日で、当サイトは開設一周年を迎えました!

改めて、日頃の皆様のご声援に、心より感謝申し上げます。


『ナオミチ日記』を始めてから、更新が滞りがちになったこの『ぶどう便り』も今日で一歳ということになります。

その創刊号では、ひな飾りと並んだ仁子の写真を載せました。下の写真がその時のものです。そして上の写真がそれから一年経った今朝の仁子です。

家族の愛に包まれて、この一年間で大きく成長した仁子。同様にたくさんの方々から応援していただいているHPの方はというと・・・なかなか仁子のようにぐんぐん成長するというわけにはいきませんでしたが(^^)これからも、もっともっと皆様に楽しんでいただけるように、内容の充実をはかっていきたいと思っております。

皆様、2年目もどうぞよろしくお願いいたします!

■No.17 2006・3・3

      福々ぶどう便り  <第16号> 

12月3日に2005年の収穫を全て終了しました。

今年ぶどうをお買い上げくださった皆様、そして岡村葡萄園を応援してくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました

今、岡村葡萄園では、大急ぎで剪定作業を進めています。未剪定の棚には、雪が積もりやすいのです。特に冬の初めの雪は水分をたくさん含んでいて重いので、大雪になると棚をつぶしてしまう危険性もあります。

そんなこともあって、収穫が終わっても、ブドウ畑の仕事は何かと忙しいです。

一方、野菜畑の方も大忙し。母は冬の間に食べる野菜を一気に収穫しました。大根、にんじん、白菜、ねぎ・・・これらは、一度収穫したものを、庭先に運び、砂をかぶせて保存しておくのです。

これから新潟は長い長い冬に突入します。


■No.16 2005・12・13

       <第15号> 

2005年の収穫もいよいよ大詰めを迎えました!岡村葡萄園にある一番の晩生品種、甲斐路かいじの登場です!

最近私は、この甲斐路を始めとするヨーロッパ系品種の魅力に改めて気が付きました。(当園にある品種では、赤嶺・ロザリオロッソもこれにあたります。)

その魅力とは、「皮の美味しさ」です。もちろん実だけで食べても、十分に美味しいです。特にこの甲斐路はすでに糖度が18度〜21度もあり、濃厚な甘さを楽しめる品種です。

しかし甘いだけではすぐに飽きてしまいがちなもの。そこで私は、これらの品種に特有の薄い皮と実を一緒に食べるようになりました。すると香りの幅がずっと広がり、さらに心地よい適度な渋みが口の中を爽やかにしてくれるのです。

意外なことに、普段は疎まれがちなこの渋みこそが、次の一粒への橋渡し役となって、グイグイ引っぱってくれる大切な存在であることがわかりました。

以前耳にした『かっぱえびせん』の創作秘話に、「甘いだけの味つけをしていた最初の頃は、さっぱり売上げが伸びなかったが、うす塩味にした途端に売れ出した」というのがありました。

「やめられない、とまらない」の秘密は適度な塩味だったのですね。皮の渋みもこれにそっくりだなと思いました  (^^)

当園の甲斐路も実だけで食べたり、皮ごと食べたりと、いろいろな楽しみ方をしていただいて、「食べだしたらとまらない!」ぶどうにしていただきたいと思います!

※ヨーロッパでは種も食べるそうですが、ウチにあるヨーロッパ系品種の種は大きくて、噛むと渋みと苦味が強いので、私個人の感想としては、種は出した方が美味しいと思います。私はまず一粒の上半分だけを皮ごと口に入れます。そうすると残りの実から簡単に種を取り除けます。食べ終わった後には種と軸しかのこらないので、見た目にもきれいですよ◎

■No.15 2005・10・15

       <号外>
↑↑↑↑↑↑↑↑ピオーネが赤い!↑↑↑↑↑↑
                         2005.9.15
前回のお便りからなんと、50日間も更新をサボってしまいました。皆様お久しぶりですm(_ _)m

前回は、収穫直前のハウス巨峰と高妻の様子をお伝えしたのですが、2つとも、とうの昔に収穫を終えてしまいました〜。ごめんなさい。

そんなことをしている間に季節は秋!たくさんの品種が出そろう、ワクワクのシーズンに突入です。黒、赤、緑と、様々な色が目を楽しませてくれます。

そんな心はずむ季節のはずなのに、ちょっと困ったことが起きてます。ピオーネの着色がなかなか進まずにとうとう完熟期を迎えてしまいました。

順調に色づいた房が3分の1、なんとかなるかなーという色の房が3分の1、残りの3分の1は真っ赤なまま。うーん、困った!この
赤いピオーネ、このままでは収穫を迎えずに腐ってしまいます。かなり味は乗っているのに・・・。

そこで、ちょっとした特別販売の企画を提案させていただきました!詳しくは【商品一覧・お買い物】のページをご覧ください!

(上の写真は、問題の赤いピオーネ。下の写真は、彩り豊かに出そろった、9月のぶどう各種です。緑色のは、翠峰といいます。こちらは来年から販売できると思いますので、お楽しみに!)

■No.P 2005・9・15

       <第14号>

                         2005.7.25
『“福々”ぶどう便り』も今回で記念すべき第14号を迎えました!ん?なんでこんな半端な数字がって?それは・・・岡村葡萄園の生産者番号が14番だからです!(^^)

県内の方は特にお見知りおきを!14番!JA越後中央の14番の箱にはウチのブドウが入ってますよー!(^^)

ということで、収穫を直前に控え、気分も俄然盛り上がってまいりました!今回は岡村葡萄園2005年の収穫一番乗りになるであろう2品種をご紹介!

まずは上の写真、「
高妻」!
一般にはほとんど出まわらないこの品種。人気の高いピオーネに更なる改良を加えた逸品中の逸品!現在紫色から紫黒色に変わってきているところです。これから収穫までの数日で更に濃さを増していきます。今年は今までよりも摘粒作業を早く施した分、粒は例年よりも大きめですよ!

そして、下の写真は「巨峰」!
岡村葡萄園では栽培暦も長く、最もたくさん作っている品種です。今年は雪どけが遅く、生育の遅れが心配されましたが、見事に挽回してくれました!現在順調に成熟が進んでいます。「こんなに見事な房が畑中にぶらさがったのを見るのは初めてだ」と父が言うほど、今年の巨峰の房はどれもこれも素晴らしい◎ただ残念なのが、粒が平均的に例年より若干小さめかなぁ。でもその分甘味の充実にには期待が持てますよ!

さぁ、あと10日から2週間でいよいよ収穫作業に突入!次回は見事に色づいたブドウたちと、収穫・出荷に追われる我が家の様子をお伝えする予定です!どうぞお楽しみに!

■No.14 2005・7・25

       <第13号>

                         2005.6.16
巨峰の「摘粒作業」が始まりました!ぶどう栽培において最も手間のかかる作業の一つです。

「摘粒」とは、粒の間引き作業のこと。上の写真は作業前のもの。ロールオーバーしたものが作業後の房です。かなり小さくなりますね。巨峰では約30粒に粒数をそろえます。

なぜ30粒なのか?もっとたくさんつければ、大きな房になっていいじゃないかと思われるかもしれませんね。でもこれ以上多いと、着色が悪く「赤熟れ」になり、黒くて甘い巨峰になりにくいのです。

一坪に30粒の房を15房というのが理想の数です。これより多くても時間をかければそれなりの成熟をするのですが、樹に過度の負担がかかってしまい、来年以降の安定的な生産に悪影響を及ぼす可能性があるんです。

しかし、どうしても欲は出てしまうもの(^^)。「もっと大きな房にしたい!」「もっとたくさんの房をならせたい!」という気持ちがこの作業中ずっと付きまといますが、そんな気持ちをグッとおさえて、一房一房・一粒一粒にハサミを入れています。

今が収穫前の作業において忙しさのピークかもしれません。細かな作業の連続で疲れもたまってきていますが、岡村葡萄園の皆さん、豊かな実りを心に描きつつがんばりましょう!もう一息!!

■No.13 2005・6・16

       <第12号>

                         2005.5.11
 今、岡村葡萄園は、ハウス巨峰の「花きり作業」で大忙し!頭がくらくらする〜。

巨峰の花穂は、最初、上の写真のようなダラ〜っとした形をしています。これを下の写真のように切りつめて、キリッとした形にするのが、今大急ぎでやっている作業です。

上の写真のような形のまま放っておくと、ぶどうの粒はパラパラとしか付かず、売り物にはなりません。

コンパクトに切りつめ、受精のためのエネルギーをギュッと凝縮させてやることで、はじめて皆さんの知っている見事な巨峰の房になるんですよ。

ところで、この作業、もちろん全ての花穂に施します。少なめに見積もってこのハウスだけで9万房!はぁ〜、目まいが。さらにこのハウスの他にも・・・また、目まいがしそうなのでこの辺でやめておきましょう。

この作業、腕を上にあげっぱなしで、肩や腰がとっても疲れます。おまけに細かい作業なので目もシパシパ。

5〜6月にかけて、ほとんどの品種でこの作業を行います。あぁ、ブドウって、なんて手間のかかる果物なんだろう〜。

■No.12 2005・5・11

       <第11号>

                         2005.4.25
 今回は、久しぶりに作業報告です!

 岡村葡萄園のハウス巨峰の芽も随分大きくなって、私が更新を怠けているうちに、葉・茎・花穂(花のつぼみ)がはっきりしてきました!

 今、畑ではいくつかあるハウス内の生育にあわせて、
「芽かき」と「摘穂てきすいという作業を同時進行で行っています。

 下の写真は「芽かき」の様子です。ブドウの芽は、たいてい一箇所から大小二つ出ます。それを一つにしていく作業です。

 ただ、種枝の先端部には元気の良い大きな芽が、元の方には小さな芽が出るという性質があるので、全体の生育を均等にするために、先端部では2つあるうちの小さい方を残し、元のほうは逆に大きい方を残します。

 しばらくすると、この作業で残した芽が大きくなり、花穂が現れます。これがやがてぶどうになるわけですが、あんまりつき過ぎていると樹への負担が大きすぎて、新しく生え出した枝の伸びが悪くなってしまいます。そこで行うのが「摘穂」の作業です!

 花穂も芽と同じで一つの枝に2〜3個ついています。さきほど述べたように、種枝の先端部から出た新しい枝は元気があり、元の方は勢いがありません。ですからここでも全体の生育を揃えるために、先端部は花穂を多めに残し負担をかけることで伸びを抑制します。元の方はその逆で、少なめにして勢いを出させます。

 このように、高品質のぶどうを作るためには、けっこう細かな管理が必要なんですよ〜☆

 実はこの作業、私は大の苦手!他の三人の2分の1か3分の1程度しかできないんです。困ったもんだ。一生懸命やってるんだけどなぁ。とほほ・・。

 【画像をクリック!摘穂作業の写真もあります!】
■No.11 2005・4・25

       <第10号>

                         2005.4.17

 今日は潟浦新集落の春祭り!

 集落のお宮の前には二本の背の高い旗が立ち、鳥居にかかるしめ縄が新しい物に取り替えられます。

その他は特筆すべき行事もなく、近所の人びとがパラパラと訪れてはお参りするだけの静かなお祭りです。

 お宮は静かですが・・・お祭り前日の我が家は大騒ぎ!恒例の草もち作りがあるからです。中ノ口川沿いの土手から母が摘んできたヨモギをふんだんに使った、おいっしい草もちです。

 毎年ご近所の貴婦人2・3名様に応援してもらいます。そこに母と義姉が加わる。女性が5人も集まると・・・あとはご想像におまかせいたします(;^_^A

 この日、外ではウグイスが今年初めての歌声をひっきりなしに響かせた。我が家の台所もそれにおとらずにぎやかだった。ウグイス嬢よりも若干、ほんのすこーし、極々わずかにドスの効いたお声ではあったが・・・。

 でも、私はこのあわただしい作業とおしゃべりのにぎやかさが、とても大好きです。子供の頃からずっと見続けてきた風景。

 岡村家に本当の春を運んで来てくれるのは、桜でもなく、暖かな日差しや風でもなく、このご婦人方の愉快なおしゃべりと、その楽しい会話の染み込んだヨモギ草もちかもしれません。

 できたての温かい草もちの味は格別だった。もう少しヨモギをたくさん入れた方が僕は好きだなぁ。

 来年もよろしくお願いします!
 我が家に春を届ける貴婦人方よ!

■No.10 2005・4・17

       <第9号>

                         2005.4.4

 うちのトラック。

 トヨタのハイエース、積載量1t 。

 走行距離78400km。1990年に我が家にやって来て以来、まる15年間走り続けてきた。

 年数のわりに走行距離は少ないが、出荷するぶどうを積み、堆肥を積み、ビニールを積み、あらゆる資材・道具をその荷台に乗せ、濡れた雨具を着たまま運転席に座り込む主人に不平も言わず従ってきたので、だいぶくたびれている。

 蝶つがいがゆるんで少し傾くドアには「中之口村 岡村葡萄園」の文字が、新潟市になったことなどおかまいなしに記されている。

 晴れた日には心地よい労働の雰囲気を、台風が近づいた時には不安と緊張感を、いつも主人とともに味わってきたトラック。

 農家にとってトラックは最も重要な農業機械のひとつです。でもあまり使わないトラクターや、草刈り機などのほうが目立ってしまって、注目してもらえないかわいそうな存在です。

 今日、ウィンカーの電球が一つ切れたので、自動車屋さんで交換してもらいました。こんなことでもないとトラックについて考えることなどありません。それだけ私たちの一部分になっているということなのでしょう。

 こんな夕日を背景にすると「君とももうお別れだね。よく働いてくれた。お疲れ様。ありがとう。」なんて言いそうですが、そうはいきません。まだまだ使うよ!買い換える余裕なんてウチにはないからね!

 これからも頼むよ!岡村葡萄園の看板トラック殿。

■No.9 2005・4・4

       <第8号>

                        2005.3.26

 昨夜から今日の未明にかけて、新潟ではまた雪が降りました。積雪は5〜10cmといったところでしょうか。

 今朝まだ暗いうちから、父はハウスの見まわりに出かけ、被害のなかったことを教えてくれました。(私は寝坊してしまいました m(_ _)m )。

 父はハウス張り後から収穫終了までの雪の日、強い風の日、大雨の日、いつもより早く起きて畑や周囲の様子を確認してきます。まぁ、早起きは毎日なのですが・・・。

 そういったことが、完全に体に染み付いてしまっているようです。無意識のうちに、早く目覚めてしまうのではないでしょうか。

 過去の経験がそうさせるのかもしれません。

 岡村葡萄園は、これまで幾度となく自然災害によって、大きな被害を受けてきました。ハウスの倒壊も何度か経験しています。その度ごとに父はくやしい思いをしてきたのだと思います。そして、このような習慣がすっかり身に付いたのでしょう。

 今日も、ハウスの上に雪がたまってしまい、ビニールが破れる恐れがあったので、せっかくきれいに張ったビニールですが500箇所ほど穴をあけ、排水をうながす処置に即座にとりかかりました。

 当たり前のようで、なかなかできないことだと思います。
 
 私や兄も早くそこまで到達しなければなりませんが、いつになっても遠くにしか見えない「親父」の背中です。

■No.8 2005・3・26

       <第7号>


 岡村葡萄園の所在地であった中之口村が、今日新潟市と合併しました。

 子供の頃、自分の住所を人に言ったり、手紙に書いたりする時に、「村」というのがとても恥ずかしくて嫌だったことを思い出します。「村民」ではなく「市民」になりたいなぁと、よく思ったものでした。

 ここ2・3年は反対に「
中之口!」というふうに強調する気持ちで使っていたので、今日こども時代の願いが叶うにつけて、少なからず残念な気持ちがしています。

 岡村葡萄園にとっても「村」の方がよかったかな。「〜市で育ったぶどう!」と言うより「〜村で育ったぶどう!」と言った方が、なんとなく美味しそうな気がしませんか?(笑)

 そういった理由からではないのですが、昨日から今日にかけてページ内の住所を修正しているときに、中之口という文字をどこかに残したいと思いました。

 岡村葡萄園だけでなくこの地域のぶどう栽培にとって、中之口村は大きな役割を果たしてきたと思うからです。

 「中之口のぶどう」と言ったからといって、ブランドイメージを羽織ることにはなりません。そういう産地です。

 しかし、50年間この地域のぶどう栽培を育て、見守ってきた「中之口」という文字をなくしてしまうのは、どうしても忍びない。

 そこでページ頭の NAKANOKUCHI を “NAKANOKUCHI” という引用符付きの形で残していくことにしました。

 住所は新潟市になりましたが、これからも“中之口”のぶどう・岡村葡萄園をよろしくお願いいたします!

■No.7 2005・3・21

       <第6号>


 今日は岡村葡萄園の話題からちょっと離れて、サッカーのお話を・・・じゃなかった、新潟県の農業の若い力について。

 昨日、3月17日に新潟スタジアム(ビッグスワン)で、「新潟県農業改良クラブ連盟」という集まりの総会が開かれ、私も出席してきました。

この団体、簡単に言うと、新潟県で農業に携わる
20代の人たちで構成され、農業技術の交換や、交流を目的に活動しています。

 その組織運営・活動は大変しっかりしており、最初に見たときには驚きました。

 特にその中心的なメンバーは、やる気に満ち溢れ、農業経営に真剣に取り組み、頭の回転も私とは比較にならないほど速く、しかもしゃべりが分かりやすくて上手い。(私より年下なのに・・・)

 皆、新潟市から遠い所に住んでいるのにもかかわらず、足しげく集まっては会議をしている。仕事の後なので終わるのは深夜におよぶこともあるだろう。

 「この人たちはきっと、地域の素晴らしいリーダーになってゆくのだなぁ」と平民の私は思わずにはいられません。

 この便りをお読みの皆さん、新潟の農業、これから案外良くなっていくかもしれませんよ!

 写真は、ビッグスワン。その下に先に述べた団体のリーダー・板垣君がいるので、マウスを移動して下さい。

 板垣君は神林村で米の生産と鮭の加工(?)をやってます。志の高い、素晴らしい青年です!(板垣君、宣伝したから無断掲載許してね)

■No.6 2005・3・18

    <第5号>


 昨日の 「いやな予感・・・。」、 的中!

 今日は、きのうのハウス張りの続きを行った。風が少し強かったが、なんとか張れると判断した。

 一枚目。風に仰がれ、ビニールが
アルプスの少女ハイジの広げたシーツのように膨らみ、体ごと持っていかれそうになった。昨日の2倍の時間をかけてしまったが、なんとか張り終えた。

 二枚目。風が少し弱まった。「今のうちに」とビニールを広げた時・・・突然のどしゃ降り!一度ビニールを広げてしまうと中断することができないので、雨具を着るのももどかしく、ビショ濡れになりながら続行した。

 見る見るうちにビニールの上に雨水がたまる。急いで広げようとするが、水の重みで何倍も力が要る。下で作業をしていた母も加わり、どうにか張り終えることが出来た。

 あたりまえのことですが、農業は屋外で仕事をします。その仕事の進み具合は天候によって大きく左右されます。天候の判断を誤ると、何倍もの時間と労力をかけて、いつもの半分も仕事が進まないということになります。昨日と今日は、そのいい例でした。

 午後からは天気も回復し、一番大きな巨峰のハウスにビニールをかけ終えることが出来ました。

 岡村葡萄園の皆さん、今日は大変でしたね。お疲れ様でした。


■No.5 2005・3・16

      <第4号>


 いよいよ、岡村葡萄園のハウス張りが、本格的に始まりました。

 今日は曇天・無風、最高のハウス張り日和!(晴れた日は昼頃になると地表近くの空気が温まり、気流がおきやすい。)

 前日までの3日間、冬に逆戻りしたように雪が降ったので、どうなることかと心配しましたが、終わってみれば、過去最高の進み具合。

 夕飯は晩酌付きでした。(やったね!


 ただこんなに雪の積もった中でのハウス張りは父も初めてとのことで、この一年の天候がどうなるのかちょっと心配です・・・。

 写真のモデルは父。(ビニールの下にもぐり込んで撮影しました。)腰をかがめ、両足を踏ん張った体勢です。 
 
 これがきつい。この姿勢を維持したまま、波型の針金でビニールを固定してゆきます。

 一日目は最高の出来。明日はこんなにうまくいかないだろうなぁ。

 雨雲が迫っています。時折みぞれも混じりそう。

 いやな予感・・・。


■No.4 2005・3・15

    <第3号>


 本日快晴。所々雪が融け、フキノトウが顔をのぞかせ始めた。青空に眼を転じると、ヒバリが今年はじめてのさえずりを聴かせながらホバリングしては急降下を繰り返している。「春が来たのかな」と思うと、そのヒバリのすぐわきを白鳥が何やらぺちゃくちゃ喋りながら、編隊飛行で通り過ぎるという妙な一幕もあった。季節の境い目なんだな。週末にはまた、雪が降るらしい。

 そんな中、岡村葡萄園もいよいよハウス張りに突入しました!これからは、最高で地上5メートル、高所でのちょっと危ない作業がつづきます。写真は、ハウスの上で作業をしている私から見た、地上の母。私の足もとをご覧になると分かるように、足場はスカスカです。初めてハウスの上にあがった中学生の時は、四つん這いになり、まるで身動きがとれませんでした。今でも毎年一回は足を踏み外し、強打します。そしてごく稀に落下します!でも地面に到達する前に、ぶどう棚の鉄線が張り巡らされているので死ぬことはないだろう(?)と自分を無理やり納得させて作業にのぞみます(笑)。
 今日はまだ準備段階。メインの屋根の部分を張る前に側面に張ったり、屋根に使うビニールを所定の位置に配置したりと、こまごました作業を行いました。
 これから2週間程度はこの大変な作業を、自分の家だけでなく、集落の他の農家にも出向いて行います。ちょうど機械化される前の田植え作業のようなもので、大勢で協力しないと出来ません。そういった共同作業を通して農家同士は強い絆でむすばれていきます。水や土地といった共有財産を使用する農業において、農家が互いに協力し合うことは、ごく自然なことです。
  
(新潟から春をお届け。写真上にマウスを!)
■No.3 2005・3・10

    <第2号>


 今日は日が暮れるまで、アイススケートをして遊びました!というのはウソです。いよいよ大仕事「ハウス張り」が始まりました!といってもうちの畑ではなく、近所で大規模に加温ハウスぶどうを栽培している農家の畑にお手伝いに行きました。「ハウス張り」というのは、ビニールハウスにビニールを被覆する作業のことです。今年はまだ雪が積もっていて、あたり一面真っ白ですが、この時期にハウス張りは始まります。岡村葡萄園には加温ハウスはありませんが、やはりビニールハウスの助けを借りてのぶどう栽培が8割を占めています。「え!ビニールの下でぶどうを作るの?」と、驚いたり、あるいはがっかりされたりした方もいらっしゃるでしょう。そう、ぶどうは果物の中でも一番太陽が似合いますからね。でも岡村葡萄園ぶどうの多くはビニールの下で育ちます。そして、年間約800kgのビニールを排出し、それらは専門の業者によって埋め立てられます。
 廃プラスチック・ビニールの話、農薬の話。一つ間違えば消費者との間に深い溝を生みやすいこれらの話題にも、折にふれてありのままにお伝えしていこうと思います。
 日付がとうに変わってしまっていました。本日はこの辺で。
 
■No.2 2005・3・7

    <第1号>


 朝から降っていた雪も午後にはやんで、ときおり青空も広がりました。久しぶりです。 午後からは畑へ出て、枝の「誘引」作業を行いました。枝の間隔をとりながら、ぶどう棚に配置する作業です。

)今ぶどうの芽はまだこんな感じです。(甲斐路)
)モデルは父。雪が積もっているので頭がぶどう棚にぶつかりそうです。
)モデルは兄。日光が雪に反射してまぶしいので、サングラスをつけての作業。

 二人ともピンク色のひものようなものをぶら下げてますね。これは通称バインド線といって、細い針金をコーティングしたものです。

)このバインド線をクルクルっと巻いて枝を固定します。
 以上が今日の農作業「誘引」でした!
■No.1 2005・3・5

    <創刊号>


記念すべき『“福々”
(ふくぶく)ぶどう便り』創刊号は、3月3日ということで、(ベタですが)ひな祭りの写真です。ぶどう園なのに桃の節句というのはちょっとまずかったかな(;^_^A 
 写真の赤ちゃんは仁子(にこ)ちゃんです。長男茂樹・美奈子夫婦のはじめてのこども。私(次男)のかわいい姪っ子です。本来このコーナーは農作業の様子や、畑の風景を絵日記的に綴ろうと思っていたのですが、農閑期ということで、一発目にふさわしい材料も見つからず、“ひな祭り”ということになりました。
 去年50年ぶりに我が家に生まれた女の子の赤ちゃん仁子。そして、100年近くぶどうを栽培し続けてきた岡村葡萄園。ブドウ栽培に関する話題を中心にしっかりと据えながら、私たち家族の日常のひとコマも、時々おり込んでいきたいと思います。ぶどう園と家族、そしてこのページに訪れる皆様のご繁栄への願いをひな壇飾りにこめて、『“福々”ぶどう便り』創刊といたします。
■No.0 2005・3・3