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遊びの豆知識


『海水はなぜ塩辛い』

「海水はなぜ塩辛い」って?

海水には、食塩のもとであるナトリウムイオンや塩素イオンなどの天然にある元素が溶け込んでいて、これが塩辛さの原因になっています。
地球が誕生した約45億年前の地球では、地球内部から吹き出した多量のガスの中に、水素や水蒸気、塩素が含まれていました。
地球の温度が下がりだすと、水蒸 気は水となり雨となって地上に降りそそぎ、海となりました。
塩素ガスは水にとけやすいため、海にとけこみ塩酸の海となりましましたが、長い年月の間、海中の岩石を溶かして酸性から中性に変化して現在のような海になりました。
塩辛さのもとは、大昔の塩酸の海が岩石を溶かし、その成分と塩素が結びついて塩辛くなったと言われています。

『潮汐(潮の満ち引き)』

「潮汐(潮の満ち引き)」って?

潮の満ち引きによる海水面の変化を潮汐(ちょうせき)といいます。
潮汐は天体と地球の間に働く引力と遠心力との差によって起こります。
特に月の影響を大きく受けます。
天体に面した海面は天体の引力により海水面が盛り上がり、反対側の海面は引力よりも地球と天体との公転による遠心力が強いので、海水面は同じように盛り上がり、どちらも満潮(まんちょう)になります。
太陽は月よりもはるか遠くにあるため、月の約半分の力で潮汐に影響を与えます。
満月や新月(しんげつ) の時には、月と地球と太陽(新月の時は地球と月と太陽)が直線的に並び、月と太陽の引力が重なるので、海面の変化が大きくなります。
これが大潮(おおしお)です。
上弦(じょうげん)や下弦(かげん)の半月の時には、地球から見て月と太陽は直角の方向にあり、月と太陽の引力がじゃまをするので、海面の変化は小さくなります。これが小潮(こしお)です。

『海と陸の境はどこか』

家の敷地と家の敷地の間には境があり、市町村同士の境、県の境、また国と国の境、すなわち国境ですが、このように様々な境界があります。
それでは海と陸の境はどこになるのでしょう。
この境のことを「海岸線」と言いますが、海岸線を決めるのは何なのでしょう。
海岸は常に波があり、潮が満ちたり干いたりしてますから、水のあるところと陸との境界は絶えず変わります。
そこで日本の海図では、海岸線を海面が満潮の「最高水面」(さいこうすいめん)の時の海と陸の境目にしています。
最高水面というのは、その場所の年間を通しての満潮を観察して、もうこれ以上には海水が上がって来ないであろうと考えられる海面のことです。
一方、国にとって重要な領域を決める基準となる線は、満潮とは反対の干潮(低潮)の時、即ち、もうこれ以上には海水が干かないと考えられる海面、「最低水面」(さいていすいめん)が領海を決める基準となるのです。
これを「低潮線」または「干出線」と言っています。
この低潮線と海岸線との間には、満潮の時には海になり、低潮の時は陸になる干出部があることになり、領海を決める基準線は、通常は海の中にあることになります。
このような大切な基準を決める潮の満ち干きの観測のため、日本全国の海岸に験潮所が設置されています。
新潟県の粟島には、第九管区海上保安本部が管理する験潮所があり毎日観測を続けています。



春、3月を目の前にして、日脚の伸びを実感すると共に日差しの方も日一日と強まって来ています。
風が弱まって穏やかに晴れたような日、近くの野山に出かけて、小さな春を見つけてみませんか。
野山はまだ冬枯れの状態で、一歩日陰に入れば肌寒く感じられます。地域によってはまだ雪の残っている所もあるでしょう。
でも日向に出れば温度は5〜6度も高く、太陽の温もりが伝わって来ます。日当たりの良い草むらの土手には、もうフキノトウが顔を出している事でしょう。
春の日差しを浴びて、福寿草も鮮やかな花を咲かせているかもしれません。
また普段は木の葉が生い茂って見通しのきかなかった樹林帯も、落葉樹がすっかり葉を落として明るく開けています。木の間越しからは、今まで見えなかった遠くの山や街並みなど新しい発見が出来るかもしれません。
この場所からあんな物が、と言うような発見も、今ならではの楽しみです。
ただ空気が乾いている時期ですから、野山でも火の用心だけは忘れないで下さいね。


雷に遭遇してしまった時の緊急避難

少しでも安全な場所に、出来るだけ低い姿勢で避難する。

緊急避難時の心得

樹木(小枝や葉も含めて)の4m以内に近づかない。木の側への避難は、自殺行為。

雨が降っても、絶対に傘はささない。ピッケルを頭より高く持ち上げない。
(20mの高さの差が、生死を分ける場合もある。)
釣り竿、ゴルフクラブなど長い物体は、素材に関わらず、体から離して地面に寝かせる。
ゴム長靴・ビニールレインコートを身に付けていても、少しも安全にならない。

金属類は、そのままを身につけておいても雷を引き寄せない。(※1)

身につけた金属類(ヘアピン、アクセサリー、金具付きの服・下着、カメラ、ラジオ、水筒など)に気を払うより、とにかく早く逃げる。

(※1) 金属が雷を引き寄せるため、体からはずす様に言われていたが、全くの誤りであった。落雷時に、人体より電気の流れやすい金属周辺の皮膚に軽度のやけどは負うが、雷の電流の多くが金属に流れる分人体を流れる電流が減り、生存確率は上がる。

低い姿勢を取る時は、寝そべらず、両足の間隔を狭くしてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。
(足を広げておくと、落雷時に地面を流れる電流が体を流れ、負傷する。)

落雷のあと、次の雷が落ちてこない安全時間というものは無い。(※2)
(※2) 雷が落ちた後、雷雲が電気をためるのに10秒かかり、10秒間は雷が落ちないと言われていた。しかし、これは間違いであったことが判明している。

落雷が起きる直前

地面の電位が大幅に変化するため、「口の中に鉄の味が広がり、髪の毛が逆立ち、空気が静電気を帯びたように皮膚がビリビリと感じる。」との落雷被害者の報告がある。
その際には、その場から出来るだけ安全度の高い場所へ、必ず姿勢を低くして全力で逃げる。

ちょっとしたこと
装備、衣服、テント等、の色は出来れば赤、黄色等、の暖かい色を購入しよう。
登山靴の紐が長い場合は靴紐がセットされた状態で真ん中で切断し、切断部分両方の紐をちょうどいい長さまで引っ張り、一度靴紐を結ぶ、余った分を更に切断、しっかりと末端処理をする
赤色のガムテープ(布製)を適量持って行こう。標識、テントの補修、怪我時のテーピング等、何かと便利。登山用ストックは使用しなくても、装備にあると、ツエルトのポール、怪我をした時の添え木等、便利。
ナイフやその他小物につけるひもはナイロン製のものを色分け、長さ別にして使用しよう。
防水抜群のザック使用でも衣類はビニール袋に入れよう。
小物入れ(防水の袋等)は色分けしよう。
無雪期でも、何らかの手袋(軍手等)は必ずつけよう。転倒時、藪こぎ等に便利。
冬季でもザックカバーを使用しよう。テント内の整理ようにも使え便利。
笛(お巡りさんが吹くやつ)を首からぶら下げて登山しよう。熊よけ、非常時等、役に立つ。
出来れば熊スプレーを装備に入れよう。
小型のラジオ及び非常連絡用トランシバーを装備に入れよう。雷の予知、その他重宝。(ヘットランプ以外の電池は保温力のある袋に入れ使うまで外しておこう)。
電気装備はヘッドランプ(予備電球必要)も含め電池が共通の物を選ぼう。
自作の足低板(土踏まずの部分が大きく出来ているインソールがあればベター)を装備に含めと、脚が疲れたとき、脚の内側を損傷した時に土踏まずの部分に入れると痛みがほぐれる。

作り方は、綿の靴下の中に綿、ぼろ切れ等を入れカットし縫い合わせる。


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