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呼吸との共鳴
〜心呼吸ブルーゾーン〜 |
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会社に勤めていた時に通路を歩いていると、後ろから
なんで斜めに歩いていくん?・・・と声をかけられました。
自分では、真っ直ぐ歩いてるんやけどなーと思っていて気にしていませんでした。しかし、どうも真っ直ぐ歩いていなかったようです。そして、ある時に車を駐車する際にブレーキを踏んでいる感覚なんですが、踏めていませんでした・・・。
これはおかしいなと思い、病院にいくと自律神経の問題でした。そういわれれば、アトピーは自律神経の問題があると言われていますので、ショックというより、しょうがないなーという感じでした。
アトピーと自律神経の関係は、密接に関わっていると思います。サイトや書籍でも、アトピーと自律神経に関して書かれているので見られた方は多いでしょう。自律神経の症状は、かなり多いので書きませんが、私の場合は一時的な症状というよりも感覚に表れたので大変困りました。
この症状を改善できる方法はないかなと模索していたら、以前に車で泥酔者に後ろから追突された時に、警察官の方が検査で行なっていた方法を思い出しました。泥酔者を、白線のラインを真っ直ぐに歩かせることでした。
ということは、真っ直ぐに歩く練習をすれば良いのか?と思いましたが白線のラインを引くことができませんので、家庭でも出来る方法が「心呼吸ボディチューニング」に書いた、その場で歩行の練習をする事です。
これをすると、意識的に身体を中心にしようとする力が体内で働きます。そうする事により、感覚が真っ直ぐに歩こう歩こうと日増しに強くなるようになりました。
そして、自律神経に大切なのは呼吸法です。呼吸が自律神経にもたらす影響は多い。自律神経で意識しコントロールできるのは呼吸です。この呼吸が自分を変化させてくれるのに役に立ってくれます。
呼吸と言うのは人に合わせる必要はないと、自分の経験から感じました。呼吸法でよくグループで合わせる方法がありますが、それは慣れた方々が行なう方法です。初めての方は、自分の今ある呼吸を「みつめる」だけから始めるのが良いです。
たったそれだけですが、呼吸はその時点から深くなります。呼吸を意識しただけで変化するのです。そして、呼吸を決して止めないで、ゆったりと行なってゆきます。そうすることで、セロトニンという良薬が脳内で発生しリラックスさせてくれます。
呼吸は鼻という顔の中心から入り、器官という肺にいく通路の中心を通ります。そして肺で左右に別れますが、また一つになって鼻から排出されます。「中心→左右→中心」という具合に、ここでも中心の感覚が大切になります。
仕事では、一人でアレもコレもしなくてはならなくなり外部の要求が多くなり、複合的になりました。生活や家庭では、刺激が多くなり自分を満足させる要求が高まるようになりました。器用にこなせるのですが、どこか意識が散漫になり中心から外に意識も高まり休まるところがないようになりました。そうなると休んでいても疲れがとれず充実感が薄いと感じるでしょう。
外に向いた張りつめた神経を、一度、グッと自分の感覚の中心に戻らせる必要があります。但し、身体は結果が直ぐにでる便利ロボットではありません。ゆっくりゆっくりと、押しては引いて満ちてゆく潮のような感覚で、自分にしかない感覚で埋めてくれます。
呼吸法もたくさんありますが、自分の呼吸で身体に満たすように行なうのがコツです。好みの落ち着いた音楽もあれば、昔の自分の感覚に温かくなってゆくでしょう。
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