今や国民病と言える肩こりです。厚生労働省の「国民生活基礎調査」の統計で女性は第一位。男性は第二位にあげられるほどです。
頭痛・四十肩・五十肩・しびれ・不快感・張り・不眠・自律神経・疲労など病院でドクターの診断で内科的な疾患から言われた事もあると思います。
私自身もアトピー性皮膚炎の時に、猛烈な肩こりになり不快感で、苦しくてしょうがない毎日を過ごしました。その時は、この仕事をしていなくて「肩こり」というものがよくわかつていませんでしたので、ひたすら、肩を揉む毎日でした。
マッサージというのは、筋肉の弾力性がある時は有効でとても気持ちの良いものです。マッサージする事で、血管の疲労物質を流してくれて、筋力にあった力加減で気持ちが良いと身体が安らかになります。疲労感が強い場合やリラックスしたい、老廃物を促進したい場合はとても有効です。
しかし、肩の筋肉が硬くて苦しい場合は揉んでしまうと、筋肉内部を傷めてしまってより硬くなってしまいます。そうなるといくら力をいれてもガンともしない肩になってしまいます。一時的に揉むと弛んだように感じられますが、内部を痛めているので、その時かぎりになります。そして、日に日に辛くなっていくことになります。
肩こりの原因は、病気・姿勢不良・筋肉疲労・神経・歪み・冷え・血流・ストレス・食べ物・痩せすぎ・太りすぎ・運動不足・運動疲労・筋力不足・睡眠不足・更年期・便秘・酒・煙草・服・靴などキリがありません。
肩こりの反応として、慢性疲労・自律神経・アトピー・頭痛・腰痛・膝痛・四十肩・躁鬱・冷え・猫背・姿勢不良・内臓不調など、どこかの調子が悪いと肩に表れている事もあるでしょう。
例えば、腰痛で痛いと言われる方も痛みで意識が腰にいっていますが、肩をみさせてもらうと、コリが強く表れています。
肩というのは、身体の緊張を強く表しているところに感じています。
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肩こりが注意したいのは、首と頭部に関連する筋肉や神経、上半身の問題には関係があることでしょう。私はアトピーと自律神経の際に、散々に苦労しましてかえって身体の歪みが酷くなってしまいました。肩を弛めると、顔が安らかになってホッとしたりもしますので、精神的な影響も強いところです。
これらの事より、今ある常識が正しいとは言えません。肩こりというのは筋肉を傷めているわけですから違う視点で見ないといけません。それに、肩こりだからとストレッチや無理な運動や体操も筋肉を痛めているのですから上塗りになる場合があります。
今は気軽に、肩揉みを楽しめるお店が増えましたが、それは筋肉の硬さの程度によります。肩こりでお悩みの方は、どうぞお気をつけください。
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