10 類義語テスト解答 ※印以下は、配当漢字の解説。「T配当漢字・熟語篇」で基礎知識を確認しましょう。  


1 軒昂←→旺盛※「軒昂(けんこう)」は、気持ちが奮い立ちたかぶるさま。「昂」の訓読みは、
              p46「たかぶ(る)」、
「あ(がる)」、「たか(い)」がある。
           
   
              「旺盛(おうせい)」は、活力や意欲が非常に
さかんなこと。「旺」の訓読みは、
              p45「さか(ん)」がある。



2 放念←→
安堵※「放念(ほうねん)」は、心にかけないこと、心配しないこと。
              
              「安堵(あんど)」は、屋敷を囲っている垣(かき)の中に安んずること、安心すること。
              「堵」の訓読みは、p22「かき」。



3 軽率←→粗忽※「粗忽(そこつ)」は、慌ただしいこと、軽はずみなこと。「忽」の訓読みは、
              p35「ゆるが(せ)」、「たちま(ち)」がある。「ゆるが(せ)」は、心をゆるめるさまから、
              おろそかにする意味。



4 模造←→贋作※「贋作(がんさく)」は、偽物を作ること、偽物。「贋」の訓読みは、p116「にせ」。


5 教導←→木鐸※「教導(きょうどう)」は、教え導くこと。

             「木鐸(ぼくたく)」は、古代の中国で法令などを人民に示す際、木製の舌のある鉄の鈴を鳴らしたことから、
              教え導く人の意味。「鐸」の訓読みは、p127「すず」。四字熟語にp249「一世木鐸」がある。



6 市井←→巷間※「市井(しせい)」は、古代の中国で井戸に人が集まり市ができたことから、人が集まっている所。

             「巷間(こうかん)」は、街中、繁華な通り、ちまた。「巷」の訓読みは、p31「ちまた」。



7 出奔←→逐電※「出奔(しゅっぽん)」は、逃げて跡をくらますこと。
             
「逐電(ちくでん)」は、逃げ失せて行く先をくらますこと。もとは、雷(かみなり)を追うことから
              速度の速い意味。


8 地獄←→奈落※「奈落(ならく)」は、物事のどん底の意味。梵語(古代インドの文章語・サンスクリット語)のnarakaの訳。

9 苛烈←→峻厳※「苛烈(かれつ)」は厳しくはげしいこと。「苛」の訓読みは、p97「きび(しい)」がある。

             
「峻厳(しゅんげん)」は、極めて厳しいこと。「峻」の訓読みは、p30「きび(しい)」、
             「けわ(しい)」がある。


10 矛盾←→撞着※「撞着(どうちゃく)」は、突き当たること。「撞」の訓読みは、p43「つ(く)」がある。
              四字熟語に、p270「矛盾撞着」がある。「撞著」も可。

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