12 類義語テスト解答 ※印以下は、配当漢字の解説。「T配当漢字・熟語篇」で基礎知識を確認しましょう。
1秘匿←→隠蔽※「秘匿(ひとく)」は、秘密にして隠しておくこと。
「隠蔽(いんぺい)」は、人や物が目につかないように覆い隠しておくこと。
「蔽」の訓読みは、p106「おお(い)」、「おお(う)」、「くら(い)」がある。
2横行←→跳梁※「横行(おうこう)」は、気ままに振る舞うこと、みだりにはびこること。
「跳梁(ちょうりょう)」は、はねまわること、悪者などが我が物顔にのさばること。
「梁」の訓読みに、p53「はり」、「うつばり」がある。「蔓延(まんえん)」も類義語。
3難解←→晦渋※「晦渋(かいじゅう)」は、言語や文章が難しくて意味がわかりにくいこと。「晦」の訓読みには、
p47「くら(い)」、「くら(ます)」がある。
4経緯←→顛末※「顛末(てんまつ)」は、事の初め(いただき)から終わり(末)までのいきさつ。
「顛」の訓読みは、p132「いただき」。
5周章←→狼狽※「周章(しゅうしょう)」は、慌てること。
「狼狽(ろうばい)」は、思いがけないことに慌てふためくこと。「狼」の訓読みは、
p72「おおかみ」。狼は前足二本が長く後ろ足日本が短い。狽はその逆。そのため狼と狽は、
一緒に行動しないと倒れるので、慌てる意味に使う。
6近道←→捷径※「捷径(しょうけい)」は、ちかみち。「捷」の訓読みは、p41「はや(い)」。「径」の訓読みは、「みち」。
7忠告←→諌言※「諌言(かんげん)」は、目上の人をいさめること。「諌」の訓読みは、p114「いさ(める)」。
8判然←→明瞭※「判然(はんぜん)」は、はっきりとよくわかるさま。
「明瞭(めいりょう)」は、あきらかではっきりしていること。「瞭」の訓読みは、p78「あき(らか)」。
「明亮(めいりょう)」も類義語。
9童心←→稚気※「稚気(ちき)」は、おさなげで子供っぽい様子・気分。
10沈滞←→凋落※「沈滞(ちんたい)」は、沈み滞ること、活気が無いこと。「凋落(りょうらく)」は、衰え落ちぶれること。
「凋」の訓読みは、p11「しぼ(む)」がある。
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