13 類義語テスト解答 ※印以下は、配当漢字の解説。「T配当漢字・熟語篇」で基礎知識を確認しましょう。
  

1調理←→割烹※「調理(ちょうり)」は、料理をすること。
         
          「割烹(かっぽう)」は、肉を割(さ)き烹(に)ることから、料理をすること。
          「烹」の訓読みは、p68「(に)る」。



2押印←→捺印※「押印(おういん)」は、印判を押すこと。

         「捺印(なついん)」は、印判をおすこと。また、おした印。「捺」の訓読みは、p41「お(す)」。


3傍観←→座(坐)視※「傍観(ぼうかん)」は、その事に関わらず、傍(かたわら)で見ること。

             「座(坐)視(ざし)」は、そばですわったまま見ているだけで関与しようとしないこと。
             「坐」の訓読みには、p20「すわ(る)」がある。

4豊壌←→肥沃※「豊壌(ほうじょう)」は、肥えた土壌・土地のこと。

          「肥沃(ひよく)」は、地味が肥えて作物がよくできること。「沃」の訓読みは、p61「こ(える)」がある。


5突然←→俄然※「突然(とつぜん)」は、にわかな様、だしぬけ、突如。

          「俄然(がぜん)」は、にわかな様、だしぬけな様。「俄」の訓読みは、p8「にわ(か)」、「にわか」。


6出版←→上梓※「出版(しゅっぱん)」は、文書や図画を印刷して発売。頒布すること。

          「上梓(じょうし)」は、p52「梓(あずさ)」を版木として用いたことから、図書を版木に刻むこと。
          また、図書を出版すること。

馴致←→馴擾※「馴致(じゅんち)」は、なれさせること、次第にある状態になるようにすること。

          「馴擾(じゅんじょう)」は、ならすこと。「馴」の訓読みには、p133「な(れる)」、「な(らす)」、
          「すな(お)」がある。「擾」の訓読みには、p44「な(らす)」がある。


8台所←→厨房※「厨房(ちゅうぼう)」は、調理場のこと。「厨」の訓読みには、p15「くりや」がある。
          「くりや」は煤(すす)けて黒くなった「黒屋」の意味と言われる。


9偽作←→贋作※「偽作(ぎさく)」は、別人がその作者の作と見せかけて作ること、まがいもの。

          「贋作(がんさく)」は、にせものをつくること、にせの作品。「贋」の訓読みは、p116「にせ」。


10大儀←→億劫※「億劫(おっくう)」は、「オクコウ」が転じたもので、時間が長くかかってやりきれないことから、
          面倒くさくて気が進まないこと。「劫」の音読みは、p12参照。「劫」は、梵語からの音訳語で、
          極めて長い時間を言う。「億劫」の類義語の「大儀(たいぎ)」は、めんどうくさいこと、骨の折れること。


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