解答 (※印以下は、配当漢字の解説。「T配当漢字・熟語篇」で基礎知識を確認しましょう。)
問1
ア(@ 煩悩 )菩薩 ※四字熟語の分析・解説は、p270。
イ(A 臨淵 )羨魚 ※四字熟語の分析・解説は、p273。河の「淵に臨み」「魚」が欲しいと「羨ましげに」見ているだけ。
「羨」の訓読みは、p91「うらや(む)」。
ウ(B 眉目 )秀麗 ※四字熟語の分析・解説は、p268。「眉」の訓読みは、p77「まゆ」。
エ(C 鵬程 )万里 ※四字熟語の分析・解説は、p269。「鵬」の訓読みは、p138「おおとり」。
「鵬(おおとり)」が飛ぶ「万里の程(みちのり)」。
オ(D 孟母 )断機 ※四字熟語の分析・解説は、p271。 孟子の母が孟子を戒めた故事。孟子とその母に関する四字熟語は
他に「孟母三遷」がある。テキストp271。孟子(前三七二〜前二八九)は、中国戦国中期の思想家。儒教の伝道者。
人間の本性を善とする性善説を説いた。
カ 和光(E同塵 ) ※四字熟語の分析・解説は、p274。自分の「光を和(やわ)らげ」、俗世間の「塵と同化する」。「塵」の
訓読みは、p23「ちり」。
キ 磨穿(F鉄硯 ) ※四字熟語の分析・解説は、p270。「鉄の硯」で墨を「磨り」、硯に穴を「穿つ」程に使い込むこと。
「硯」の訓読みは、p78「すずり」。「穿」の訓読みは、p83「うが(つ)」。「穿」の漢字の成り立ちは、
「穴」と「牙」からなり牙で穴を掘る、という意味を表し、他の訓読みに、「ほじ(る)」・「ほじく(る)」・
「つらぬ(く)」がある。また、穴が空いた所に足を通す意からズボンなどを「は(く)」という訓読みもある。
中国語でも「穿衣服。」で洋服を着る、という意味になる。
ク 名誉(G挽回 ) ※四字熟語の分析・解説は、p271。「挽」の訓読みは、p40「ひ(く)」。「挽回」の対義語「失墜(しっつい)」
ケ 名声(H赫赫 ) ※四字熟語の分析・解説は、p271。「赫」の訓読みは、p117「さか(ん)」。「赫々」でも可。
コ 不倶(I戴天 ) ※四字熟語の分析・解説は、p268。「倶に天を戴かず」。「倶」の訓読みは、p8「とも(に)」。「戴」の
訓読みは、p39「いただ(く)」。
問2
J カ
K ウ
L イ
M キ
N コ