9 対義語テスト解答 


   ※印以下は、配当漢字の解説。
「T配当漢字・熟語篇」で基礎知識を確認しましょう。  



1 晦日←→
朔日※「晦日(かいじつ)」は、月の最終日。「晦」の訓読みは、p47「みそか」「つごもり」がある。
              「つごもり」という読みは、「月隠(つきごもり)」の約で、月の光が隠れて見えなくなる頃を意味する。
              「朔日(さくじつ)」は、月の最初の日。「朔」の訓読みは、p48「ついたち」がある。



2 凝視←→瞥見※「凝視(ぎょうし)」は、目をこらして見つめること。「瞥見(べんけん)」は、ちらっと見ること。
              「瞥」の訓読みは、p78「み(る)」。



3 直行←→迂回(廻)※「迂回(うかい)」は、回り道をすること、ある所を避け遠回りして行くこと。「迂」の訓読みは、
                 p119「まが(る)」、「とお(い)」がある。「廻」の訓読みは、p33「まわ(る)」、「まわ(す)」がある。



4 明朗←→陰鬱※「明朗(めいろう)」は、あかるくおおらかなこと。「陰鬱(いんんつ)」は、陰気でうっとうしいこと、
              気がふさいで晴れ晴れしないさま。他に「鬱屈(うっくつ)」も同じ意味。「鬱」の訓読みは、
              P134「ふさ(ぐ)」がある。



5 聡明←→愚昧※「愚昧(ぐまい)」は、おろかで道理がわからない、世の中の動きにくらいこと。「昧」の訓読みは、
              p46「くら(い)」がある。



6 公平←→偏頗※「偏頗(へんぱ)」は、かたよること。「頗」の訓読みは、p131「かたよ(る)」がある。


7 斬新←→陳腐※「斬新(ざんしん)」は、趣向がきわだって新しいこと。「陳腐」は、ふるくさいこと。


8 進取←→退嬰※「進取(しんしゅ)」は、慣習などにとらわれず、進んで新しいことに取り組むこと。
              「退嬰(たいえい)」は、新しい事を行う意気込みが無いこと、しりごみすること。
              「退嬰」の二字熟語は、中国の春秋時代の思想の書『老子』の「気を専らにし、柔を致して、
               能く嬰児たらん(精気を専一に保って身体を柔軟にし、嬰児のようである)」からでたもので、
               嬰児のように柔らかで争うことの無い意味となった。「嬰」の訓読みには、26「あかご」がある。



9 明快←→晦渋※「晦渋(かいじゅう)」は、言語や文章が難しくて意味がわかりにくいこと。「晦」の訓読みには、
              p47「くら(い)」、「くら(ます)」がある。



10 枯淡←→濃艶※「枯淡(こたん)」は、書画・文章・人柄などが、俗気が無くあっさりとした中に趣があること。
              「濃艶(のうえん)」は、どぎつい程美しいこと。「艶」の訓読みには、p96「なまめ(かしい)」、
              「あで(やか)」、「つや」がある。

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