トップページ > 理科の部屋 >  人の消化器官へもどる > 大腸

大 腸 (だいちょう)
 大腸(だいちょう)は、大人で約1.5m程度で結腸(けっちょう)と直腸(ちょくちょう)に分かれる。小腸と大腸は右の下腹部(かふくぶ)でつながっていて、ここには回盲弁(かいもうべん)という弁があるので、いったん大腸に入った食物は小腸の方へ逆流することはない。
 大腸に小腸のような柔毛(じゅうもう)はなく、表面をなめらかにする粘液(ねんえき)が出される。終わりの直腸は不要物の排出口(はいしゅつこう)である肛門(こうもん)に続いている。

〈 大腸の役目 〉
  
大腸では、消化酵素(しょうかこうそ)は出されないため、消化の働きは行わない。かゆ状に
 なった消化物が大腸に運ばれてくると、大腸の壁(かべ)で
水分が吸収(きゅうしゅう)されて
 
固形物(こけいぶつ)になる。 
※ 上の画像はCEC、IPA「教育用画像素材集サイト」のものを利用しています。


人の消化器官へもどる