肝臓(かんぞう) |
横隔膜(おうかくまく)の下にあり、胃をなかばおおっている。赤褐色(せきかっしょく)で左右二葉に別れている。消化液の胆液(たんえき)を出す。大人で大きさは左右20p、高さ15pくらい、重さ1200〜1600グラムあり、体重の約40分の1をしめる。肝臓は、あわつぶぐらいの大きさの小葉(しょうよう)が無数に集まってできている。小葉(しょうよう)は六角柱のような形をしている。血管は小葉と小葉の間を走り、最後に小葉の中に入って毛管(もうかん)の網(あみ)をつくっている。 |
〈 肝臓(かんぞう)の働き 〉 @ 胆液(たんえき)を出す。 A グリコーゲンなどの栄養分をたくわえる。 B 有害な物質を分解して、無害な物にする。 C アンモニアを尿素(にょうそ)につくりかえる。 D 古い血球(けっきゅう)を破壊する。 |
〈 胆液(たんえき)の役目 〉 肝臓(かんぞう)から出される。 胆液(たんえき)は1日に500〜1000ミリリットル出される。消化酵素(しょうかこうそ)は ふくまれていない。水に溶けない脂肪(しぼう)を乳化(にゅうか)させ、消化酵素の働きを 助ける役目をする。 |