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 エンペドクレス (ギリシア)
   紀元前493?〜紀元前433?
 古代ギリシアの哲学者(てつがくしゃ)・科学者。

 シチリア島に生まれた。医者・宗教家・詩人として活躍
(かつやく)した。

     
                    【古代のギリシア世界】

 これまでの科学者たちの考えた説をまとめ、「万物(ばんぶつ)の根元となっているものは1つではなく、土、水、空気、火の4つである」とした。これら4つの元素は不変
(ふへん)であり不滅(ふめつ)であり、愛の力と憎(にく)しみの力の働きによって結合したり、離れたりしていると考えた。

 エトナ火山に身を投じて自殺したとされる
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