エラトステネス (ギリシア) |
紀元前273?〜紀元前194 |
古代ギリシアの地理学者 北アフリカのキレネに生まれる。アテネで学問に励む。プトレマイオス2世にまねかれてアレキサンドリアへ行き、40歳で国立図書館の館長となった。地理・天文・数学・哲学(てつがく)・詩など多くの分野で活躍(かつやく)した。地理学では特にすぐれ、「ゼオグラフィカ」3巻を書き、地理学を成立させた。 【古代のギリシア世界】 さらに、緯度(いど)や経度(けいど)にもとづく世界地図を作製した。地球は丸いと考え、シエナとアレキサンドリア間の距離(約900km)を測定して、初めて地球の赤道の周囲を計算して約4万5000km(実際は4万70km)という近い値を出したと言われる。 |