【故事成語(こじせいご)】

    
漁夫の利

【読み方】

    
ぎょふのり

【意 味】
   
二者がお互いに争っているすきに、第三者がもうけや利益を
    横取りすること

   
【由 来】
   
蘇代(そだい)が燕(えん)の国の恵王(けいおう)に語った話による。
    はまぐりが口を開けているとしぎという鳥が来てはまぐりに食いつい
    た。一方ではまぐりは自分の口を閉じてしぎのくちばしをはさんだ。
    こうして、はまぐりとしぎがお互いに放そうとせずに争っている間に、
    漁師があらわれて、簡単にはまぐりとしぎを捕まえてしまったというこ
    とから、この語ができた。
                                        (戦国策)

【備 考】



この時代のころ


































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