【故事成語(こじせいご)】

    
牛耳を執る

【読み方】

    
ぎゅうじをとる

【意 味】
   
 団体や集団のリーダーになること。

   
【由 来】
   
昔の中国では、各国の国王が集まってお互いが信頼しあい同盟を
    結ぶ時、牛の耳を切り、その血を飲む習慣があった。その耳を切り
    取る役目は各国の国王の中で最も地位の高い強国の国王が行っ
    ていたことからこの語ができた。
                                         (左伝)


【備 考】
     現在では「牛耳る(ぎゅうじる)」と言って使っている。

      

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