【故事成語(こじせいご)】 鶏口となるも牛後となるなかれ |
【読み方】 けいこうとなるも ぎゅうごとなるなかれ |
【意 味】 大きい団体の配下として服従(ふくじゅう)しているよりも、独立した 小さいの団体の長である方がよいということ |
【由 来】 戦国時代、秦(しん)の国が強くなり、他の国を圧倒しつつある 時に、蘇秦(そしん)と言う人が韓(かん)・魏(ぎ)・趙(ちょう) 楚(そ)・斉(せい)・燕(えん)の六か国の王に、秦(しん)に従う のではなく、独立した一国の王として連合して秦(しん)に立ち向 かうべきだと唱えたことから、この語ができた。 (史記) |
【備 考】 蘇秦(そしん)(?〜317) 戦国時代の縦横家(じゅうおうか) 強国の秦(しん)の国に対抗(たいこう)するために、六か国で 連合して同盟するべきだと唱え、各国の王に説いてまわった。 この作戦を「合従策(がっしょうさく)という。 |