【故事成語(こじせいご)】

    
虎穴に入らずんば虎児を得ず

【読み方】

    
こけつにいらずんば こじをえず

【意 味】
   
危険をおかさなければ、大きな成果は得られない。

 
【由 来】
   
漢(かん)の国の武将の班超(はんちょう)が軍を率いて西域
    (せいいき)に送られた。西域の国では手厚く接待されていた
    のに、ある日を境に冷たくされるようになった。調べてみると、
    漢(かん)の国の敵である北方の匈奴(きょうど)の国の使者
    が来ているためとわかった。班超(はんちょう)は、「虎の穴に
    入らなければ、虎の子をとらえることはでない。」といって部下
    を励まし、匈奴(きょうど)の軍の中に突撃(とつげき)をし、全滅
    (ぜんめつ)させたことから、この語ができた。
                                     (後漢書)
                                      

【備 考】



この時代のころ















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