【故事成語(こじせいご)】

    
桃源

【読み方】

    
とうげん

【意 味】
   
今住んでいる社会の悩みや心配ごとからはなれた別の天地のこと

   
【由 来】
   
晋(しん)の時代のこと。武陵(ぶりょう)のある漁師が川をさか
    のぼっていくと、桃の花の咲く林に出た。さらにさかのぼると、
    思いがけない別天地にたどり着いた。そこには、戦争もなく、
    幸福にくらせる生活があった。後日、もう一度、漁師はそこに
    行こうとしたが、とうとう見つからなかったという。このことから、
    この語ができた。
                          (桃花源記 とうかげんき)

【備 考】



故事成語のいちらんにもどる