【冬のころの天気の変化】
冬には、ロシアのシベリアに高気圧、日本の北東海上のオホーツク海に低気圧がある。このような気圧配置を西高東低(せいこうとうてい)という。大陸のシベリア気団の勢力が強くなり、シベリア気団から寒冷な北西の季節風(きせつふう)が吹く。 ※ 北西の風 … 北西の方向から吹く風 この季節風は日本海をこえるときに水蒸気(すいじょうき)を多く含み、日本海側の東北地方に雨や雪を降らせることになる。一方で、山をこえた太平洋側や関東はからっ風が吹き、空気が乾燥(かんそう)することになる。その結果、晴れてかわいた天気の良い日が続くことになる。 |
〈 冬の実際の天気の変化 2月4日〜2月5日まで 〉
〔雲画像〕 シベリア大陸から北西の季節風が吹いていて、その風に乗って、日本海上に北西から南東に向かって雲のすじができていることがわかる。 |
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〔アメダス〕 雨や雪は、東北地方の日本海側に多く降っていることがわかる。 反対に、東北地方の太平洋側や関東地方には雨や雪が降っていないことがわかる。 |
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〔天気図〕 ロシアのシベリアに高気圧、オホーツク海に低気圧があり、西高東低(せいこうとうてい)の気圧配置になっている。典型的な冬の季節配置である。 日本付近で南北に等圧線(とうあつせん)が走っている。 |